名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

「誇り」

2006年07月15日 21時53分03秒 | スポーツ
ヒデの引退特別番組を見た。

哀しいほどの「気まじめさ」や強くひたむきな「サッカーへの愛」。

冷徹孤高と見られながらも、誰よりもよく知る「日本代表」を誰よりも熱く静かに語る。

ヒデの素顔がストレートに描かれたとても良い番組だった。

過去3戦のビデオを通じ、勝敗の分岐点となった数々のポイントがヒデ自ら解説され、

「オシム」報道により既に過去のこととして流されつつある日本代表の2006年

ワールドカップを今一度省みるいい機会でもあった。

ヒデのホームページの「Hide's Mail」。

「誇り」という単語が続けて登場する。

『ともかく、守らなければならないものは唯一、 “誇り”。

これまでの自分の人生の為に、これまでの自分に関わってきてくれた
全ての人の為に、そして最後の最後まで、自分を信じ続けてくれている
みんなの為に、すべてを尽くして戦ってきたいと思う!!
この試合が最後にならないことを信じ続けて……。(ブラジル戦直前)』

『これまで抱き続けてきた“誇り”は、これからも俺の人生の基盤になる
だろうし、自信になると思う。でもこれは、みんなからの“声”があった
からこそ守ることが出来たものだと思う。

みんなの声を胸に、誇りを失わずに生きていく。

そう思えればこそ、この先の新たな旅でどんな困難なことがあろうと
乗り越えていけると信じられる。(引退メッセージ)』

ヒデを引退へと決意させたキーワード。

「誇り」

記念すべき引退試合に、ジダンを不本意にも途中退場させたのも「誇り」、か。

ちょっと古い話だけど、華々しい引退を遂げた後、マイケルジョーダンを

劇的にカムバックさせたのもわが子に対する「誇り」だったっけ。




今日のBGM:You light up my life by Leann Rimes


ユー・ライト・アップ・マイ・ライフ
リアン・ライムス
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