ラッシーママのひとりごと

仕事を辞め好きな事に一日を費やしている主婦です。

終戦記念日!

2010年08月15日 | 日記

nママさんのブログで、6月頃に撒いても出来る野菜がオクラと聞き
咲き終わったパンジーを抜き、早速、私も5,6個のプランターに種を撒きましたが
そのオクラが花を咲かせました。

 

 

 

オクラの花って始めて見ました。
随分可愛い花なのですね。
オクラの実も、このプランター以外にも幾つか生ってます。

 

                                                          

 

今日は65回目の終戦記念日でした。
の記事に書いたように、入院迄はゆっくり過ごそうと
DVDを借りてきた。


以前TVで紹介された時、見たいと思っていたのが借りられた。
終戦を意識してた訳ではないが、内容が戦争にまつわるものだった。

 


 

 

「縞模様のパジャマの少年」ドイツ人の少年とユダヤ人の少年の友情の物語り。

軍人の父を持つドイツ人の少年は母と姉と四人で暮らしている。
裕福な暮らしをしていたが、父が更に出世して
責任者として、新しい任地先に皆で越して来る。


新しい場所には子供もいず、寂しい日を過ごしていたが
ある日、家の窓から遠くに農場のようなものが見える。
其処がユダヤ人達の収容所とも知らず、探検のつもりで偵察に行く。


鉄条網の所で縞模様の洋服を着た、同じ歳の少年と出会う。
最初は相手にもしてくれなかったが、毎日通う内に心が通じ
ドイツ人の少年はユダヤ人の少年の為に、食べ物を調達してくる。


その収容所の一部には高い煙突がそびえたつ。
その煙突からの臭いが凄まじいので、理由を聞くがゴミを焼いていると言われ
少年は信じるが、本当の事は父親のみが知っている国からの極秘扱い。
母親も知らずにいたが、ある日母親は気づく。
母親はいくら戦争でも、それだけは絶対にいけないと夫と喧嘩する。


映画の中では、家庭教師が姉と少年に勉強を教えるが
「ドイツの歴史」を教える場面では、
ドイツを苦しめてるのはユダヤ人と、ユダヤ人全てが悪く
ユダヤ人には同情すべき点など何一つ無いのだから
ユダヤ人が苦しむのは当然と教えている。


戦争中とはいえ、何故あのようにユダヤ人を抹殺しようとしてるのか分からない。
少年はその先生の話しに疑問を感じるが、刃向かえない。


少年同士は益々仲良くなるが、母親は辛い現実にノイローゼ気味になり
母親と子供二人は別の場所に越す事になり
今回が最後と、その事を告げにユダヤ人の少年の所にドイツ人の少年が行くが
ユダヤ人の少年の父親がいなくなったので一緒に探して欲しいと頼まれる。
この時既にユダヤ人の父親はガス室に送られていたのを
二人共、全く気がついていない・・・


ユダヤ人の少年が持ってきた縞模様の洋服に着替え
鉄条網の下から潜り込み、着てきた洋服はそこにおいたまま
二人でユダヤ人の父親を探し始める。


二人が部屋を探している時、その部屋にいるユダヤ人の人達全てが
ドイツ人等によってガス室に送り込まれるが、二人の少年もその中に入っていた。
二人の少年は、其処がガス室とは知らず、雨が降ってきた道を歩かされたので
その部屋で雨宿りをさせてるものと勘違いしてる。
やがて扉は閉められ、天井の窓から毒ガスが
その時、二人の少年は互いに手を握り合い・・・・

 

 

 

ドイツ人の少年の姿が見えないので、軍人達で探すが
父親の子供を呼ぶ大きな声と、母親は少年が抜いた洋服を見つけ
全てを理解し泣き崩れている様子で映画は終わる。


見終わった後の、遣り切れなさ
先日観た「クロージング」と何処かダブっていた。


この軍人さんは、戦争によってユダヤ人抹殺のつもりが
自分の息子をガス室に送り、やがてくる終戦でドイツが敗戦し
ユダヤ人をガス室に送った罪で死刑になっただろう。


戦争とは一部の人達の考えで、戦場に赴き戦いあってる。
人間同士がいがみ合い国を争って、良い事は一つもなく
お互いの家族を失い、精神的に受ける傷の大きさ
戦争をやって得する事は絶対に無い。


私達の今の幸せがいつまでも続くよう、祈らずにはいられない。


この映画、スケールの大きい映画館で観てみたかった。

 

 

 

   

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22 コメント

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Unknown (夢路)
2010-08-15 23:43:43
何という悲しいお話でしょう。
罪のない二人の子供が国と国の戦いの犠牲になるなんて。
痛烈なハンセン映画ですね。

ドイツ人が悪の根源として忌み嫌ったユダヤ人(亡命していた)の手によって、
アメリカで核爆弾研究開発、そして作られました。
その核爆弾がドイツではなく日本に落とされたことはやりきれない現実です。

あまりに重たい映画、観るのがつらいですね。
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Unknown (lily)
2010-08-16 09:20:55
戦争とは一部の人達の考えで、戦場に赴き争いあってる。
人間同士がいがみ合い国を争って、良い事は一つもなくお互いの家族を失い、精神的に受ける傷の大きさ戦争をやって得することは絶対に無い。

私は、ラッシーママさんが書かれているこの言葉に尽きると思います。
いかなる理由があろうとも戦争は阻止しなければなりません。

終戦記念日の昨日、テレビで見聞きする戦争体験者の話、あまりにも辛いものがあります。

この映画の話し、やるせないですね。
返信する
戦争 (山小屋)
2010-08-16 09:52:35
「何故戦争をするのだろう?」
昔から聞かれた言葉です。
戦争は人間の欲望が引き起こす場合もあります。
小さな喧嘩が戦争に発展する場合もあります。
災害は人間の手で防げない場合が多いですが、
戦争は人間の手で防げます。
この時期は戦争について考えるのによい機会だと
思います。
返信する
Unknown (yoko)
2010-08-16 11:17:42
私もオクラの花を始めて見ました。
小さいハイビスカスの花に似ているような~

この前に、沖縄の人がテレビで言っていました。
「戦争は、人間が人間でなくなる」と言って遠くを見ていたのを思い出します。
戦争はあってはいけないし、今、戦争をしている国も止めてほしいのです。

でも、ラーシママさんの気持ちが落ち着いているのか心配です。
リウマチは、心の穏やかさや、にも左右されますので・・・ストレスと感じなければいいのですが・・・




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Unknown (ブッタ&フーコ)
2010-08-16 11:50:14
ラッシーママさんが書かれた粗筋を読むだけでも、非情さに胸が辛くなりました。

戦争はなんと悲惨で残酷なのでしょうか。

ユダヤ人は、国を失い各地を蔑まれながら放浪した長い歴史と、アウシュヴィッツなど強制収容所でのあまりに過酷な運命を経験しました。

その為なのでしょうか、ユダヤ人は、イスラエル建国後、国を守るために中東諸国と何度も戦争を起こしています。
イスラエルは公式には認めていませんが、核爆弾を持っている事は、もはや世界の常識になっています。

皮肉なことです。
戦争に絶対の正義はありません。夫々の言い分があり、相手の言い分に聞く耳を持てなくなった時に、のっぴきならない状況に追い込まれ戦争が始まります。
そしてどちらかが勝ちどちらかが負けるのです。

一旦戦争が始まれば、勝っても負けても多くの犠牲者が出ます。
まして、これから第二次世界大戦のような戦争が始まれば、人類は滅亡してしまいます。

だからこそ、私達は絶対に戦争を起こさないように努力していかなければいけませんよね。

歳ともに、日本の平和が先の大戦での多くの尊い犠牲の上に成り立っている事を意識するようになりました。
上手く言葉で表せませんが、心から感謝しています。
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Unknown (やっこちゃん)
2010-08-16 14:47:13
「ノー モア 広島」・・・ずっと終戦の8月には合言葉でしたが。
最近あまり耳にしません。
15日前後にはいろいろ取り上げられますが、風化していくのでしょうか?
「アンネの日記」なども遠くなりました。
戦後65年、大変長い年月が過ぎ去っていきました。
もう一度心にとめおく終戦記念日です。
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悲惨 (たまびと)
2010-08-16 21:45:11
あまりにも悲しい内容に言葉もありません。
昨晩「戦争を考える」というテレビを見ましたが、戦争について知らないことの多さに愕然としました。
地球上の全人類が戦争を起こさないという自覚を持つ必要を強く感じました。

ラッシーママさん、手術の成功をお祈りします。
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Unknown (ラッシーママ)
2010-08-16 22:43:12
夢路 様

親というのは子供が可愛いのは、例え国が違っても人間の根本は同じです。
我が子は可愛いが、敵の国の子供は憎い、これおかしいです。

今回の映画は、我が子もガス室に送り込んでしまい、戦争の愚かさを表現してました。
観終わった後に、考えさせられる映画でした。


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Unknown (ラッシーママ)
2010-08-16 23:03:35
lily 様

この映画を観て、涙しましたが現実はもっと悲惨だったと思います。
私達は見苦しいものは蓋をして見ないようにし
てしまいがちですが、知っていなければならない事もあります。

歳を取るに従って、幸せというものに感謝してます。
返信する
Unknown (ラッシーママ)
2010-08-16 23:10:07
山小屋 様

未だ私達の時代には、戦争で家族を亡くした人
や悲惨だった話しを直接聞けますが、この人達
がいなくなったら、今の若者達は戦争というのを深く考えてくれるだろうか。

今の日本の幸せは、戦争で亡くなった人達のお蔭なんだよ・・・ということを。
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