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烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

ぷちツー to 夕張⇒桂沢,“生蕎麦 更科”@三笠/幾春別で“もりそば&ラーメン”

2010-08-13 23:53:23 | Ape & Imp
台風一過の抜けた空.コーヒー一杯呑む間も疑かしくApeを起こす.久々に空知方面,出掛けてみましょうか.

札幌新道⇒R274,盆休みの往来は矢張り混合う.千歳川を渡ってコンビニで小休止.隣に停めた軽ワゴンのカップル.渋滞覚悟で帯広日帰り(勝毎の花火見物かな)とのこと.チャレンジャーやね.くれぐれも,道中お気をつけて!

r3をヘディング夕張,由仁手前でお約束ショット.


夕張本町で給油,鹿之谷で一寸歴史探訪.
志幌加別谷筋の雑とした旧炭住街から一段高く,閑静な緑に囲まれ佇む旧炭鉱オーナーの倶楽部.






気鋭のシェフ預かるレストランが併設され,お手軽(¥1,600~)なランチメニューも有ったが,生憎ドレスコードが合わず(嘘です)次回(つれあいとImpで?)に持越し.昼メシ求め先を急ぐ.

清水沢からR452,夕張川に沿って南部⇒鹿島,峠の三夕トンネルを抜け三笠市に入る.桂沢湖畔でr116に折れ,三笠市博物館を過ぎて幾春別の街並.
丁度13時.盆踊りの準備がすすむ弥生市民広場向かい,そこだけ行列.私の前に十数名様のお待ち.私の後にも行列は伸びる.20分ほどで入店.


(画像は食事を頂いた後です.14時ちょい前,この時点で蕎麦ぎれ.ホールのお嬢さんが‘他のものなら出来ますが…’と対応に追われていた)

店内はテーブル席のみ,4人卓(8卓だったか?)と端近の風除室間際の2人卓ひとつ.2人卓は埋まっていたのでひとつだけ空いていた一番奥の4人卓に案内される.私の後はグループのお客様だったせいか,終始私一人の一卓.何だか申し訳なし.
とはいえ,中々ハードルの高いお店.滅多にやらないが,どちらも美味いと聞く“もりそば;¥450-”と“ラーメン;¥550-”の二品を頂くことにする.

注文して暫し.まるまる昭和レトロ(創業大正十四年とか.一方トイレは最新シャワー式だったりする)な店内を飽きず眺めるうち,先ずラーメン,箸を割ろうとしたところにもりそばが運ばれた.


ラーメン先に啜り始めたけれど,先ずはもりそばレポからね.
蕎麦は屋号どおり(‘更科’の文字は暖簾左脇にしか見えず,屋号なのか蕎麦の態か判としなかったのでホールのお嬢さんに伺ったら,‘屋号です’とのことだった)の更科粉と思しいが,やや太めの平打ち・一寸乱切り.二八か,もう少し繋ぎが多いかな.ややもっちりとした歯切れで喉越しが良い.
ちょっと甘口,出汁(鰹と鯖の節に昆布かな)の香る汁もこの蕎麦には好相性だ.徳利でなく猪口にたっぷり注いで出してくれるので(私の喰い方では)残り気味で,蕎麦湯で割る段にちょいと多すぎるのが玉に瑕か (^^;)ゞ

ラーメンは,顔立ちも味わいも,ほんッとに懐かしい“蕎麦屋のラーメン”(私の出自では子供の頃には専門のお店などは無く,ラーメンと言えば蕎麦屋で啜るものでした).
鶏がら出汁の醤油勝ちなスープ,一寸柔めに茹上げられた中太・緩縮れの麺の喉越し.甘めで生姜が仄かに香るかっちりとした叉焼・穏やかな味付けのメンマ.薄切りのゆで卵に鳴門巻,小口の長葱.喰い進めるうちにじんわり解ける一片の焼海苔がスープに彩(あや)を添える.レンゲは画像の状態で添えられるが,小振りの丼を片手で持上げ,丼の縁から直に啜り上げたい,肩肘張らぬ味わいだ.

蕎麦・ラーメン共に量はさして多くは無いので,近頃滅多に“大盛り”コールをしなくなった私でも二品さらりと喰い切ってしまった.
ごちそうさま,美味しかった.大仰に持ち上げるのは,普段着の味わいには却って失礼のように思う.ふらりと立寄り,さらっと食べたいお店である.さりとて,休日・昼時のこの混み様は,ぷちツーついでにゃやっぱりハードル高いよなあ.

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010708/1006575/

三笠と言えば“邦梅園の梅干が美味い!(‘更科’情報源の一人,手練Nクン談)”そうだが,“更科”近くの直売所は残念ながらお休み.おみや無しにて帰路に就く.
岩見沢からR12,江別でR275にトラバース.うだる午後,単調な片側2車線路は足の伸びない原チャにゃチト辛い.雁来から丘珠空港通りに入ったところで堪らずコンビニのアイス齧って帰庵.

 Odo; (10,000+)2,022.0 - 1,863.7 = 158.3 km Trip.
 Fuel; 158.3km / (1.85+3.64)L ≒ 28.8 km/L.
炭鉱街のレトロを巡った,お盆休みのぷちツーでした.

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