コーちゃんのブログ

オートバイで遊ぶNice Middle(?)の気ままな日記
    

Vemar ヘルメット インプレ

2009年11月05日 | バイク&Goods

Vemar Jiano フリップアップTypeのヘルメット

       

Vemarはイタリアのメーカーですが、このヘルメット製造は中国でした。

そして出荷はオーストリアのEuroe-Com Trading GmbH という Shop。

もしかするとこのヘルメット地球を一周しているかも。

 

◆さて被った感じですが、なかなか良い。頭全体を均一に包み込む

 感じではない。顔の方は頬骨と頭は頭頂部よりやや後方の両側この四点が

 軽く当っている。もっともこれは頭の形でかわってきますが。自分の頭

 はいびつでもないし日本人の平均的な形だと思っているが・・・。   

 サイズはXL 今かぶっている Arai Ram3 は XXL は大きすぎたので

 今回は慎重にサイズを決めて  Jast Fit 。 まずはホット。 

 

        

◆アゴ紐はワンタッチ式で、グローブしたままでも着脱が出来るのは便利。

  強度など信頼性については賛否両論あるところだが・・・・・

◆フリップ部のロック解除も再ロックも節度があって、Up-Down はスムーズ

◆Sun Shade は左側面のレバーでスムーズに開閉。ただ少し短いので

  鼻の下側は充分にカバーされていない。実用上は問題ない。

◆ヘルメットを両手で左右、上下に力を掛けてみたが、ギシギシと音を

  たいて歪む。この歪みの度合いはArai Ram3 よりはるかに大きい。

  明らかにキャシャだ (フリップを完全にロックした状態で力を掛けた)。

 ◆フリップ部の内張りがシールドまで張り出しているので、被りはじめは

  目障りだったが、10分の乗れば違和感はなくなる。

                

 

◆ベンチレーション

  アゴの両サイドから入った空気はフリップ部の内張りをガイドにシールド

  全体に広がるようになっている。このベントにはメッシュ張りでシャッターは

  無い。 頭部のベントから入ってヘルメット前方に導かれ、上から吹き降ろす

  様にシールド全体に広がるようになっている。この頭部のベントには

  シャッターがある。排気用ベントは後頭部左右に2ヵ所。

  シールドのくもり防止に重点を置いた設計になっている。

       

 

 

◆防風性は高速をBimota Tesi 1D で走ると、アゴから唇の辺りまで

 冷たい風が吹き込んでくる。この日はこの秋一番の冷え込み。

 (最高気温15℃だった )

◆リフトアップと空気抵抗は全く感じなかった(Bimota 高速走行)

◆走行時の風切り音

 【BMW R1150RS の場合】

  50km/h以上になるとヒューヒューとへたくそな口笛を吹いてるような

  木枯らし文次郎をふと思い出してしまうような音が聞こえる。

  オートバイのスクリーン角度を変えてみたが変化は無い。体勢もスクリーン

  から上体を左右にはみ出したり、立ったりしたが殆ど変わらない。

  (150RSでは一般道のみ速度は <80km/h )

 【Bimota Tesi 1D  の場合】

  高速を20km、一般道を10km程度走った結果は、ヒューヒュー音は

  しない。150km/hまで速度を上げたが、騒音そのもは速度に比例して

  大きくなるが異常な風切り音はない。これならArai Ram3 と大差ない。

  目一杯前傾姿勢で乗るスポーツタイプのオートバイ向けに出来てるって

  印象です。

 

        

  R1150RS と Bimota Tesi のライディングポジションの比較

  気流に対するヘルメット角度が大きく違う事がR1150RSでの風切り音

  の原因になっているようだ(スクリーンやカウルによる気流の変化も

  無関係ではないだろう)。

 

カッコいいし良いところも沢山あるが、正直言って150RSのようなツアラー

タイプのオートバイに向かないと言うのが実感です。10/31のブログにも記載

しましたが重いので、キャシャな首の持ち主には少々つらい。

コメント (5)
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