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烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

粗忽ぷちツー to 毛無峠

2009-05-17 21:03:25 | Ape & Imp
まず始めに,一言御礼申し上げます.


本日昼頃,R393毛無山展望台の駐車場で,上掲写真のキャップを拾って木柵に被せておいて下さったドライバー/ライダー/チャリダー(若しくはパッセンジャー)様.
拾っていただいたキャップは無事,持ち主の粗忽なApeライダーの許に還って参りました.御親切に,心より感謝申し上げます.
  本当に,ありがとうございました.

以下,顛末編集中です.


Log;Updated on 2009/05/19

日曜朝.曇りがち・風やや強めながら薄日も覗く空模様.手稲・小樽方面,辛うじて抜けている.午後遅くから雨の予報は承知だが,さくっと走って戻るつもり.タイヤからスプレー撒くほどウェットになれば,どのみち今の仕様(エアフィルタ剥出し)では発動機の息吐きが激しく走れたものではない.最悪ずぶ濡れ覚悟して,雨具も持たずに走り出す.ターゲット:生ハム蕎麦;ロック・オン.
拙庵から屯田→花川→新川通り→R337→R5,浅里からR393にトラバース.
毛無山展望台までのヒルクライム,4速全開,Rock'n'roll! コーナリングは分があるが,直線入れば伸びきらぬ.先を急ぎのトレーラー,左側に寄って,お先にどうぞ.ハザード点滅,どういたしまして!


展望台,毛無山から増毛を望む…




さらに上ってホピの丘,生ハム蕎麦に舌鼓.売店で土産を買ってウェストバッグに収める時点で気が付いた. キャップが,無い…
先程展望台での休憩を終え,ヘルメットを被るときに脱いでミラーに引っ掛け,風で落ちたのをそのまま置き去りにしてしまったようだ.走り出したときに注意すれば,ミラーのどこかに映り込んでいたものと思う.確認の甘さを痛感する.

もしやと思い下りがけ,展望台に入れば,あった! 行きがけに停めた辺りの木柵の欄干が被ってた.私の後に利用されたドライバーさん・ライダーさん・チャリダーさん,ひょっとしたら同乗されていた方.何方かが拾って被せておいてくれたに違いない.嬉しかった.改めて,ありがとうございました!

一気に心が軽くなり,ゆったりした走りで帰庵すれば,折りしもぱらぱら降出す小雨.メーター見れば,
 Odo;9,461.2 - 9,359.3 = 101.9 km Trip.
 Fuel;101.9km / 3.08L ≒ 33.1 km/L.
お逢い出来なかった方の御親切に,心がとても暖かくなったぷちツーでした.


おまけ;今日のおみや.
ホピの丘で購入したトンデンファームの石狩川ベーコン・サラミソーセージ,そしてスモーク生ハム.ベーコンとサラミは取りあえずストック,生ハムを頂くことにする.


生ハムは部位やシーズニングの異なるものが数種類あったが,最もシンプルかつ熟成の効いていそうな肩ロースのものを選んだ.期待違わず,程好い乳酸醗酵の風味と控えめな燻香が心地良い.GW,余市の蔵を訪れ求めた一樽物(新樽10年貯蔵)トヮイスアップの若い香味が堪らなく合う.
生肉・生魚が苦手で,近所のスーパーなどで売っている生ハムには見向きもしないつれあい(そのくせプロシュートには目がない)が自分の分をそそくさと取り置いて,夕食の片付けを終えてウィスキーの所望に及んだところをみると,余程お気に召したようだ.ぷちツー事後の御機嫌取り材料がまたひとつ増えたのは有難い限りである.ご馳走様でした.
コメント (2)
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サタデーナイト,出先の夕メシ,

2009-05-17 17:54:52 | そとめし;いろいろ
“同福堂”@北広島市西の里で“スープ餃子定食”

土曜夕刻から北広島近郊での作業.インターバルの夕メシ,せめて何か美味いモンを… ちょっと戻って西の里,R274沿い.中国東北(哈爾濱だったか?)に残留された女将さんが,中国人の夫君と帰国されて創めた店だと聞いた(ローカルTVだったか新聞か,出所は朧気,乞う御容赦).2~3年前から,何度かお邪魔している.


大きな紅い看板が目立つが,構えはごく普通の食堂系である.店内は向かって右に4人掛けのテーブル3卓,左手の小上がりには4~6名用の座卓が3卓.正面のカウンター(厨房と繋ぐ;席は設けられていない)前にどんと紹興酒の瓶が据えられているのを除けば,カレーライスや親子丼のほうが似合う雰囲気だ.だが,メニューを開くと驚かされるその品数.ジャンル別に整理され,きちんと漢字で記された料理名(もちろん日本語のタイトルも併記;画質良しとは言えないが写真も添えられている).いろいろ揃った定食類(¥600~800程度)の中から,今日は“スープ餃子定食(¥650-)”を頂くことにする.


熱々のスープの中でふっくら幸せそうに膨らんだその姿,むっちり・もっちりとした厚手の皮.札幌の南三条にあった“鹿鳴春飯店”で出していた餃子(2000年頃閉店,瀋陽市との合弁だったはず;こちらでは蒸餃子が主だった)を彷彿とした.北京語読みの“ジャオヅ”ではなく,あくまで中国東北訛の“ギョウザ”が相応しい,家庭風・完全食系の一品である.


良く寝てカドのとれた小麦の風味豊かな皮,練り込まれ,素材のどれもが突出することの無い餡.スープは上品な鶏の上湯ではなく,おそらくは豚骨も使った,ラーメンスープに近い印象のものだが,柔らかな塩味が実直な餃子にマッチして実に美味い.レンゲに掬った餃子に卓上の辣油(拘りの無い,小瓶の市販品である)や酢を一滴しするのも一興だ.
勤務中なので,瓶から汲出しの紹興酒を頂けないのが恨めしい.一品料理も多彩でリーズナブル(¥500~1,200程度),手頃なコースもあって是非とも贔屓にしたい店なのだが,札幌北辺の拙庵からでは酒類と共に料理を楽しむシチュエーションをつくり辛いのが癪の種だ.幸い,餃子(未調理)や鶏唐揚などはテイクアウトも出来るようなので,是非とも今度,試してみようと思う.
 多謝々,好吃了!


2009/05/19再訪;“回鍋肉定食(¥650-)”をいただく.


回鍋肉・ご飯・蛋花湯(卵スープ)・箸休め(千切大根と水菜の和物)のセット.
湯はスープ餃子のものより軽い清湯仕立て.ほっとする味わい.回鍋肉はもう少し油を控えても良いかと言う見栄えながら(私が作ると見栄えだけは多分こうなる),しつこさは無い.甜麺醤を利かせた濃いめの味付が,これでもか,とご飯を誘う.もう一膳頂きたいところだが作業を控え自重する.
ちょっと前に頂いた“ホルモン野菜炒め定食(¥650-:今のところ私のイチオシ;ホルモンとなっているが,豚ガツである)”も甜麺醤主体の味付けで美味しかった.この系統の味付は上手だと思う.内臓系では他に単品で牛ガツ・豚ホルモンや豚レバの炒め物などもある.全品制覇してみたいところだ.
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