レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

七人のおたく cult seven

2024年03月04日 19時16分23秒 | ドラマ

「七人のおたく cult seven」
1992年 日本 99分
■監督:
 山田大樹
■出演:
 南原清隆
 内村光良
 江口洋介
 山口智子
 益岡徹
 武田真治
 浅野麻衣子
 中尾彬
 殺陣剛太

●あらすじ
ミリタリーおたく・星亨(南原清隆)の誘いに乗って集まった、
格闘技おたく・近藤みのる(内村光良)、パソコンおたく・田川孝(江口洋介)、
無線おたく・水上令子(浅野麻衣子)、アイドル&改造車おたく・国城春夫(武田真治)らは、
田川の連れてきた美女・湯川りさ(山口智子)も加わった6人で井加江島へ向かった。
星が彼らを仲間に入れたその「計画」とは、令子が盗聴した電話の会話をもとに、
田川がパソコンの合成音で作ったニセの電話で島の網元・高松家の家人をおびき出し
留守の隙をついて近藤と星が赤ん坊・喜一を奪うというものだったが、
最後のところで国城が逃走用の船の改造に失敗して計画は失敗。
彼らはそこに現れた高松(中尾彬)の元妻のティナから、
夫の冷酷な仕打ちに耐えきれず息子の喜一とともに家出したが、
跡取り欲しさに喜一を奪い去られ、それを星が聞き、今回の奪還計画に至ったことを知る・・・。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
これ昔良くCMで予告を観てた。
その時の印象はウッチャンの壁を使った宙返りと、七色仮面の仮面を付けた男。
この七色仮面を付けてたのてっきりナンチャンだと思ってたんだけど、今回観てみたら違ってた。
それで今回初めて観てみたんだが、タイトルとかから東宝作品だと思ってたんだけど、なんと東映作品だった。
内容の方はタイトルからあの名作「七人の侍」のパロディなんだろうなと思ってたけど
これが割と面白くなかった。
まず七人の行動目的が荒唐無稽なので、ストーリーに集中も感情移入もできない。
だがこういったテーマの映画であれば、各七人のキャラクターをきちんと個性的に描いていれば、
それだけで満足できる部分もあるのだが、残念ながらキャラ付けがきちんと出来ていなかった印象を受ける。
それぞれが何に強いオタクだから何が武器みたいな描き方がされていないので
七人集まっても、誰がどれ状態であり、この時点で企画が破綻していると思う。
キャストとかは結構豪華だし、この当時にオタクをフューチャーしようとしたガッツは認めるが
もうちょっと細部を煮詰める事が出来ていたらなと、惜しい気持ちになってしまうね。
でもこの頃の邦画って、割とこういった自由な内容と言うか、冒険したような映画は結構あったよね。
好き嫌い、当たり外れのどちらが自分にヒットするのか、後から考えるとそういった事を楽しめていた気もするが
今はそういった映画って少なくなっているのかな。
それとも自分が知らないだけなのかな。

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