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プルースト『失われた時を求めて:漫画で読破』第5篇『囚われの女』(ヴァントイユの七重奏曲)(1923年):「私」はアルベルチーヌが他の者と会うのが心配で(嫉妬)いつもついて行った!

2021-11-26 12:05:17 | 日記
第5篇『囚われの女』(ヴァントイユの七重奏曲)(1923年):「私」はアルベルチーヌが他の者と会うのが心配で(嫉妬)いつもついて行った!(225-278頁)
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バルベックにて、かつての女の子たちが再会する。アルベルチーヌは「大人っぽくなったわね」と言われる。アンドレに「久しぶり」と「私」は挨拶する。「私」は、サン=ルー侯爵とその恋人ラシェル(女優)と一緒に食事する。
(17)
「私」にヴェルデュラン夫人(ブルジョアの大富豪)から招待状が届く。「あなたがスワン夫人と昔から付き合いがあり、ゲルマント家の人々と付き合いたいから、あなたを呼んだのよ」とアルベルチーヌが言った。サロンに「私」が行くと、ヴェルデュラン夫人が「自分のサロンに、昔、オデット(スワン夫人)、画家のエルスチール、スワンが参加していた」と言う。そして「スワンは病気で亡くなった」と言った。やがてヴェルデュラン夫人が「偉大なる芸術家」シャルル・モレルを紹介した。シャルリュス男爵も一緒だった。シャルル・モレルはバイオリンで「ヴァントイユの七重奏曲」を弾いた。
(18)
「私」は、アルベルチーヌと親密だった女性がヴァントイユ嬢で、アルベルチーヌが「ゴモラの女」(ホモセクシュアル)だと思い込む。「私」はヴァントイユ嬢に嫉妬した。アルベルチーヌがアンドレとディナーに行くというので「私」もついて行った。「私」はアルベルチーヌが他の者と会うのが心配で(嫉妬)いつもついて行った。アルベルチーヌは「囚われの女」だった。
(19)
いつも「疑わしい行動をする君といられない。別れる。」と「私」がアルベルチーヌに言う。アルベルチーヌは悲しみ絶望し家を出て、伯母のところに行ってしまった。そして落馬して死ぬ。「私」は自分がアルベルチーヌを愛していたことに、あらためて気づく。だが遅すぎた。アルベルチーヌは死んでしまった。
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