レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ファンハウス

2020年11月18日 23時22分19秒 | ホラー

「ファンハウス」
原題:THE FUNHOUSE MASSACRE
2015年 米 93分
■監督:
 アンディ・パーマー
■出演:
 ジェレ・バーンズ
 スコッティー・トンプソン
 マット・エンジェル
 ロバート・イングランド
 チャスティ・バレステロス

●あらすじ
『エルム街の悪夢』のロバート・イングランド主演によるホラー。
6人のサイコパスが精神病院から脱走し、ハロウィンで盛り上がる遊園地のお化け屋敷に入り込む。
個性豊かな殺人鬼と化した彼らは、何も知らずに遊びに来た若者たちに襲い掛かり…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
前に観たトビー・フーパー監督作の「ファンハウス 惨劇の館」(1981)のリメイクではない。
むしろ「ハチェット」シリーズに近いものがあると思う。
それは作ってる側が80年代ホラー映画ファンなんだろうなと思わせるオタクなところが随所に散りばめられているとこ。
例えばゲスト出演ながらロバート・イングランド御大が出演しているのもそうだが
舞台がハロウィンで、登場人物たちの名前が”ローリー”、”マイヤーズ”、”ジェイソン”など。
もちろんそれだけじゃなく、登場人物たちが総じてアホなところとか(本作はかなりアホ過ぎだけど)
すぐにファックしたりするお下品なとこ。
スプラッターなシーンも多いなど、80年代に流行したレレレなホラー映画に忠実に作られている。
それでいて楽しいのは凄いことだ!
昔を再現する映画は多いが、それが楽しくない映画なんて山ほどあるからね。
この時代に副保安官がファミコンの「ホーガンズアレイ」をプレイしているのも、80年代かよって突っ込みたくなるが
それもまたヨシといううことで。
ただ殺人鬼たちが徒党を組んで祭りのお化け屋敷に向かい、仲良くそこで殺人をする理由が全く描かれてないのは不満かな。
ひとりひとりが強烈な個性を持っている殺人鬼たちが、何故仲良くつるむのか理由がないとね。
それと元地下プロレスラーの大男殺人鬼の描写に力入れ過ぎではと思ったけど。
でも総じて面白い映画だった。
最近のホラーではなく、80年代のおバカでゆるいホラーが好きだった人ほど楽しめると思うよ。

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