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おべんとう&フリー素材

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ピースリーディング

2008-11-04 12:22:54 | 世の中のいろいろ
昨日は文化の日でした。
1946年に日本国憲法が公布された日、なんですよね。

そして半年後に施行。

日本国憲法の公布と施行

”日本国憲法が平和と文化を重視しているということで、
1948年公布・施行の祝日法で「文化の日」に定められた。”
Wikipedia

1946年に公布、1948年に祝日になった。
1947年の11月3日は、何の日だったんだろ?(笑)



  



非戦を選ぶ演劇人の会
ピースリーディング
という演劇があることを知りました。

興味深いのは、”台本”を公開していることです。

しかも、出典さえ明らかにすれば、台本をアレンジして、
演劇で自由に使って、メッセージを広めてください、という形をとっているんです。
(詳細はこちら→「台本公開」にあたって



  



8月に行われた、
非戦を選ぶ演劇人の会 ピースリーディングvol.10
「9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…」

単純には分けられないのですが、大きく分けると
憲法9条を「変えたくない派」と「変えたい派」、

どちらも「平和を願っている」からややこしいし、
もちろん考え方や価値観はいろいろあるべきだと思いますが、

「言いくるめられたり、ごまかされたり」して、
答えを出すことになってはいけないと思います。

『伊藤真のけんぽう手習い塾』でも学んだ、
憲法は「私たちが国(の権力)に対して歯止めをかけるもの」
という視点を忘れずに考えていけたらと思います。



  



「非戦を選ぶ演劇人の会」のサイト上に、
”これらの台本の構成者及び作者は、
多くの人にこの内容を広めたいという意図のもとに、
著作権を放棄しています。”
とあるので、

何回かに分けて、台本を元に私なりに
内容を紹介したいと思います。

もちろん直接台本を読んでいただいても(^_^)v
台本→9条を守りたいのに口ベタなあなたへ...(doc.ファイル)


★以下、内容です。エントリーしたらリンクします。
『9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…』より(11)≪平和への道≫
『9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…』より(10)≪9条と外交≫
『9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…』より(9)≪テロを引き起こす原因≫
『9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…』より(8)≪9条変えて普通の国に?≫
『9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…』より(7)≪もし9条がなかったら≫
『9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…』より(6)≪9条やめますか?それとも、ビジネスやめますか?≫
『9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…』より(5)≪私たちを守ってくれるのは≫
『9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…』より(4)≪国際貢献って?≫
『9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…』より(3)≪9条と日米安保≫
『9条は守りたいのに口ベタなあなたへ…』より(2)≪日本国憲法はアメリカの押し付け?≫
『9条を守りたいのに口ベタなあなたへ…』より(1)≪戸締り論≫



  


余談ですが、ピースマーク「」の由来を初めて知りました。
手旗信号をデザインしたものらしいです。
平和のシンボル(「ブログはれ、のちくもり」)
ピースマーク(Wikipedia)

マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』【最終回】

2008-10-08 18:32:58 | 世の中のいろいろ
最終回 信頼関係の先に。9条を持つ日本の進むべき道
が更新されています。(2008/10/01UP)


”侵略戦争”だけがいけないのか?



伊藤氏は

”侵略戦争であろうと自衛戦争であろうと、

正義の戦いであろうとなんであろうと

戦争そのものが人間のやってはいけないことだ

という教訓を導き出さなければいけない”

と言っています。



今の憲法9条を守ること、

侵略戦争を反省し、被爆国としてできることは、

そういうことだと、思います。

................................................

「伊藤真のけんぽう手習い塾」は、今回で最終回です。

計73回の伊藤氏の”講義”を受けて学んだことは、
日本国憲法は権力(国)に対する歯止めだということ、
武力の強化が平和に繋がるというのは説得力に欠けること、
「自衛のための戦争」を認めることは、結局なんでもありの戦争に連鎖していくこと、
人を裁くことは、被害者か加害者かの立場によって大変難しいこと、
日本国憲法の誕生の真実、
非暴力による抵抗の具体例、
などなど・・・

まだまだわからないことだらけですが、
考えるきっかけをもらいました。

このあと、「教えて塾長!伊藤真のQ&A」という新しいコーナーが始まるそうです。

マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』【72】

2008-09-13 08:45:53 | 世の中のいろいろ
第72回 テロとの戦いと非暴力防衛への共通認識
が更新されています。(2008/9/10UP)

”日本はテロ特措法によって参戦している”
”給油延長によって、いよいよ日本人もテロの標的になる”
”米国が本気で地域の紛争解決のために戦っているのではない”
”米国の国益のためにイラクやアフガニスタンを支配したい。
軍需産業を維持するために戦争を続けたいというのが本音なのでしょう。”
”そもそも地域の安定や紛争解決を望んでいないのですから、
戦争が終わるわけがありません。”

え~ (((@o@;))) マジで。



だからこそ、武力が無意味だとわかっているなら、
罪のない命をこれ以上犠牲にしないために、
“非暴力防衛”を現実にするためには・・・

”どのような戦争であっても、そこにはなんらかの目的がある”

だから、その目的が達成できないように邪魔をし、
武力行使の意欲を失わせるような非暴力での手段を準備する。

知恵比べ・・・?そんなことができるのかな?



そのためには、私たちの共通した認識が必要、

”防衛の目的は、そこで生活する市民の具体的な生命と財産を守ること”

”国家よりも市民一人一人の方が大切だという
価値観を共有できなければ成り立ちません”

伊藤氏が何度か言っているように、
占領=本当の意味の敗北ではない
という発想の転換のような?
→第71回「非暴力防衛の事例を検証する」最後のほう
”領土の防衛に固執することなく、
占領支配という敵の本来的な目的に対して、
非暴力防衛の手段は一定の効果をあげることができます。
支配者の権力は、究極的には、その支配する民衆からの
支持に依存しているからです。”


”被害を最小限にすることが重要であると冷静に判断できる知性も必要”

占領をチャンスと捉えるくらいの発想かな。

完全にヒトゴトだけど・・・(>_<)



伊勢崎賢治氏の名前が出てきました。

こういう人をすごい人と言うんじゃないでしょうか。


日本主導でアフガニスタンのDDRを行い成功させた。
”日本のダメなところは、武装解除を主導して成功させたのに、
それをアピールしないんですよ。
現地政府国防省の首脳部の人事にまで介入して、
軍人組織を解体したんですよ。
さらに武器を回収して、整備までして新しい国軍を作ったんですよ。 
それを日本の血税を使ってやったんですよ。
しかも自衛隊を使わずに。そういうことをみんな知らないでしょう? 
だから国益になってないんですよ。
そういう意味では失敗だったと思ってるんですけどね。”


(ーー: シラナカッタ

でも命懸けなんかじゃないそうです。
それに、ボランティアでもない。
生活していくために仕事としてやっていると。

DDR って?((転職コラム 魂の仕事人 伊勢崎 賢治 其の二)より)
”最初のD。武器を捨てさせること”
”2番目のD、動員解除とは軍事組織を完全に解体すること”
”最後のR。元兵士の社会復帰、もしくは社会再統合作業”

戦争を終わらせたらご褒美・・・?

”でもね、このDDRの最後のR=恩恵を前提に話をしてはいけないと思うんです。”

やった者勝ちになってしまうから、だそうです。



それから気になる言葉が。

”東チモールのときもそうだけど、
日本は今、国際協力しようというときに、
すぐ大量に自衛隊送るじゃないですか。
津波が起これば自衛隊、地震が起きれば自衛隊っていうふうに。
小泉政権になってからそういう流れになってますよね。
これは非常に間違ったことです。”
というくだり。

其の三の最後を読んでいただければわかるけど、

アメリカは別として、先進国はもっと頭を使うんだとか、
アジア近隣諸国に対する示威行為とか、
日本国内の右傾化した人たちが喜ぶから、とか・・・

これらが真実なら本当に、いったい日本は何やってんだろう?って。
そして、その一員の私たちって・・・

おっきなため息ついてしまう。

マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』【71】

2008-08-29 11:57:10 | 世の中のいろいろ
第71回 非暴力防衛の事例を検証する
が更新されています。(2008/8/27UP)


今回、もっとも興味のある非暴力による抵抗についてですが、
北京オリンピック開催と同時に起きたグルジア紛争(南オセチア紛争)について、
わかりやすく解説されてます。

+++++

グルジア・・・西アジア北端、南カフカース地方に位置する共和国
南オセチア・・・グルジアの行政区画でのシダカルトリ地区とその周辺

”旧ソ連から独立した後も、グルジアはアブハジア自治共和国、
アジャリア自治共和国、南オセチア自治州という
民族独立とナショナリズムの火種を抱えた国で
地域紛争が絶えませんでした。”

グルジアはもともと反ロシア的だったため、
ロシアはグルジアの勢力を弱めるために、
南オセチアの分離独立運動を支援
していました。”

”他方、グルジアはカスピ海の原油を黒海に送るパイプラインを押さえているため、
そこに魅力を感じる欧米諸国と接近しました。”

ロシア 対 欧米

”国際的にはグルジアの領土ですが、
1992年から事実上独立状態にあった南オセチア自治州
グルジアが8月7日、軍事侵攻し市街地を攻撃しました。”

”それに対してロシアが南オセチア自治州を支援する形で
グルジア軍と衝突したのです。”

+++++

”今回は自治州の独立併合問題ですが、
事実上独立している南オセチア側からみれば、
これは外敵に対する自衛戦争とみてよい状態”

そういうことなのか・・

”結局はフランスの仲裁によって両軍とも撤退”したそうですが、
南オセチアの何の罪もない一般市民がたくさん犠牲になったそうです。


軍事的方法によっては問題を解決できなかったのです。


「非暴力による抵抗」について、
実際に効果のあった事例が紹介されています。

第62回でも書かれているように、占領されること=敗北ではない。
そこから非暴力で抵抗することに大きな意味がある。

暴力以外の形で何かしらの「抵抗する姿勢」を貫く、ということですよね。

”支配者の権力は、究極的には、
その支配する民衆からの支持に依存しているからです。”

抵抗し続けることだって命がけですが、
興味深い方法であることは確かです。

マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』【70】

2008-08-11 20:05:01 | 世の中のいろいろ
第70回 世界の核廃絶向けて
が更新されています。(2008/8/6UP)


伊藤氏曰く
”イラク、アフガニスタンでは軍事力によって解決できなかった。
軍事力は無力なのだから対話の道を選ぼうとするのが分別ある
人間の選択だと思うのですが、そうではなく、
逆に通常兵器が無力なら核を使おうと考える人たちがいるというのです。”

まさに暴力の連鎖です。
こうなることは想像がつくはずです。

なぜなら、人間は弱いからです。

私たちは、それに早く気づかなければいけないんです。

「過ちを繰返さない」ためには、勇気を出してそのことを自覚して、
みんなで力を合わせて行動に移さなければいけない、と思います。

........................................


「平和は暴力では築けない」「戦争で人間性が失われる」
福岡市 イラク戦争従軍の元米兵(西日本新聞) - goo ニュース


”「平和は暴力(戦争)では築けない。憲法九条の理念を世界に広めたい」”
元米兵アッシュ・ウールソン氏のことば。

できることなら、もっともっとこういった話が聴きたいです。
昔の話じゃない、今現在の生々しい声です。


東京でもアッシュ・ウールソン氏の講演が聴けるようです。
「反戦イラク帰還兵の会(IVAW)アッシュ・ウールソンさんに聞く
私が見たイラク戦争」講演会ご案内

(今とこれからを考える一滴の会)

マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』【69】

2008-07-22 17:30:49 | 世の中のいろいろ
第69回 自衛隊のための地位協定
が更新されています。(2008/7/16UP)

「地位協定」については、
双方が自分たちを守ろうとするのだから、
当然矛盾が生じてしまうわけですよね。

ただ、前回にも書いた日米地位協定Q&Aと読み比べると、わからなくなってしまう。


伊藤氏曰く、
”イラクおよびアフガニスタンにおける地位協定は、
自衛隊員の権利義務に関わる重大な内容をもつ条約であること、
民主的コントロールがすでに及んでいるとはいえないこと、
国際刑事裁判所ローマ規定との整合性をはかる必要があること、
の3点から、国会の承認が必要な条約であると考えるべきです。”

”イラク、アフガニスタンへの自衛隊派遣の違憲性
それ自体をまず多いに議論しなければなりませんが、
それと共に、こうした地位協定への国会の承認を通じて、
国民がこの問題について主体的に考え、
意見を述べる機会を得てこそ民主主義国家といえるはずです。 ”

この2点は、確かにその通りだと思いますが。

マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』【68】

2008-07-03 16:34:12 | 世の中のいろいろ
第68回 2つの主権を考える
が更新されています。(2008/7/2UP)


ちょっと米軍に対して表現が過激すぎる気もするけど。


「地位協定」・・・


日本は、アメリカの前では何も意見できない、というのは本当?

そんな理不尽な。



でも、
日米地位協定Q&A を見てみると、

米軍の公務執行中の行為に対して日本の法律が適用されないのは、
地位協定によるものではなく、一般国際法上によるもの。
同じく一般国際法上では、米軍や米軍人は、
日本の法律などを尊重しなければならない義務があり
日米地位協定でもその規定がある・・・って書いてあるけど。
問3: 米軍には日本の法律が適用されないのですか。


ただ、”特定の分野の国内法の適用を除外するとの
日米地位協定上の規定がある場合を除き”

この部分気になるけどね。



あ~よくわからないです。

マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』【67】

2008-06-17 17:13:36 | 世の中のいろいろ
第67回 憲法9条愛国主義
が更新されています。(2008/6/11UP)

婚外子 国籍法規定は違憲 国に法改正迫る 最高裁大法廷判決(MSN産経ニュース)
参院がアイヌ民族決議を採択(MSN産経ニュース)

本当に日本は、多様な価値観を持てる国になりつつあるのでしょうか。

もしそうなら未来は少し明るいですね。

時間がかかっても、亀の歩みでも・・・前進あるのみ・・・

マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』【66】

2008-06-06 18:05:53 | 世の中のいろいろ
第66回 地方自治と平和
が更新されています。(2008/5/28UP)

地方自治権・・・
”国会がある地方に不利益になるような法律を作るときには
もっとも利害関係のある地域住民の賛成がなければ
法律として成立しない”

むずかしいのは、自分たちにとって何が本当の利益なのか、見極めること。

むずかしいから間違えるんですよね。

むずかしいから言いくるめられてしまうんですよね。

違うのかなあ。素朴な疑問。


マガジン9条『伊藤真のけんぽう手習い塾』【65】

2008-05-23 10:46:01 | 世の中のいろいろ
第65回 平和的生存権
が更新されています。(2008/5/14UP)

”一人ひとりが人権を主張することで平和実現できる”

これとても重いことばです。


息子が知的障害をもち、17年間一緒に過ごしてきて、
この「人権」ということばに、何度も惑わされてきたような気がします。


きれいごと


にしないために、どうしたらいいか。


戦争云々じゃなく、日々の当たり前の暮らしでさえも、
なかなか守られない。


人それぞれの立場で、権利同士がぶつかり合って、
結局弱者の人権は保障されていない現実。


いちいち、裁判にかけるわけにもいかないから。


最終的に裁判沙汰にでもしないと、
弱者の人権って守られないということなのでしょうか・・・


あ、本題から反れてますね。