自宅から2kmくらいのところに「常泉寺」というお寺があり、ここに、姜大興(カン・デフン)さんという方のお墓があります。
そのことを知りながら、こんな近くにあるのになかなか訪ねることができなかった。
最近、夫婦でよく歩くようになったので行ってきました。
1923年9月1日の関東大震災が起きたあと、多くの朝鮮人の方等が襲われ犠牲になった事件がありました。
その中の一人が姜大興さんで、このお寺の近くで亡くなり、ここに眠っています。
具体的な内容が書かれているブログがありました。
祖父、父から今に受け継ぐ朝鮮人殺害の歴史を聞く(暖かさと希望を届けたい)
関心のある方はこちらのサイトを...
* * *
同じく常泉寺。
ある軍人さんが終戦後の9月、広島市内で親戚の家の地下にまだくすぶっていた(原爆投下による)火を懐炉に移して持ち帰り、「長崎の火」と合わされ、ご縁があってここに灯され続けているとのことです。
とても貴重なものだと思います。
恨み、怒りの火が、時がたって平和を願う火に変わったことはよかったのかなと思いました。
”広島の原爆による火”は、ほかにも何か所かのお寺などに分燈(分灯)されているそうですが、終戦から(原爆投下から?)灯され続けているのは、唯一、八女市星野村でだけとのことです。
ちょっとわかりにくいのですが、広島では「平和の灯(ともしび)」が1964年から点灯され続け、長崎では「長崎誓いの火」が1988年から毎月9日に点火されているそうです。
「広島の灯」の火種は、原爆の火ではなく、”全国12宗派からの「宗教の火」、全国の工場地帯からの「産業の火」から”採火、(Wikipediaより)、「長崎誓いの火」の火種も原爆の火ではなく、ギリシャ・オリンピアの丘の聖火から採火されたものだそうです。(上記サイトより)
(”長崎の原爆瓦の火”について検索してみたのですが、詳細はわかりませんでした。)
【常泉寺】
埼玉県さいたま市見沼区染谷3丁目242
さいたま市立片柳図書館(片柳コミュニティセンター)南側
駐車場あります(10台程度)
アクセス:https://www.navitime.co.jp/poi?spt=00011.020356433
(画像の上が北)
(お墓の場所は、お寺の区画整理などで変わることもあるそうです。)
「原爆の残り火を59年間守り続けてこられた山本さん亡くなる」
* * *
(おまけ)
自宅の近くでは、子どもの日前になると田んぼの側の用水沿いにこいのぼりを飾り、イベントが開かれます。
そのことを知りながら、こんな近くにあるのになかなか訪ねることができなかった。
最近、夫婦でよく歩くようになったので行ってきました。
1923年9月1日の関東大震災が起きたあと、多くの朝鮮人の方等が襲われ犠牲になった事件がありました。
その中の一人が姜大興さんで、このお寺の近くで亡くなり、ここに眠っています。
具体的な内容が書かれているブログがありました。
祖父、父から今に受け継ぐ朝鮮人殺害の歴史を聞く(暖かさと希望を届けたい)
関心のある方はこちらのサイトを...
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同じく常泉寺。
ある軍人さんが終戦後の9月、広島市内で親戚の家の地下にまだくすぶっていた(原爆投下による)火を懐炉に移して持ち帰り、「長崎の火」と合わされ、ご縁があってここに灯され続けているとのことです。
とても貴重なものだと思います。
「常泉寺「広島・長崎の火」のいわれ 一九四五年八月、第二次世界大戦は最後に核戦争となり、広島と長崎は人類史上最初の犠牲者になりました。一瞬にして二十万人近くの生命が奪われ、今なお放射能で多くの人が苦しんでいます。 福岡県星野村の山本達雄さんは、軍人として広島市内に入り被曝しました。同時に、書店を経営していた叔父さんを探しましたが、消息はわからず、焼け跡の地下の書庫にくすぶっていた火を形見の火として懐炉に移し、故郷の星野村に持ち帰り、広島を地獄におとしいれた恨みの火、怒りの火として灯してきました。この「広島の火」は、村長の提案により後に、核兵器のない平和な世界を呼びかける火、日本国憲法の心の火として星野村に灯されています。 一九八八年、「広島の火」は、長崎の原爆瓦から採火された「長崎の火」と合わされて、全国を巡る平和行進の先頭に掲げられ、ヒロシマ・ナガサキアピール署名とともに、弟3回国連軍縮特別総会に届けられました。埼玉県にきた「長崎の火」は、新潟県長岡を行進中にもらい受けた「広島の火」と合火して県内を行進しました。その後、原水爆禁止埼玉県協議会の依頼で、常泉寺の小山元一住職が灯し続け、毎年「広島・長崎の火」を囲むつどいが開催されています。 この火を永遠に灯して、核兵器と戦争をなくす被爆者と日本国民の願いを語り広げるため、この地に「広島・長峰の火」モニュメントを建設しました。 二〇〇七年九月二日 さいたま・常泉寺「広島・長崎の火」モニュメントをつくる会」 |
恨み、怒りの火が、時がたって平和を願う火に変わったことはよかったのかなと思いました。
”広島の原爆による火”は、ほかにも何か所かのお寺などに分燈(分灯)されているそうですが、終戦から(原爆投下から?)灯され続けているのは、唯一、八女市星野村でだけとのことです。
ちょっとわかりにくいのですが、広島では「平和の灯(ともしび)」が1964年から点灯され続け、長崎では「長崎誓いの火」が1988年から毎月9日に点火されているそうです。
「広島の灯」の火種は、原爆の火ではなく、”全国12宗派からの「宗教の火」、全国の工場地帯からの「産業の火」から”採火、(Wikipediaより)、「長崎誓いの火」の火種も原爆の火ではなく、ギリシャ・オリンピアの丘の聖火から採火されたものだそうです。(上記サイトより)
(”長崎の原爆瓦の火”について検索してみたのですが、詳細はわかりませんでした。)
【常泉寺】
埼玉県さいたま市見沼区染谷3丁目242
さいたま市立片柳図書館(片柳コミュニティセンター)南側
駐車場あります(10台程度)
アクセス:https://www.navitime.co.jp/poi?spt=00011.020356433
(画像の上が北)
(お墓の場所は、お寺の区画整理などで変わることもあるそうです。)
「原爆の残り火を59年間守り続けてこられた山本さん亡くなる」
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(おまけ)
自宅の近くでは、子どもの日前になると田んぼの側の用水沿いにこいのぼりを飾り、イベントが開かれます。