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レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

燃えよデブゴン/TOKYO MISSION

2021年10月15日 21時32分20秒 | 功夫/空手/武侠片

「燃えよデブゴン/TOKYO MISSION」
原題:肥龍過江/ENTER THE FAT DRAGON
2020年 香港 96分
■監督:
 谷垣健治
■出演:
 甄子丹(ドニー・イェン)
 毛舜筠(テレサ・モウ)
 周麗琪(ニッキー・チョウ)
 王晶(バリー・ウォン)
 竹中直人

●あらすじ
サモ・ハン・キンポー主演の往年の人気シリーズ「燃えよデブゴン」を
ドニー・イェン主演で現代の東京を舞台にリブートしたアクション・コメディ。
内勤に異動となったストレスによる暴飲暴食が原因ですっかり肥満体型になってしまった凄腕刑事が、
強盗事件の重要参考人護送のためにやって来た日本で巨大な陰謀に巻き込まれ、
日本人刑事と協力して事件解決に奔走するさまを、コミカルかつ迫力のアクション満載に描く。
共演はテレサ・モウ、ニキ・チョウ、ウォン・ジン。
また日本からも竹中直人、丞威、渡辺哲らが参加。
監督はドニー・イェン作品をはじめ多くの香港映画や「るろうに剣心」シリーズなどでアクション監督を務める谷垣健治。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これは「燃えよデブゴン」ではない!
それが率直な感想。映画としての出来は悪くないが、
「燃えよデブゴン」としての魂が入っていないからダメ!
これは一重に監督の谷垣健治のせいだな!
彼はジャッキー世代を公言しているように、本作はほとんど80年代のジャッキー映画へのオマージュが多数散見される。
しかしブルース・リーへの想いは一つとしてない。この辺が魂がないと言えるところ。
思うに本作制作のきっかけがドニー・イェンが太ったら面白い。ここから始まったらしいが、それが全てだった感じだな。
ドニーを太らせる内容に「燃えよデブゴン」を上辺だけのっけただけのジャッキー映画。
原題と英題をオリジナルと同じにして、メインテーマとドニーの携帯の着信音を「ドラゴンへの道」のメインテーマにして
途中ドニーにブルース・リーのブルーレイ観るシーン入れて、最後にヌンチャク持たせとけばOKだべみたいなやっつけ感が
凄いむかつく!
竹中直人に劇中ブルース・リーの物真似をさせたのはちょっと良かったけど。そこだけだな。
正直リー物として考えるなら、あの超絶クソ駄目だった石天龍とかの方が好きかもとか思ったりなんかしちゃったりして。
でも映画としては面白いよ。