例によっての休日スーパー.今年のハシリは漁模様が芳しくないと聞くが,8月15日に大型船が解禁(100㌧以上;初水揚げは19日)となった事もあってか,そこそこの値で生秋刀魚が並んでいた.魚体もさほど悪くはなさそうだ.思わず人数分を掴む.

遅まきながらの初秋刀魚.塩焼きも勿論良いが,献立の流れ(昼の笊ラーメン用に仕込んだかえしも残っているし)で梅煮に仕立てることにした.
秋刀魚は洗ってズンと胴切り.拙庵賄いでは頭もワタも落さずそのまま煮付ける.白身魚は水から炊くが,青魚は濃い目の煮汁でざっと炊くのも悪くない.
先ずは煮汁.魚を入れて下半身が浸るくらいが分量の目安.鍋に少量の水を張り,昆布を浸して1時間ほど水出汁.中火に掛けてふつと沸きかけたところにかえしを加える.辛目に仕立てたかえしなので,砂糖(拙庵では粗製糖)で少し甘味を補う.
今回はかえしの残りを利用したが,普段は酒・味醂・醤油それぞれ等量を基本に煮汁を調える.

再度沸いたら盛付けの表になる方を上に秋刀魚を並べて梅干ひとつを解し入れたら,そのまま中火でもう一沸かし.

沸いた(鍋肌に接した皮目に火が入り,落着いた)ところで上面に汁を廻し掛け,キッチンペーパー(真ん中を1cm角ほど切欠いておく)で落し蓋.弱火に落し,ペーパーの上から汁を廻し掛けながらことこと10分ほど炊く.あくはあまり出ないし,ペーパーが吸ってくれるので特に引かなかった.火を止め,粗熱がとれるまで休ませておく.
食べ際に弱火で温めて盛付け,白髪葱を天盛りすれば,“秋刀魚の梅煮”,出来上がり.

美味いです.正直脂乗りはもう一息だが,その分締りの良い身に濃い目の汁が纏わり,一寸ほろ苦いわたの旨味も相俟って,ご飯の進む味わいだ.

身を食べ切ったら余った煮汁を少し足し,熱湯を掛けて骨湯(こつゆ)を楽しむ.
全部美味しく,いただきました!

遅まきながらの初秋刀魚.塩焼きも勿論良いが,献立の流れ(昼の笊ラーメン用に仕込んだかえしも残っているし)で梅煮に仕立てることにした.
秋刀魚は洗ってズンと胴切り.拙庵賄いでは頭もワタも落さずそのまま煮付ける.白身魚は水から炊くが,青魚は濃い目の煮汁でざっと炊くのも悪くない.
先ずは煮汁.魚を入れて下半身が浸るくらいが分量の目安.鍋に少量の水を張り,昆布を浸して1時間ほど水出汁.中火に掛けてふつと沸きかけたところにかえしを加える.辛目に仕立てたかえしなので,砂糖(拙庵では粗製糖)で少し甘味を補う.
今回はかえしの残りを利用したが,普段は酒・味醂・醤油それぞれ等量を基本に煮汁を調える.

再度沸いたら盛付けの表になる方を上に秋刀魚を並べて梅干ひとつを解し入れたら,そのまま中火でもう一沸かし.

沸いた(鍋肌に接した皮目に火が入り,落着いた)ところで上面に汁を廻し掛け,キッチンペーパー(真ん中を1cm角ほど切欠いておく)で落し蓋.弱火に落し,ペーパーの上から汁を廻し掛けながらことこと10分ほど炊く.あくはあまり出ないし,ペーパーが吸ってくれるので特に引かなかった.火を止め,粗熱がとれるまで休ませておく.
食べ際に弱火で温めて盛付け,白髪葱を天盛りすれば,“秋刀魚の梅煮”,出来上がり.

美味いです.正直脂乗りはもう一息だが,その分締りの良い身に濃い目の汁が纏わり,一寸ほろ苦いわたの旨味も相俟って,ご飯の進む味わいだ.

身を食べ切ったら余った煮汁を少し足し,熱湯を掛けて骨湯(こつゆ)を楽しむ.
全部美味しく,いただきました!
