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レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

妖女ゴーゴン

2018年09月11日 22時36分34秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「妖女ゴーゴン」
原題:THE GORGON
1964年 英 83分
■監督:
 テレンス・フィッシャー
■出演:
 ピーター・カッシング
 クリストファー・リー
 バーバラ・シェリー
 リチャード・パスコ
 マイケル・ゴッドライフ

●あらすじ
ある村で画家とモデルの変死体が発見された。
画家による無理心中であると断定されるが、その父親は息子の無実を信じて調査にやってくる。
しかし父親もまた何者かによって石に変えられてしまう。
事件の裏には、現代に蘇ったゴーゴンの悪霊が存在していたのだった……。
(Yahoo映画より)

★感想など
ハリーハウゼンの「タイタンの戦い」に出てきたメドゥーサみたいなモンスターが
「ロウ・ヘッド・レックス」みたいに暴れる映画を想像してたけど、全然違ったね。
ピーター・カッシングとクリストファー・リーをW主演にあてているくらいだし
当時のハマー・プロの勢いを感じるよね。
まあレレレ系ではない作品だけど、なかなかなのではないでしょうか。

血を吸う薔薇

2015年01月30日 23時26分31秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「血を吸う薔薇」
1974年 日本 83分
■監督:
 山本迪夫
■出演:
 黒沢年男
 望月真理子
 太田美緒
 荒牧啓子
 田中邦衛
 佐々木勝彦
 岸田森

●あらすじ
“血を吸う”シリーズ第三弾。
郊外の女子短大に、東京から白木という男が赴任してきた。
白木は、その学園で奇妙な事件に遭遇する。
背後関係を調べた彼は、200年前に起きた吸血鬼事件が、現代に甦っていることを知る。
彼は現学長夫妻に疑惑の目を向けるが……。
(YAHOO映画より)

★感想など
「血を吸う」シリーズ第三弾。
主演の黒沢年男が、どうにも世界観にあわなすぎている。
まあ、そのことは本人も自覚していたらしいから、キャスティングした方が悪いよね。
こういった話なのに、何故男が主役なのかと言った疑問も沸くし。
例えば「サスペリア」が男主役だったら、絶対に嫌だよなあ。
まあ中にはゲイ専用ホラーと揶揄された「エルム街の悪夢2」なんてのもあるが。
とにかく、シリーズの一環として観る分には問題ないけど
単体としてはどうかなって感じで。

呪いの館 血を吸う眼

2014年12月03日 22時51分24秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「呪いの館 血を吸う眼」
1971年 日本 82分
■監督:
 山本迪夫
■出演:
 藤田みどり
 江美早苗
 高橋長英
 高品格
 二見忠男
 岸田森
 大滝秀治

●あらすじ
幼い頃から一つの幻影に悩まされている秋子。
その幻影とは、金色に輝く瞳を持つ男の姿であった。
やがて成人した秋子は、恋人の催眠療法を受け、悪夢の中に登場する洋館を訪れる。
そこには、彼女を花嫁として迎えようとする吸血鬼の影があった……。
岸田森を吸血鬼に迎えた「血を吸う」シリーズ第2弾。
(YAHOO映画より)

★感想など
「血を吸う」シリーズ第二弾。
シリーズの顔とでも言うべき、岸田森登場。
三部作の中では、一番吸血鬼してる作品かな。
前作と製作年度が近いせいか、脇役も同じ顔ぶれなのが嬉しい。
内容もしっかりしているし、シリーズの中では一番の安定度と言える作品。
一番のオススメは本作かな。

幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形

2014年12月03日 22時51分05秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形」
1970年 日本 71分
■監督:
 山本迪夫
■出演:
 松尾嘉代
 中尾彬
 中村敦夫
 南風洋子
 小林夕岐子
 高品格
 浜村純

●あらすじ
婚約者に会いに行ったきり帰らない兄の消息を訪ね、圭子は恋人と共に兄の婚約者・夕子の屋敷を訪れる。
だが、夕子は死亡しており、兄は既に帰ったという。
疑惑を抱いた圭子は、屋敷を探る内、死んだはずの夕子が吸血鬼となって甦ったことを知る。
死の間際、主治医の手で催眠術をかけられた結果、肉体は滅んでも魂だけはこの世に残っていたのだった……。
(YAHOO映画より)

★感想など
「血を吸う」シリーズをまとめて観ることにしたので、まずは第一弾から。
ほとんど横溝正史か、天地茂の乱歩シリーズかと言えるような雰囲気で話は進み、
そこに日本独自の吸血鬼をミックスした、革新的な作品。
従来の東宝作品と思って観ると、思わぬ感覚に陥る。
70年代の少女漫画には、良くこういった話があったような気がするが
正にそんな感じの一品。
70年代の空気に触れてない人には、退屈に感じるかもしれないが
好きな人なら、文句なくこの世界観にはまれると思う。
この第一作が気にいった人なら、是非三部作を観ることをオススメする。

サスペリア

2014年09月08日 23時19分14秒 | 怪奇/スリラー/幻想

「サスペリア」
原題:SUSPIRIA
1977年 伊 99分
■監督:
 ダリオ・アルジェント
■出演:
 ジェシカ・ハーパー
 アリダ・ヴァリ
 ジョーン・ベネット
 ステファニア・カッシーニ
 ウド・キア

●あらすじ
ヨーロッパのバレエ学校に入学したスージーを待ち受けていた奇怪な体験。
次々と殺人が起こる中、彼女は学校に魔女が棲んでいる事を突き止める。
D・アルジェントは原色に近い派手な色彩と
音楽(ゴブリン!)の合体でスタイリッシュな作品を造り上げ、
その手法は以後のイタリアン・ホラーに大きな影響を与えた。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
決してひとりでは観ないで下さい!
いやあ、これは傑作だったね!
色彩感覚と言うか、映像美と言うか、とにかくビジュアルが印象的。
だが視覚に勝るとも劣らないのが、ゴブリンの音楽!
全編に漲る「不安」な作り。
正に70年代的傑作と言えよう。
これを観たら、確かにダリオ・アルジェントにはまるわ。
ようやく観たが、もっと早く観ておけば良かったな。
でも話自体は大したことないので、あしからず。