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烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

真鱈のポワレ,フレッシュトマトのソース

2010-07-11 23:22:59 | 烏合庵の食卓
休日の夕刻.筋向いから真鱈を頂いた.釣好きの御夫婦で,この日は積丹あたりでヤナギノマイ(柳舞あるいは柳前)を狙ったそうだが,仕掛が棚に届く前に粗方ホッケにヤられて本命は型見ずだったそうな.


ろーそくぼっけ6本と一緒に頂いた,まずまずの型モノ1本.有難や.当日の夕餉は仕度済みだったので三枚に身卸しして片身と粗は冷凍ストック,あとの半身を翌日夕餉.

で,当日.素性に間違いは無いのでシンプルに.ソースには前日丁度買置いた,良く熟れた地場のトマトを当ててみることにした.


真鱈半身は人数分(拙庵3名)のフィレに.皮目の旨味を生かしたいので(つれあいは皮を残すのだが)付けたまま.両面に塩・胡椒(この時はクレイジーソルトを使った),身頃にパセリ(庭に生えてる)の微塵を塗し,2~3時間冷蔵庫で休ませる.


フライパンにオリーブオイルたっぷり目,潰した大蒜一片を入れて中火に掛け,大蒜の香が立ったら皮目を下に鱈を並べ入れ,時折フライパンを揺すりながらじっくりと焼いてゆく.
皮目が多少焼き付き剥れても,焦付かなければご愛嬌.9割がた火が通ったところで身頃に返し,心持ち火を強めて軽い焦目を付け皿に盛る.


次はソース.鱈を焼いたフライパンを中火に残し,粗微塵の大蒜1片分・小さ目ざく切り(皮・種もろとも)のトマト1個分・酒(1/4カップほど)を加え,鱈の皮目から好い味の出たこびり付きをデグラッセしながらツめる.トマトの種や皮が気になる方は仕上げ際にストレーナー(味噌漉し)で漉せば良い.
鱈に丁度の塩を施してあるのでソースには特にアタリを足さない.黒胡椒を挽きトマトケチャップ大匙1弱とウスターシャソース小匙半分ほどで落着かせたら,バター1片でマリアージュ.
皿に盛った鱈にたっぷり掛けて,“真鱈のポワレ,フレッシュトマトのソース”出来上がり.マッシュポテトと人参のグラッセ(共につれあい謹製),鱈と一緒に焼いた獅子唐辛子を添えた.


あっはっは,出来ちゃった (b^')b
皮目はぐずぐずで見栄えはお恥ずかしい限りだけど,何か,久し振りに自分の作った料理を心から美味いと思えたかも.ほろほろ・しこしこの鱈の身に,一寸すっぱいトマトのソース.合います.
身を解し,ソース共々マッシュポテトと和えて,忍路の薪釜確り重く歯応えの有るパンに塗る.之もまた頗る美味し! 拙庵ハウスワイン一本は瞬く間に空いた.

お向いさん,有難う.堪能致しました.ろーそくぼっけも有難く,つれあいが一夜干しに仕立てましたョ.


ご馳走さまでした m(_ _)m

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