「ディテクティブ」
原題:UNTIL DEATH
2006年 米 113分
■監督:
サイモン・フェローズ
■出演:
ジャン=クロード・ヴァン・ダム
ウェス・ロビンソン
スティーヴン・レイ
●あらすじ
悪がはびこる街、ニューオーリンズのフレンチ・クォーター。
潜入麻薬捜査官のアンソニー・ストウは、かつては正義感にあふれた男だったが、
緊張の続く激務のストレスと、妻ヴァレリーとの関係悪化がもとで、今では自らも麻薬に溺れるほどに落ちぶれていた。
そんなストウが追うのは、かつての同僚で現在は大物ドラッグマフィアとして頭角を現わしているキャラハンだった。
部下の女性刑事を使ったおとり捜査は成功したかに思われたが、逮捕寸前にキャラハンを捕り逃がし、部下は殉職してしまう。
もはや署内でも完全に孤立してしまうストウだったが…。
★感想など
「ヴァン・ダム死す」がキャッチコピー。
既に役者としては死に体かも知れんが!
この作品、全然勘違いしてた。
予告編では、ヴァン・ダムが凄い悪徳刑事で、悪いから殺されるのかと思ってた。
だが内容は全然違っていた。
はっきり言って面白くない。
ストーリーにヒネリも面白みもないし、ヴァン・ダムのキャラクターもただ嫌なヤツなだけで
ハッキリと改心したようなシーンもないので、奥さんとの仲直りも中途半端。
ヴァン・ダムを恨む同僚刑事の存在も半端。敵役も半端。
と言うか、全員何がしたいのかがさっぱり解らない!
ヴァン・ダムの開脚どころか、キックの一つも登場しない本作。
演技派開眼と言っても、後半はいつもの精彩の無いヴァン・ダム顔だったしなあ。
と言った訳で、ヴァン・ダムのファン以外には用はなし!
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