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烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

“助党鱈のポワレ,トマトとバジルのソース”

2010-08-02 00:12:47 | 烏合庵の食卓
なんか,最近ポワレの記事が多いですが (^^;)ゞ
白身魚を皮付きで焼くには,粉をはたく(ムニエル)よりも皮目の味が生きるように思うので… 尤も,大概グズグズになっちゃうんですけどネ(汗)


で,今回.例によって筋向いよりの頂き物(画像上から;真烏賊(スルメイカ)・助党鱈3尾・真鱈)のうちから助党をチョイス(先日頂き身卸しのうえ冷凍ストック).ソースには前日ぷちドラでの仕入れ,ミディトマトとバジルを当ててみることにした.



助党(三枚卸)は表面をさっと水洗い,水気を拭取ってから解凍.半身を2枚取りで一人前.両面に軽く塩胡椒(今回もクレイジーソルト),身頃に微塵のバジルを散らして冷蔵庫で2時間ほど休ませる.


休ませている間にソースの下拵え(@二人前).
ミディトマト2個を皮・種もろとも小さめのざくに切ってボウルに取り,軽く一塩あてて休めておく.


鍋にたっぷりのオリーブ油と包丁の腹で潰してから粗微塵に切った大蒜1片分を入れて弱火でゆっくり香を立たせ,粗微塵の玉葱(小半個分)を加えてじっくり炒める.


玉葱がしんなりと透きとおって来たら休めておいたトマトを加えて更に炒め,


全体がとろりと煮詰まったらソースの下地は上り.ここで助党を焼きましょう.



フライパンにオリーブ油を熱し,何時も通り魚を皮目から焼きはじめる.弱火でじっくり九割がた,身頃に返し中火に上げて軽い焦げ目をつけたら皿に盛る.案の定,今回も皮目は崩れてしまった(スミマセン.このあたり,画像有りません.前回の‘真鱈のポワレ’御参照下さい).

魚が焼けたらソースの仕上げ.例によってフライパンのこびり付きを酒(半カップほど)でデグラッセ,ソースの下地を加えてあらかたツめたら黒胡椒を挽き,バジル(仕入れの半量ほど;残りはサラダに使用)を千切って加えさっと煮立て,トマトケチャップとバター(共に大匙半分ほど)でマリアージュ.


ポワレにマッシュポテト(つれあい謹製)を盛合せ,ソースを掛ければ“助党鱈のポワレ,トマトとバジルのソース”出来上り.


いつもより一寸強めのワンコイン,フランス地酒(Vin de Pays)“シグネチャ カベルネ・ソービニヨン;shipped by セコマ”で頂きましょう!


主食はコチラも前日のぷちドラ仕入れ,“ノルトエッセン”@当別/金沢の食事パン.


レーズン入りミッシュブロート(ライ1:小麦1;左)とバゲット(だったはず;右).確り麦と酵母を感じる,ずっしり重いパン.米のメシに例えれば,“玄米御握り”の味わいか (‘Aigues Vives @忍路’のハード系を評した同僚N氏の,まんま受売りです^^;)ゞ


洋食作法なんざ知ったこっちゃ無い.助党をぐしゃっと解してポテトと合せ,ソースをたっぷり掬ってパンに載せる.がぶりと齧り付くこの醍醐味,バターなんぞ要らない.美味い,なァ!


喰い終わった皿は愚か,フライパンにこびり付いたソースまで奇麗に拭って喰っちまった.“美味しいパンとワインが有れば…”のつれあいは,今夜もコロっと“酔ッぱけ”てしまいましたとさ…

今日も美味しく,いただきました!
コメント
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