彩彩日記 作詞家/シンガーソングライター 大塚利恵のブログ

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【イスラエル・パレスチナ旅行記6】Old Jaffaの素敵な夜★

2019-11-15 21:58:16 | 
★★★だんなと二人での自由旅行。エルサレム在住の内藤さん宅に数泊させていただきつつ、イスラエル・パレスチナを旅した12日間の記録です。★★★

2019年10月29日(火)-4

夜、内藤さん宅を発ち、急行電車でエルサレムからテルアビブのBen Gurion Airport駅へ。
そこで乗り換えて一駅の、Tel Aviv Ha'Hagana駅で下車。
GoogleMapでは時間のかかるバスのルートしか出てこなかったのですが、内藤さんのアドバイスでハガナー駅まで行って、そこからタクシーで宿へ向かうことに。

乗り換えのとき、まごまごしていたら現地の方が助けてくれました。
そしてハガナー駅で降りる時も、イギリスからの旅行者の女性に「ここはハガナーで合ってる?」と聞くと、
「Hope so!笑」
彼女も確信が持てぬまま降りたみたい。
みんなそんな感じで旅してるんだなと、ほっとしました。

英語表記がたまたまなかったりすると、ヘブライ語は全く見当が付かないから(^_^;)
最近は日本でも英語表記が増えてきたけど、日本語表記に戸惑いながら旅している旅行者の気持ちがすごくわかった気がしました。

イスラエルでは空港だけでなくローカルな駅でも、セキュリティチェックがしっかりありました。
アトランダムに声をかけられていたり。徹底してますね。


この日の宿はテルアビブの南の方の海沿い、Old Jaffa(ヤッファ)という街。
古さを活かしたセンスの良いホステルの個室に2泊。
屋上の素敵なテラスを自由に使えて、すごく親切で居心地の良い宿でした。


夜遅かったので、昼間マーケットで買ったチーズたちと、イスラエルの赤ワインで軽めの夕食。
ネゲブ砂漠の方のドライワイン、イスラエルの中でも産地としては珍しいみたいです。個性的な風味でした。
宿の周りにはオープンテラスの飲食店が多く、夜更けまで賑やかな音が聞こえてきました。覗いてみたかったけど、翌日も早かったのでがまん。



■数日前のニュース
「イスラエル軍がガザ空爆、武装組織「イスラム聖戦」の司令官殺害」
https://www.cnn.co.jp/world/35145306.html
テルアビブ中南部では警報が鳴り、学校や会社が休みになったようです。私たちも時期がずれていたらテルアビブ観光はできなかったかも。
組閣に失敗したネタニヤフ現首相は、今後連立に入れなければ汚職疑惑で起訴・収監される可能性があるとのこと。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019102201001363.html
組閣の権利を持つガンツ氏がアラブ政党と組む動きがあったそうなので、今回の司令官殺害に対するガザからの報復攻撃を利用して反アラブ世論を煽ろうとした、つまり自分を守るためにこのタイミングだったのでは、という見方は否定できないように思えます。
でもそんなあからさまな??とも思ってしまう。
イスラエル市民の皆さんはどう見ているんでしょう。
複雑なこの地域の問題。。
実際訪れてみてさらに、先入観で見てはいけないし、もっと勉強しなきゃと思いました。
例えば、武装勢力=怖いというイメージだけじゃなく、なぜ武装抵抗することになったのかってことを少し知るだけでも見方が変わる。
遠くからでも、できるだけフラットな視点で関心を持つことが小さな助けになると信じたいです。

■「パレスチナで今起きていることは、世界の縮図です」
 “人権野郎”が見たその現状とは
https://kokocara.pal-system.co.jp/…/palestine-saul-takahas…/
記事からの抜粋『日本の大学生にパレスチナ問題について話すときは、最初に「どんなイメージを持っているか」を聞くようにしています。そうすると、「戦争」とか「武力衝突」といった言葉が出てくる。それらの言葉には、お互いが対等な感じがありますが、実際はそうではない。まずパレスチナがイスラエル軍の占領下にあることを理解してほしいと伝えています。
パレスチナ人がユダヤ人を殺傷する事件もありますが、報道ではその出来事だけが切り取られてしまう。もちろん民間人を殺傷するのはあってはならないことですが、なぜそこまで追い詰められているのか、その背景が表に出てこないと誤解を生みます。』

つづく。

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