北海道ツーリングから戻って早半月、昨日やっと洗車と点検をやりました。予想よりは虫の被弾も少なく泥汚れも少なかったので洗車はアッと言う間に終わったのだが、自分で出来る点検整備等を行って北海道ツーリングの終止符を打った。
【ナビの取付位置を変更】
今回の北海道ツーリングでは本当に役に立ってくれたこのナビ(と言うよりもBluetoothインカムが良かったのか?)。ナビの視認性を重視して取り付けたのだがスピードメーターは100km/hから先が見えない、方向指示、エンジン系統、ブレーキ系統など全てのインジケータが見えない。ツーリング中にエンジンやブレーキの故障が起こる確率は非常に低い(我が愛車の場合)と思っていたし何のトラブルもなかったが、方向指示器とハザードランプの消し忘れがあった。全く見えないのやはり問題、方向指示器の消し忘れは時には命取りとなる事故につながり兼ねないですからね。
これが今回のツーリングで使ったユピテルのバイクナビ。
高速道路走行時はインターを三つ先まで表示、勿論予定時間と距離も出る。
一般道からインターに入るとETCゲートの位置を表示するが必要性は感じない。
高速道路の出口などインターチェンジの表示。
これがユピテル・バイクナビの真骨頂。全国の取締りポイントなどを網羅、ポイントに近付くと2km手前から段階的に音声で警告。ただこの機能、高速道路を走っていても付近の一般道の取締りポイントをも警告する。
さてさて、表示画面を見る限りは情報も豊富だし見易そうなイメージ。オートバイに取付て実際に使ってみると距離や時間は読めない、文字サイズが小さいためだ。凝視すれば見えるが走行中はそうはいかない。しかもナビゲート中は、地図画面はデスプレイの左半分にしか表示されない。Bluetoothによる音声ガイドを頼りに使うのが安全で分かりやすい。
左はガーミン社のZUMO 550 この文字サイズであれば走行中でもチラミで読み取れる。このzumo 550 7年前に買った物で既に販売は終了し地図データの更新も出来ない、後継機種はZUMO 660。使い込んで行くうちにユピテルの良いところが沢山発見できるはずだ、先ずはレダーレシーバを接続してユピテルの真骨頂を発揮してもらおう。
北海道ツーではこの位置に取り付けて走った。
オートバイのメータやインジケータランプの視認性を犠牲にして、最も見易い位置に取り付けた。これでも数字はチラミでは読み取れなかった。
方向指示器などのインジケータランプが見える位置に取付直しました。
視線を下に落とす角度が少し大きくなったが、この少しの角度が見難さとわき見時間を増大させる。
写真では見えないインジケータランプもあるが、シートに座ってハンドルを握った状態では支障はない。
【エンジンオイル追加】
どう言う訳か今回のツーリングではオイルの減りが大きかった。このエンジン、クランクケース下部にオイルが素直に落ちてこない場合がよくあるので、何度かエンジンを回してオイルの落ちるのを待ったがやはり変化は無い。
油面の高さが見えない。ツーリング出発時は適正最大量入れたので500cc以上減った事になる。
500cc追加してこのレベルという事は少なくとも700ccは減ったことになる、オイル喰いのエンジンである。
走行距離 1780km オイル消費量 700cc 2.54km/cc
2年前の四国ツーリングでは
走行距離 1730km オイル消費量 300cc 5.77km/cc
走り方でオイル消費に大きな差がでる事は何度も経験している。高速をハイペースで走れば驚くほど減りが早いのだか今回は一般道が多くそれもローペースなのだ。四国ツーはひとりツー、今回の北海道ツーは4人ツーでしかもハーレーダビッドソンである。走行ペースは全く違う。もうひとつ条件の違いは、ツーリング前に行ったDラーでの点検整備で燃焼室クリーニングというのを行った結果、低回転域でのトルクが強くなったのでハイギヤーでの走行が多かった事だ。つまり高負荷ぎみの走行が多かったのだ、それがどの様な作用でオイル消費増につながったのかは分からないが、この走行条件が影響しているのは間違いない。
【内圧コントロールバルブ清掃】
クランクケース内の圧力上昇抑える内圧コントロールバルブを付けているが5年間一度も清掃をしていなかった事をふと思い出した。エンジンブレーキの作用が強いこのエンジン少しでも滑らかな走行できればと付けているのだが・・・・ 効果が出ているのかどうかその存在感は感じなくなっている、しかし付けていなかった頃の強烈なエンブレも感じていないのは確かだ。
クランクケースとエアクリーナーBOXをつなぐブローバイホースに取り付けたコントロールバルブを取り外す。
ワンウエーバルブになっているのだが、清掃する前に口で吹いてみたがワンウエーバルブとして一応機能しているのは確認できた。タールの様な汚れを綿棒で拭き取り、アルコールを流し込んで内部に付着した汚れを溶解。清掃後に再び口で吹いてみたが清掃前よりも軽く息が通る。
【アイドル回転の調整】
ツーリング出発前は1150rpmだったアイドル回転がいつしか1000rpmを切って、暖機が充分でないとエンストする状態となった。アイドルアジャストスクリューで1150rpmに合わせ整備終了。
ツーリング中の上富良野でHDスポーツスター(ロードスター) に試乗
10分程度の試乗出したが楽しかったです。ポジションがBMWとは全く違うがので走りだした直後は戸惑いも感じたが慣れてしまえば楽しいバイクだ。しかしリヤサスが硬いくシートも薄いので小さなギャップでも尻にゴツゴツくる、大きなギャップは腰を上げたくなるがアメリカンなのでステップに立つ事が出来ない。これで2000km近くを走り切った同行ライダーの体力と忍耐力には恐れ入りました。
上富良野でロードスター試乗