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烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

'09 Ape初乗り:厚田⇒青山,そして外めし

2009-04-14 01:26:44 | Ape & Imp

日曜朝.起きて窓を覗くと薄雲から覗く青空.庭の木蓮の蕾は膨らみ始め.昨年より十日ほど早い初乗り.ガレージから引き出せば,今日も一蹴りで目覚めたApe,アイドリングもリズミカル.
走り出して定番の厚田方面.当別⇒高岡貯水池⇒望来⇒古潭⇒厚田⇒青山.南の風はちょっと強め.ホイルベースの短いApe,札幌大橋の右横風はちょっとしんどいが,ほぼ標準大気圧・低めの気温(≒1013hPa±/+10~15℃)に発動機は絶好調.厚田からの青山越え,3速に落すことなく駆け上がる.


下って飛び込むこっこ家さん.冷えた体に塩ラーメンも恋しいが,前回メニューに見掛けた今日のお目当て,オムカレー(¥600-).初物笑って,頂きます.


白身と黄身のマーブルがきれいな,ふわ・トロのオムレツ.福神漬(無着色と思う)をちょっと載せれば,これだけでご飯が美味い!
鶏ミンチがたっぷり入ったカレーはやさしい味付け.カレーだけなら正直俺にはちょっと甘めだけれど,卵とご飯にしっくり寄り添う.少し粗めのミンチがさりげなく鶏の存在を主張する.如何にもこっこ家さんらしい一皿であった.今度は“目玉おやじカレー(御想像通りの筈)”も試してみたい.

腹も足り,ゆったり気分の帰り道.スゥエーデンヒルズ外周への上り坂(上らなくても良いのだが…),スロットル開ければコココッとストールの予兆.おっとイケナイ,ガス切れか!フューエルコックをリザーブへ.ここからならば辿り着く.行きつけのスタンド,給油を済ませ帰宅する.

Odo;9,163.2 - 9,050.4 = 112.8 km Trip.
Fuel;112.8km / 4.55L = 24.8 km/L.
帰りの向い風だけ,ちょっと恨めしいぷちツーでした.
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Ape,起きる!

2009-03-29 21:41:11 | Ape & Imp
日曜朝.目覚めれば麗らな日差し.
昨日買い物の道すがら,Vツインの心地よいサウンドと交差したこともあって心は逸るが,表に出てみれば風はやはり冷たい.今日のところはいざとなれば奔れる状態をつくって置くに止めよう.


陽射の中に引出せば,今年も一発で目覚めたApe.昨年より半月ほどは早いかな.
灯火・ワイヤ類・チェン・タイヤ(トレッド)はOK.ショップに出かけてオイルも交換.店長,工場長.お久しぶりです.今シーズンも宜しくお願いしますね!帰りがけ給油すれば準備万端,何時でも出れます!  …今年はココから,はじめましょう.

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Imp,アガる!

2009-02-07 23:33:18 | Ape & Imp
土曜.一寸残した雑把仕事を片付けに出社しようと,Impに乗り込んだ瞬間,気がついた. しまった! マップランプが点け放しだ!!


普段の帰宅時,私はマップランプを点けることは無い.取り下ろす物と言えば助手席に置いたブリーフケース一つ.ドアモードにしてあるルームランプだけで事は足りる.だが,その日は偶々イレギュラーの持ち帰りを整理するため,マップランプを点けたのだった.有ろう事か,その後2日は本所での会議,JRでの出勤となって,丸々三晩,放置することになってしまったのだ…
コレはイカん!メインをonにすると,メーターパネルは健気なスゥィープを返してくれる.だが…


始動も出来るバッテリーチャージャーは有るが,拙庵のガレージには給電ポイントが無い.ココは一番,つれあいのプレオのオルタネーターが頼みである.ジャンプケーブルはラゲッジ・アンダートレイに牽引ロープなどと供に常備してあるが(停止表示板がトヨタ純正なのは,前車,初代(2L)イプサムの名残である),リアハッチの施錠を解除出来るだけの起電力が残っていたのは幸いだった.つれあいからキーを借り,Impとプレオの鼻面突合せ.


陽極は其々のバッテリー端子,接地側は同じくストラット・タワー・ボルトにコネクトする.即効性を考えれば,上がり側のアースはセルモーターに近いエンジンブロックに取るのが良いと言う見解もあるようだが.
プレオを再始動し,ノーマル・アイドル,ゆっくり煙草を一服.徐にイグニッション捻れば息を吹き帰したImp.有難う,私が悪かった.
10分ほどの暖機&充電後,勤務先に向う.始動さえすれば後は順調.新雪の上を,今日も北海道犬のごとく元気に走ってくれた.


インプレッサ 1.5i-S のマップランプは光束のまとまりが良く光量も充分で使い勝手が良い.とは言え点灯していれば何がしかの光は漏れるわけで,車外からも気が付くべきものだ.



だが,オフディレイ機能付きルームランプの減光点灯で施錠してからも暫く薄明るい車内に慣れきってしまった私は,何の疑いも持たずにガレージのシャッターを閉めてしまった.配光パターンの違いは,歴然なのに.間違いの無いよう,さらに精進しなければ.
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プレオ,冬タイヤに交換

2008-11-16 09:56:02 | Ape & Imp
愛車Impのタイヤは先週末すでに新品スタッドレスに交換済み(往き付けのガソリンスタンドに依頼)だが,つれあいと坊主が使っているプレオもそろそろ冬タイヤに交換しなければ… 晴渡ってはいないがどうにか日差しもこぼれる昼下がり,ぼちぼち作業に取り掛かる.


右フロントから作業開始.夏タイヤを外す前に,装着位置を略記したガムテープを張っておく.私の場合,タイヤの回転方向は変えたくないのでクロスローテーションはせず,前後の入れ替えに止めている.この夏タイヤ(FR)は,次期は右後輪(RR)である.


このプレオは,私がマイカー通勤せざるを得なくなった'06年につれあいの足として5年落ちで中古車ディーラーから購入したもので,初回登録地は室蘭である.イベントがらみで購入した時には気付かなかったのだが,初めて冬タイヤに交換した時に下回りの劣化が目に付いた.恐らくは,'03年の胆振・日高地方の豪雨・洪水で,(少なくとも)フロア付近までは冠水した履歴が有るのだろう.パワートレインは元気なので,今のところ不自由なく使ってはいるのだが.


なにせ錆だらけなので,ボルト/ナットが固着してしまう恐れもある.ボルトに潤滑スプレーを軽く吹き付けておく.


タイヤをセットし先ずは手締め.タイヤを軽く揺すりながら,指先で締められるところまで,対角線状に締めておく.




次にクロスレンチでじんわりと締め付け,インパクトレンチで4打ほど締め上げる.締め付け順序は何れも対角線.4輪とも同じ手順で交換完了.タイヤは昨シーズン新品に交換したブリジストン REVO 2 なので,サイプもコンパウンドも極めて元気である.





ワイパーもスノーブレードに交換した後,給油を兼て往き付けスタンドで空気圧をチェック.あとは数十km走って増締めすれば完璧だ.ついでに交換したImpのスノーブレードと併せ,“冬将軍に,いざ,見参!”の意気である.


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ラリージャパン2008;Day3あれこれ

2008-11-04 00:10:43 | Ape & Imp
アップ遅れましたが,RJ2008最終日… (2008/11/08公開)

07:00a.m.,庵発.観戦予定,SS24 IMERU 3 の競技開始は09:36.拙庵最寄りの伏古I.C. から札樽/道央道経由,一路千歳向き.札幌ドームのサービスパークからDay3最初のSS(SS21 KOYKA 1)に急ぐ競技車達に進路を譲りながらの走行.

道央道を挟み,新千歳空港の真裏にあたる北海道オフロードパークのダートコースに特設されたSS11/15/24/29 IMERU(イメル).最寄りの特設駐車場(無料)に停めると,会場からは“00カー(ダブルゼロ;3台走る前走車の2番手.競技開始の30分ほど前に競技車に近い速度でコースを走り,状況を確認する),今スタートしました!”のMC.0カー(競技開始の10分ほど前に走り,最終確認する.殆ど全開アタック)の走りから見たいので身支度もそこそこ,小雨降る中コースに向かい,一番奥,フライングフィニッシュ近くで観戦することに.

0カーがバトルスピードでフライングフィニッシュに飛び込む頃から雨は本格的となったが選手の走りは熱い.前日首位のヒルボネン(フォード)から出走,ラトバラ(フォード),ローブ(シトロエン),アトキンソン(スバル)… 泥濘み始めた緩い登りの左コーナーを立ち上がり,短いストレートを全開のままフィニッシュに飛び込んでいく迫力は凄まじい.初めての観戦という隣のご家族はため息しきりであった.
雨の中カメラを取り出したものの,生活防水とはいえ庇いながらの撮影.付近の観戦者に迷惑をお掛けしないアングルは,走路とほぼ直角に固定される.あのスピードじゃ,撮れんわな…

'07チャンプ,セバスチャン=ローブのあげた泥しぶき…

雨合羽の上着を羽織ってはきたが,12番手:新井サンが走る頃にはジーンズはぐっしょり.腹拵えと装備強化のため一時撤退,千歳I.C.近くに設置されたラリーパークへ. あれ?このMC,聞いた声…
Day1でSS 2/6 ユーパロを担当されていたMさんだ!


WRカーが走り終え,次の観戦ポイントへと続々下山を始める観衆を尻目に,観戦者と同じレベルに腰掛け,入手できる限りのリザルトや各選手のエピソードを交え,最後の1台まで熱く紹介してくれた,自称“スゥィーパー応援団”.
千歳ラリーパークでもプレハブのブースを出て,スタートリストやリザルトやらを貼った大きなクリップボード(画板と言った方が良いかな)を首に掛けてのMCだ.午後のイメル4には間に合わなくなるかもしれないが,絆されてDay2で使ったメッセージボードを引張り出し,通過全車両,スゥィーパーが通るまで,ここで応援することにする.


WRカーが過ぎた頃から一時小止みだった雨がぶり返し,本降りに.立ち詰めのMさんに観戦者の一人が傘を差し掛ける.クリップボードのリザルトは雨を含み,ページを繰るのも一苦労.懸命に通過順をチェックする彼女に,歩道際に張るもう一人が次の競技車両接近をアドバイスする…
金を払ったSS観戦者だけではない,居合わせた皆さんにラリーを楽しんでもらいたい… 意気に感じて集まる,ささやかなサポート…
私のラリージャパンが,今年も確かに,此処にあった…

スゥィーパーを見送り取って返したイメル,入場ゲートにほど近い SS29 フィニッシュコントロール.今しもローブが走り終え,タイムチェックシートを受け取るところ.

最終SSでポディウムを確保し,ドライバーズタイトルを手中に収めたセバスチャン=ローブ(シトロエン)をTVクルーが取り囲む.

かくして私のRJ2008は幕を閉じた.振り返ってみれば,29SSのうち天候その他の理由で3本がキャンセル,出走86台中28台がリタイヤ… 荒れに荒れたラリーであった.この過酷なラリーを終始クレバーに走り貫き,前人未到,5年連続のドライバーズタイトルを決めたローブには,心からの賛辞を送りたい.
ラリーの運営については,コースや各コントロール,観戦エリアなどで降りしきる雨も厭わず動き回っていたボランティア・マーシャルの皆さん,込み合う駐車場を懸命にさばいてくれた警備員の皆さん,各ラリーパークを運営した地元有志の皆さん,リエゾンとなった岩見沢の田舎道,路上でメンテナンスするWRカーを前に,“早めに分っていれば,歓迎したのに…”と声を掛けてくれた地元(多分,農家)のおじさん.他にも挙げきれないけれど,陰日向でラリーを支えてくださった皆さん,有難う.本当に,お疲れ様でした!.その上で,

先にアップしたプレビューで勝手に盛り上げておいて甚だ恐縮だが,'07RJ終了直後に示された'08のカレンダー,初冬の道央圏での開催は気候的に無理があるのでは…という直感が(これもラリーだ!!という,曰く言いがたい感慨の反面)現実となってしまったように思う.エントラントは良いとして,観客にもひょっとすれば雪の峠越えを強いてしまう…

WRCのラウンドが年間15戦から12戦に削減される'09年.現行カレンダーに日本ラウンドはリストされておらず,次回は'10年9月の開催予定となっている.1年空いてしまうのは甚だ残念だが,オーガナイザーには空いた1年を有効に使って,より良いRJを作っていってほしい… 3日間,フィールドをずるずる走り回って観戦した私の,心からの願いである.

頑張れ! ラリージャパン !!
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ラリージャパン2008;Day2あれこれ

2008-11-02 02:28:18 | Ape & Imp
朝イチで出るつもりだったけれど,木曜夜からの追っかけの疲れが出たか大幅に寝過し.歳だな…. 昼前,庵発.
とりあえず恵庭のラリーパークに停めて腹拵え.(写真,撮らなかったけれど)ローカルで良い雰囲気.“売店,何も無いんだね~”(ラリー関係の?それともお土産?;だとしたらそれはそうかも知れないケド…)と仰っていたオバサマ方もいらっしゃったけれど,喰気なら,ど~して,結構有りましたよ!“たつみ”も出てたし…

午後,Imp をD16:支笏湖通の側道に廻し,リエゾン観戦.


全車,見送りたかったけれど,日の陰りは早い.ヘッドライトが灯る頃にはラリー車の見分けも難しい.
“ヘンなおじさん”と見られるのは構わないが,あらぬところでメッセージ・ボードを出してしまい,往来(トラフィック)を乱すのは願い下げたい.日没を機に引揚げることにする.
見送りきれなかったプライベーターの皆さん(多分,20台ほど;哀川アニキを含む),ごめんなさい.明日,また何処かで応援しますからね!
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ラリージャパン2008;Day1あれこれ

2008-11-01 00:21:33 | Ape & Imp
Day1のオーバーオールはRJ/WRCオフィシャルサイト等にお任せするとして,とりあえず私の見ただけ,見たまんま.

“WRカー @ 夕張キネマ街道”. 各チーム,1枚ずつ.
因みに,私のそばでプレスの方が一人撮っていらっしゃったので,近々,もっと良い画がどこかの誌上に掲載されるかも知れません…


セバスチャン=ローブ(CITOROEN TOTAL WORLD RLALLY TEAM);相変わらず,憎たらしいほどクレバーな走り.


クリス=アトキンソン(SUBARU WORLD RALLY TEAM);
何故,ペターじゃ無いかって? すんません!撮影,シクりました
m(__)m


ヤリ・マティ=ラトバラ(BP FORD ABU-DHABI WORLD RALLY TEAM);イキオイ,ありますね!! Go! Push!!
(ヘッドライトにピンさえ合ってれば,言うことナシ!の一枚)


ヘニング=ソルベルグ(MUNCHI'S FORD WORLD RALLY TEAM);
がんばれ! お兄ちゃん!!


フランソワ=デュバル(STOBART VK M-SPORTS WORLD RALLY TEAM);ジジ=ガリ負傷のため,ピンチヒッター


トニ=ガルデマイスター(SUZUKI WORLD RALLY TEAM);
応援してま~す!!

PWRCですけど…

新井サン…(SUBARU TEAM ARAI);イケイケ~~!

夕張から,三笠方面にリエゾンをトレースすると…
(丁末越え,表面うっすら凍りかけてました.私は
履き潰しのスタッドレスだったから良かったケド…)
TC7 Isepo 手前.

WRカーの一団が,時間調整の空き(“稼いだ時間”と言った
ほうが良いか?)を使ってタイヤ周りのメンテをやってました.
前から,クリス;ヤリ;ヘニング;ペター.
ライト・ポッドもここで装着したのかな?

三笠手前では,“おにいちゃん”の後ろについてしまいました.


ちなみに,観戦したSS2(ユーパロ1)はご覧の混み様.
写真は端から撮る気ナシ! 各車の走りは,しっかり記憶に
遺しました.


あ,そうそう.WRカーが通り過ぎてプライベーターの走行順になると現金にも空いてきた撮影ポイント.一枚だけ撮ったのがコレ.


哀川 翔 “アニキ” の後姿.シブい!… かな?

2008/11/03補足
“WRカー@夕張キネマ街道”の撮影ポイントは,“リエゾン(繋ぎ区間)”と呼ばれる,競技区間(SS;山の中の林道などを閉鎖して複数設定される)の間を移動するための公道区間です.ここでは一般車に混じっての走行で,競技車両にも道路交通法が適用され,速度違反などすればWRカーと言えどもキップ切られます.
公道上を爆走しているような印象を与えてしまったのであれば,深くお詫びいたします.
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ラリージャパン2008;私的ぷちプレビュー #3

2008-10-30 18:24:09 | Ape & Imp
RJ'08,Day0. プレビュー第3弾,リエゾン

RJ初観戦の'05.お目当ての陸別SS観戦も楽しかったのだが,それ以上にハマったのがリエゾン観戦だった.以来,十勝では1日をSS,もう1日をリエゾンでの観戦に充てて楽しんできた.


Rally Japan 2005;Leg3 Liaison for Service G (Kita Aikoku)
SS23 PENKE 1 でドライブ系に負ったダメージを応急修理する
ハリ=ロバンペッラのミツビシ・ランサー WRC05


Rally Japan 2005;Leg3 Liaison for Service G (Kita-Aikoku)
まだ新車だった My Imp の前を P.ソルベルグが通り過ぎる.


Rally Japan 2005;Leg3 Rally Park Shintoku
レプリカ車や地元有志の出店が並ぶ.沿道ではMCが通過
するエントラントを紹介,お爺ちゃん・お婆ちゃんも小旗を振っ
て盛り上がる.


Rally Japan 2006;Reg2 SS17 SIPIRKAKIM 2
00カー,三菱コルトEVO.Version-R.ジャンクションから観戦
エリア前に飛び込みざま,拡声器で“コルトも,速いョ~~ぉ!”
観衆爆笑.(リエゾンではないが,競技車以外と言うことで)

そして,十勝開催最終年となった'07.Reg3,すべての林道SSを走り終えて最終の帯広スーパーSSに向かうWRCエントラントを新得ラリーパークで見送り,札幌に帰る道すがら.
“ありがとう,新得”の小さな手書きメッセージボードをダッシュボードに掲げ,グループNマシンに混じってラリーパーク前を通りかかる.
Nカー勢を見送っていた人たちが,大きく手を振って送ってくれる.“ありがとう!”の声も掛かる.“こちらこそ!”全席全開にしたウィンドウから思い切り高く腕を突き上げ,声援に応える.一瞬なれどひとつになれた手応え.私の,ラリージャパン.

新しい土地で,今年も,また…

p.s.
Day1;SS3/7 ISEPO 1/2,キャンセルになったみたい.アブノーマル・ウェザーって,積雪かな.リエゾンはどうなるのだろうか?
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ラリージャパン2008;私的ぷちプレビュー #2

2008-10-29 22:51:07 | Ape & Imp
一寸,今日のトピック.
仕事で通った道央道.レッキ中と思しきラリー車や,オフィシャルあるいはサポートだろうレンタカーがちらほらと.


それでは,プレビュー第2弾,チーム&ドライバー

セバスチャン=ローブ(シトロエン)はポディウムにさえ上がればドライバーズタイトル,無用なプッシュは避けるのか?対するミッコ=ヒルボネン(フォード)のプッシュはいかに?
タイトル争いはこの2人に絞られたが,他に私が注目するチーム/ドライバーを…

まずはヤリ・マティ=ラトバラ(フォード).昨年のRJ,陸別でそのアグレッシブな走りを目の当りにし,Reg3のリエゾンでは一時ヘニング“おにいちゃん”=ソルベルグ(ストバートVK・フォード)と彼(当時はストバートVK・フォード)との間に挟まって走ったこともあり,ちょっと思い入れが大きい.ノッたら速い彼のこと.何かやってくれそうな気がするのだが…

Rally Japan 2007;Leg2 SS11 RIKUBETSU 3
“キレ”た走りを見せる J.M. ラトバラ

次にスズキ・ワールドラリーチーム.RJ初観戦の'05,陸別で見た2台のスィフトの走りは圧巻だった.鮮やかな黄色のボディー,遠くからでもそれとわかるNAの甲高いエグゾースト・ノート.ウェットなダートコースを大きくテールを流しながら,でも,FFって,こんなに速いのか?!! … 以来,スズキはどうにも気になる存在となった.
SX4でのフル参戦となった今年,ニューマシンで最初のRJ.マシンの信頼性も向上してきているようなので,トニ=ガルデマイスターらの走りに注目したい.

Rally Japan 2005;Leg3 Kuttari ReFuel
ラリー最後の給油を待つスイフト編隊

そしてスバル.

Rally Japan 2005;Leg3 Kuttari ReFuel
SS二つを残し,ラリーをリードしての給油待ち.マーカス=グロンホルム(プジョー)と談笑するペター=ソルベルグ.僅か30分後,ライン上に転がる石にRJ二連勝の夢は潰えた…

スバル乗りである私(この夏,最初の車検を通したばかりだが…)は当然,スバルチームを応援している.多くは言うまい.ソルベルグもアトキンソンも,新しい舞台・新しいマシンで,存分に奔ってほしい.
Zenkai ! Petter,Steady ! Chris.Good Luck !!
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ラリージャパン2008;私的ぷちプレビュー #1

2008-10-28 22:27:40 | Ape & Imp
いよいよ今週末に迫ったラリージャパン(以下,“RJ”)2008.
今年は Day1の SS 3 YUPARO 1 と Day3 SS 24/29 IMERU 3/4,それに Day2のリエゾンを追っかけ観戦する予定であるが,初の道央開催と言うことで,どのようなラリーとなるか大いに楽しみである.観戦を前に,私なりの視点・見どころを整理しておこう.

まずは第1弾,ルート&ステージ


アイテナリーによると,RJ 2008 の総走行距離は1,316.28km,そのうち SSは 343.69km(総距離の26%),リエゾンは 972.59kmである.'04~'07の十勝圏開催でエントラントに不評だったリエゾンの長さ(最もコンパクトだった'07 でもリエゾンは1,200kmを越える)はだいぶ改善され,エントラントの負担も軽減されたと思われる.

一方,開催地変更により,SSはすべて新しくなった.各チームともレッキやペースノートの作成には大わらわと思われる.アイテナリーの掲げるこれら新しいSSのキィワードは“フラットで見通しが良くリズミカル”であるが,私がもう一つ着目したいのは地質である.

アンモナイトに象徴される,堆積岩を主とする夕張・三笠エリア(Day1).噴気をあげる恵庭岳の山麓,火成岩中心の恵庭エリア(Day2).溶岩ドームを擁する樽前山の裾野に拡がる,火山堆積物(火山灰)に覆われた千歳・苫小牧エリア(Day2/3).地形的にはもちろんだが,地質によっても走行順や天候要因による路面変化の傾向がそれぞれ異なると思われる.

R453;支笏湖畔道路からの樽前山(2008/07/26)

とくにDay1.4箇所のSSのうち3箇所の高低差が250m以上となるこのエリアはツイスティーそうで,ウェットコンディションともなればトラクションの低下も激しく,荒れた展開も予想される.もっとも,昨年のように初日から主力勢のリタイアが相次ぐ,荒れすぎた展開は願い下げたいものだが.

Rally Japan 2007;Leg2 SS11 RIKUBETSU 3
前日レグリタイアしたペター=ソルベルグだが,スーパーラリーで
再出走,アツい走りを披露してくれた…

一方,Day3の苫小牧エリアはフラットな地形で路面はしまっており,水捌けも良いと思われる.展開次第ではかなりのハードプッシュもみられるのではないか?

札幌近郊,ラリーのルートとなるエリアは先週末にちょっとまとまった降雨があり,以降はぐずついた天気が続いている.月曜朝には手稲山の山頂付近が雪化粧した.レッキは乾ききらない路面で行われたはずなので,軽いウェットについては各チームともそれなりの感触は得たものと思われる.乾いてくるか,このままか.今後の天候も要注意である.

ラリージャパンを観戦に来道される皆様! 北海道はすでに冬に入ろうとしています.去年のRJより寒くなりそうですよ.防寒対策は抜かりなく!! お車の方は路面状況に充分ご注意を! 安全運転で,良いラリーを楽しみましょう!
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