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レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』第2話「無限の中間形態」

2024年10月22日 18時37分03秒 | ドラマ

『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』第2話「無限の中間形態」
2023年 日本 24分
■監督:
 ヤングポール
■出演:
 与田祐希(乃木坂46)
 望月歩
 前田旺志郎
 市川由衣
 矢柴俊博
 藤井夏恋
 森下能幸
 石田悠佳(LINKL PLANET)
 天川れみ(LINKL PLANET)
 田中要次
 マギー
 須賀健太

●あらすじ
ドリクレに新しい仲間として後田(矢柴俊博)と熊本(市川由衣)が加わることに。
そんな中、リコ(与田祐希)や真司(望月歩)、浅井(前田旺志郎)は投資家が集まるパーティーに参加する。
そこにいたのは、若手起業家として成功を収めている白川(須賀健太)だった。
そんな白川が、ひょんなことからリコたちのアドバイザーとなる。
しかし、白川の出したアイデアは、ドリクレのアイデアとは食い違ったものだった…。
白川に従い成功したい浅井と納得できない真司。
どちらの意見をとるのか迫られたリコの決断は!?
(テレビ東京より)

★感想など
さてなんだか一日一話でもいいかなとか思い始めている、シーズン2リコ。
このシーズン2って、前半は会社の話。後半はプラモ作りって完全に分かれているけど
今回の前半部分である会社の話は、意外に悪くなかった。
三人の若者たちの原点の話は、若者っぽく夢に溢れていてとても良かった。
そして彼らの会社に新しく入社してきた二人。
シーズン3でリコのお姉さん役とお父さん役の人だねえ。
これ逆にこの順番で観ているから、新キャラクターって感じではなくて、馴染みのある人また出て来たー
って感じで、逆に楽しい。
今回のプラモも、三角関係からマクロスのキットを勧め、ガウォーク形態が中途半端だと揶揄するも
逆にそれがリコたちの身の丈を思い出させると言う脚本は、とてもしっくりきた。
この仕事の時分とプラモとのしっくりさって、シーズン1でハマったポイントの一つでもあったので
そこが継続されている、シーズン2。
なんか思っていたよりも面白く鑑賞できそうだぞ!

そして、神はカインに語った

2024年10月22日 18時36分20秒 | 西部劇

「そして、神はカインに語った」
原題:E DIO DISSE A CAINO
1970年 イタリア/西ドイツ 96分
■監督:
 アントニオ・マルゲリーティ
■出演:
 クラウス・キンスキー
 ペーター・カルステン
 マルチェラ・ミケランジェリ
 アントニオ・カンタフォラ

●あらすじ
怪優、クラウス・キンスキー主演による異色のマカロニウエスタン。
無実の罪で投獄されたゲイリー・ハミルトンは、大統領の恩赦により10年ぶりに釈放された。
故郷へ向かう駅馬車に乗った彼は、そこでディックという青年と出会うのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
怪優クラウス・キンスキーが、珍しく主役を務めた作品。
内容の方は異常にシンプルで、無実の罪で投獄されていた男が開始10分で釈放されると
そのまま仇が住む街まで行って復讐を果たすという、正にそれだけのお話。
途中敵に捕まったり、怪我をしたり等と言ったよくある描写は一切無く、ひたすら勝利を収め続ける。
こういった展開は珍しいが、まあたまにはそういった作品も良いだろうとは思う。
と言ってもクラウス・キンスキーが出演している作品は、そういった定石から外れたような作品多いな。
有名な「殺しが静かにやって来る」とか。

カリートの道 暗黒街の抗争

2024年10月22日 18時35分49秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「カリートの道 暗黒街の抗争」
原題:CARLITO'S WAY: RISE TO POWER
2005年 アメリカ 94分
■監督:
 マイケル・スコット・ブレグマン
■出演:
 ジェイ・ヘルナンデス
 マリオ・ヴァン・ピーブルズ
 ショーン・コムズ
 ルイス・ガスマン
 ジャクリン・デサンティス
 バート・ヤング

●あらすじ
野心的な青年がマフィア同士の抗争に揺れる闇社会で様々な掟を学びながら若き麻薬王となって台頭していく、
「カリートの道」の前日譚を描いたクライム・アクション。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前に観た「カリートの道」の続編と言うよりか、前日譚。
なんか評判が悪いとのことだったが、観てみたら全然そんな事はなく、結構面白かった。
前作はマフィアが足を洗いたい話だったので、ギャング物としてはノリがイマイチな感じだったけど
本作は若きカリートが刑務所の中でギャング人生をスタートさせるところから始まるのでノリはいい。
だがそのギャング同士の話が抗争ドンパチではなくて、話し合いベースの平和的解決で進む。
一人だけ仲間うちの弟がイケイケのキャラでストーリーをひっかきまわすが
あまりにも常識が無さすぎて浮いてしまっている。
とまあ面白いんだかそうじゃないんだか不明な感じなので、その辺が観る人によって評価が分かれる要因かも知れない。

『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』第1話「量産型リコ行きます」

2024年10月21日 18時30分22秒 | ドラマ

『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』第1話「量産型リコ行きます」
2023年 日本 24分
■監督:
 三石直和
■出演:
 与田祐希(乃木坂46)
 望月歩
 前田旺志郎
 市川由衣
 矢柴俊博
 藤井夏恋
 森下能幸
 石田悠佳(LINKL PLANET)
 天川れみ(LINKL PLANET)
 田中要次
 マギー

●あらすじ
小向璃子(与田祐希)は、大学の同級生である真司(望月歩)と
浅井(前田旺志郎)と共に「ドリームクレイジー」を起業。
サービスを開発するため、スタートアップ企業支援プロジェクト
「ドッグラン」代表・犬塚(マギー)にプレゼンをするも、厳しい評価を受けてピンチに陥っていた…。
追い討ちをかけるようにドッグランのメンバーである中野京子(藤井夏恋)に言われた量産型という言葉に疑問を持つ。
発想を広げるために新しいことに挑戦するようアドバイスを受けたリコは、
いつもと違う道を歩いていると模型店を見つける。
店主・やっさん(田中要次)に勧められるままプラモデル作りに挑戦することに…
(テレビ東京より)

★感想など
と言う訳で、量産型リコのシーズン2を観始めてみました。
昔はシーズン1を観ている途中で同時に観ようとしたため、1とごっちゃになってすぐ観るの止めたけど
今回はシーズン1ちシーズン3を全部観終わった後に、あえて観てみる事にしたため、多分イケルのではないかと。
まずキャストについて、この間までシーズン3を観ていたせいか、真司(望月歩)とか浅井(前田旺志郎)など
シーズン1と同じ役者・役名なのが、懐かしくてちょっと嬉しくなってしまうね。
ストーリー的に前も感じた、リコが社長の物語には違和感を凄く感じるが
それも矢島模型店が登場した時に、音楽がシーズン全てで同じのあの曲が流れた瞬間に忘れられると言うか。
アルバイトの女の子もシーズン1を観ている時は交代されるの嫌だったけど
シーズン3を観た今となっては、すっかりアオ役の石田悠佳(LINKL PLANET)が好きになっているから全然問題なし。
むしろ画面に映っていると彼女ばっかり目が追いかけてしまう。
石田悠佳って、台詞がないシーンでもちゃんと心の中で演技していて、その心の声が出ちゃってるんだよね。
今回の話でもリコが初めてランナーからパーツを切っているシーンで、横で口がおおっとサイレントで言ってるもんな。
そういったシーンを演じられる役者さんって大好き。
「仁義なき戦い」シリーズが好きな理由の一つに群像劇が好きと言うのもあるんだけど
大勢が集まって対話するシーンとかで、自分は全然主要な役でもないし、なんなら台詞もないのに
画面の後ろで全力演技している役者さんたちの熱量が、たまらなく大好きなんだよね。
一例で言うと「仁義なき戦い 頂上作戦」で、小林旭演じる武田明たち広島勢と、
梅宮辰夫演じる岩井信一、松方弘樹演じる藤田正一ら神戸と広島勢が料亭で話し合うシーンがあるでしょ。
有名な武田明が「広島極道はイモかも知れんが、旅の風下に立った事はいっぺんもないんで」て言うシーン!
あのシーンの最後にお互い睨み合うシーンのバックに映る面々の表情!
全員の目付きがギラギラしているあのシーンは、本当に熱くて格好いい!
と言った感じで、ゆるーく観ていこうかなと思うシーズン2。
そう言えばやっさんはシーズン3に比べて元気だった。

アイアンクロー

2024年10月21日 18時29分46秒 | ドラマ

「アイアンクロー」
原題:THE IRON CLAW
2023年 アメリカ 130分
■監督:
 ショーン・ダーキン
■出演:
 ザック・エフロン
 ジェレミー・アレン・ホワイト
 ハリス・ディキンソン
 モーラ・ティアニー
 スタンリー・シモンズ
 ホルト・マッキャラニー
 リリー・ジェームズ

●あらすじ
“アイアンクロー=鉄の爪”の異名で日本でも活躍した伝説的プロレスラー、
フリッツ・フォン・エリックとその息子たちの真実の物語を描いた伝記ドラマ。
父の跡を継ぎ、プロレスラーの道を歩み始めた息子たちを待ち受ける栄光と悲劇を、
次男ケビンを中心に家族の葛藤と絆の物語として描き出していく。
主演は「セブンティーン・アゲイン」「ベイウォッチ」のザック・エフロン、
共演にジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、モーラ・ティアニー、
スタンリー・シモンズ、ホルト・マッキャラニー、リリー・ジェームズ。
監督は「マーサ、あるいはマーシー・メイ」「不都合な理想の夫婦」のショーン・ダーキン。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
なんかいきなり登場したイメージ。
と言うのは、2024年に何故フリッツ・フォン・エリック? みたいな感じ。
まあエリック一家の”呪われた一家”の話は聞いた事はあったので、どういったアプローチなのかと思って観てみた。
テーマ的にホラーっぽく描く事も出来たであろうが、そうではなく家族のドラマとして描かれていた。
そのドラマも悲劇性重視ではなく、そういう事もあったねと言った感じの一家としての出来事として描いていた。
特に物語前半は兄弟の関係を爽やかに描いており、輝く未来に向かう若き日の話って感じで実に心地よい。
プロレスの部分も非常に真面目に作られていて、まずエリック兄弟達の役者さん達はみな身体付きが凄い鍛えあげられている。
特に主役ケビン役のザック・エフロンはハンパなくて、もうこのまま現役のプロレスラーになれるくらいの筋肉をしている。
途中トレーニングをするシーンがあるのだが、このシーンも本職顔負けのマジで凄いトレーニング・シーンが見られる。
正直そこだけでも一見の価値はある、凄い役者魂だと言える!
ただ髪型と身体付きが、ケビン・フォン・エリックと言うよりも、超人ハルクに見えるのがちょっとアレですけどね(笑)
さてそんな素晴らしい身体できちんとプロレスの試合シーンを魅せてくれるのも嬉しいが
他にも細かいリアリティを守ってくれているところとかが、プロレス・ファンとしては嬉しくなっちゃうんだよねえ。
まずケビンが試合中は裸足の事!
これ良く覚えてる。
多分全日本プロレスで、ケビン・デビッド・ケリーの三兄弟が試合してたのを観たような気がするんだよな?
もしかしするとケリーは居なくて、ケビンとデビッドのコンビだったかも知れないけど
とにかく一人だけ裸足で試合しているのは目立っていたから、その事は良く覚えている。
そしてその試合を観ていて感じたのは、ケビンよりも弟のデビッドの方が才能があるなって事。
実際当時からエリック兄弟で一番期待できるのは、弟のデビッドだとすでに言われていたと思う。
実際背はデビッドの方が高いんだけど、そうではなくて何かレスラーとしてのスケール感みたいなのが
ケビンよりもデビッドの方が上と感じていた。
そう、一流レスラーが持っている雰囲気みたいなものが。
他には映画序盤の対戦相手に、ブルーザー・ブロディが出てくるのも嬉しいねえ。
何せブロディは若い頃にフリッツ・フォン・エリックに鍛えられたと「プロレス・スーパー・スター列伝」で読んだからね。
あとあの頃は確かに世界一のチャンピオン・ベルトとして輝いていた、NWA世界ヘビー級ベルト。
あのベルトのデザイン良く覚えているなあ。
あのNWAベルトはハーリー・レイスが持っているイメージだな。
実はプロレスのチャンピオン・ベルトもレプリカが存在するのだが、
この当時のNWA世界ヘビー級のチャンピオン・ベルト。ちょっと欲しいなとか思ってたりする。
あと初代ブラック・タイガーの覆面も。
プロレス以外の物語の部分では、ケリーが亡くなった直後にあの世に足を踏み入れた瞬間に
先に亡くなった兄弟たちが待っていて再会するシーン。
ここが何故か皆とても幸せそうに描かれているのが印象的だった。
全体的なストーリーは実話がベースなので私は楽しく観る事ができたが、エリック一家とか
そもそもプロレスに興味が無い人が本作を観たら、一体どんな感想になるのかは、ちょびっとだけ気にはなる。
しかしアメリカはプロレスを題材にした映画がたまに作られるが、日本は皆無だねえ。
今話題の「極悪女王」にしたって、あれって海外資本なんでしょ?
そう考えると日本でプロレスラーの実話をベースにしたドラマ映画なんて作られないかな。
結構ドラマになる人生を歩んだレスラーっていると思うんだけどなあ。
例えば三沢光晴。
海外遠征中に突如の帰国要請からの二代目タイガーマスクとしてのデビュー。
試合中にタイガーの覆面を取って素顔に戻り、超世代軍の結成。
そして全日本プロレスの社長就任からの対談。ノアの設立など、三沢だけで三部作が作れそうなくらいエピソードがあるな。
他にもグレート・カブキでシーズン1。ムタでシーズン2とかも面白いし
初代タイガーマスクや、UWF絡みでも全然何本でも作れるじゃん!
いつかプロレスラーの伝記映画ブーム来ないかな。