レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

アウトロー

2012年04月03日 23時54分21秒 | 西部劇

「アウトロー」
原題:THE OUTLAW JOSEY WALES
1976年 米 137分
■監督:
 クリント・イーストウッド
■出演:
 クリント・イーストウッド
 ジョン・ヴァーノン
 ソンドラ・ロック
 ビル・マッキーニー
 カイル・イーストウッド

●あらすじ
C・イーストウッドがアメリカ建国200年記念作品として製作した監督第5作。
南北戦争末期に北軍のテリル大尉に妻子を惨殺された農夫ウェルズが復讐に燃え、南軍の生き残りである反逆団に加わる。
しかしテリルの罠によって反逆団は壊滅させられ、ウェルズは流浪の旅を繰り広げていく。
一見するとマカロニ・ウエスタン調の復讐劇だが、主人公が旅の途中で先住民族と心を通わせる逸話などが盛り込まれ、
アメリカ史の一面を描くロードムービーになっている。
イーストウッドが後に公私のパートナーとなるS・ロックと初めて組んだ作品でもある。
(ぴあ映画生活より)

★感想など
イーストウッドが監督した西部劇。
ハリウッド製なのにマカロニっぽいのは、流石イーストウッドと言ったところか。
それでいてイーストウッドの監督作では繰り返し描かれる題材もしっかりと登場している。
曰く、イーストウッド自身が好んで演じるその場に似つかわしくないアウトローな主人公像とか
擬似家族の仲間たちとか。
イーストウッドの愛人として有名なソンドラ・ロックも本作には登場しているが
本作で初共演とは知らんかった。
と言ってもソンドラ・ロックも散々な扱いで、おっぱいは出るわ生尻は剥き出しにされるわと。
まあイーストウッドはこの後もソンドラ・ロックをそういった扱いをするらしいから、そういった性癖があったのだろう。
下半身を裸に剥かれたソンドラ・ロックが、思わず手で押さえようとしてる描写が
妙に生々しくてエロかったことは付け加えておきます。
とまあ、そう言った事を差し置いても本作は面白いです。
深く考えたかったらどこまでもとも言えるし、単純に考えたかったらマカロニばりにガン・アクション満載なので
そこだけでも楽しめることうけあい。
イーストウッドのハリウッド西部劇は、イーストウッド自身が監督した方が面白いなと言うのが率直な感想。
そういった意味でも、イーストウッドの西部劇で、ドル三部作の他に面白い西部劇が観たいと思ったなら
本作はオススメです。

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