2011年の大震災のあの時間、二人はスーパーの駐車場に車を止め車から
外に出た時でした。
あの揺れの大きさと時間の長さに、いつ揺れが終わるのか分からないのと、
もっと大きな揺れになるのではと恐怖さえ感じました。
Kさんは、しゃがみこんで私の足にしがみついて耐えていました。
経験したことの無い巨大地震でした。
あの日のことは鮮明に記憶しています。
発生後まもなく、津波が家屋や車を飲み込みながら押し寄せる瞬間を、
リアルタイムに映し出していたTVの映像に衝撃を受けました。
津波が押し寄せる映像に、Kさんは思わず「逃げて、逃げて」と叫んで
いたのを思い出します。
なんと悲しい出来事かと胸が締め付けられる思いでした。
生と死を強く考えさせられたことは、あの映像を見るまでありませんでした。
あれから7年が過ぎました。
あの震災で、家族や身内を失った方々の今の生活が報道されています。
復興が進む一方、大勢の被災者の方々の心の中に、未だ受け止められず
耐え難い思いが強くあるのを知りました。
震災で被害にあったみなさん、頑張って欲しいです。
震災後に客が激減し、困っている東北の温泉地の報道に、、Kさんの提案で、
少しでも応援できるのならと、体調の良い時期を選び、岩手県つなぎ温泉、
宮城県秋湯温泉、福島県飯坂温泉に出かけた事を思い出します。
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