梅雨の時期、ドクダミは他の雑草よりはるかに繁殖力が強い。
根を張って広がるので、退治するには掘り起こして根っ子を
すべて除去する以外に無さそうだ。
白く4枚の花弁のように見える部分は本当の花弁ではなく、
総苞片(そうほうへん)と呼ぶ器官で、中心の黄色い部分が、、
小さなたくさんの花の集合体のようだ。
除草するときには、素手ですると匂いがついていつまでも残る。
しかし、開花期に刈り取って乾燥させたものは、煎液にする、
特有の臭いはほとんど無い。
近所の方が、毎年ドクダミを軒下にぶら下げて乾燥し漢方とし
て利用している。
解毒剤として、利尿作用や動脈硬化に良いのだそうだ。
やっかいな雑草だが、ある一面では助けになっていることもある。