今朝は全国的にこの冬一番の寒さを記録したようです。
防寒対策を十分にして外に出たが、露出している顔は痛
さを感じた。
寒曉(かんぎょう)と言う言葉があるように、日の出間際の
時刻は一日の内でも、最も寒さの厳しい時刻で、霞ヶ浦周辺
の今朝は-6℃にまで下がった。
夜明け前の6時ごろ、雁の仲間オオヒシクイと言う渡り鳥の
保護活動の拠点にしている観察小屋に到着。
川に沿った堤防上に、すでに数人が、ねぐらの場所や越冬数
の確認などを終え、ねぐらの川から餌場に移動するのを待っ
ていた。
今朝の移動は、朝日が昇ってから川を飛び立ったので、やわら
かな朝の陽射しを受け、賑やかに鳴きあいながら飛翔する雁
の群れは、寒さの厳しさを忘れさせ胸が熱くなる風景でした。
今朝の飛翔の動画です。http://www.youtube.com/watch?v=wqKD_7v21AE
8時ごろ観察小屋の裏の東方面に、虹が架かっているのに気
がついた。
惜しいことに消えかかった冬の虹です。
冬の虹は夏の虹ほど色が鮮明ではないが、枯々とした風景の中だ
けに、印象深く感じます。