さりげないひと時

さりげない風景の移ろいに自然の気配を感じたり。
静かに流れて来る音楽を聴きながら、コーヒーをのんびり愉しんだり。

夕顔は清らかで真っ白なまま一夜を

2016-09-07 21:00:22 | Kさんへ

急にどしゃ降りの雨になったり。

昼頃には強い地震があったり。

夕方は強い日差しが照りつけたり。

自然との付き合いが大変な一日でした。

 

陽が沈む涼しくなったころ、散歩に出た。

4キロほど歩いて、隣の家の前を通ると、甘い香りが漂ってきた。

家を出る頃は、まだ蕾だった夕顔が、1時間足らずに10数個大きく開いていた。

9月に入り、花の数がだいぶ増えている。

だから香りも強く漂っているのでしょう。

 

この夕顔を、わたしたちも毎年楽しんでいた。

数年前までは、日陰用にと西日が当たる窓際に植えた。

3本植えると、多い日には30個以上もの花が開き、その香りを楽しんだ。

Kさんは、蕾がはじけて花びらが大きく開くまで、長い時間見ていたこともあった。

 

この花は、夕やみの訪れとともに咲き、人にあまり目に触れることもなく翌朝にはしぼんでしまう。

汚れのない清らかで真っ白な花のまま終えます。