17日(金)18日(土)とラッシーパパが育った山梨に旅行して来た。
私は山梨と言うと、義両親が亡くなるまで何時も用事の為に行っていたので
遊びとは結び付かず、ラッシーパパから山梨にも旅行しようと言われていたが
宿泊先を決めるのが億劫だったが、行ってみたら楽しい二日間でした
最初に行ったのは長い事田舎に通っていながら、毎回気になりながらも行って無かった
「一宮浅間神社(いちみやせんげんじんじゃ)」
誰も居なかったが、立派な神社でした。
山梨の立身者と言えば鉄道王の異名を持つ「根津嘉一郎」さんと
阪急電鉄や宝塚の創業者の「小林一三」さんだそうです。
その一人の根津嘉一郎の生家を記念館として一般公開してます。
周り一体は根津一族なのでしょう、何処を見ても苗字は根津でした。
↑の写真の右下の銅像は万力公園内にありますので、山梨県の英雄なのでしょう。
その後、四尾連湖(しびれこ)に行ってみました。
標高850メートルある小さな湖で、周囲は1,2キロ程の神秘的な湖で桜が未だ間に合いました。
この四尾連湖は広い有料駐車場があり、傍にはテーブルが幾つも置いてあり
日溜りでコンビニで買ったお弁当を食べました。
私達以外はバイクで来たお兄さんが一人居ましたが、すぐに帰ってしまい
この湖、二人のもの・・・
ゆっくり1周しても30分もあれば歩けます。
湖の周りには沢山バンガローがあり、夏は泳いだりハイキングしたりと
若い人達には魅力のある湖でしょう。
標高が高いだけに寒さも厳しいのでしょう。
桜は今が盛りに咲いてましたが山桜?かしら、咲き方が地味ですね
何時も観光する時は私がネットで調べた所に行くのですが、流石は山梨で育ったラッシーパパ
今回はネットでは調べ切れなかった観光地に連れて行ってくれました。
「大門碑林公園」と言う、中国一級国宝を当時のままに復元した公園だそうです。
当時のままに復元した立碑は、いずれも中国第一級品だそうで
碑の復元には中国と日本の最も古く良い拓本を基に書体、書学を研究して
原稿を作成し陝西省碑林博物館の技術と協力を得て
創建当時の姿のままに復元したもので、現存する中国の碑は文字に亀裂が入り
又、剥落したりしてるようです。
これらの碑はいままで荷復元された事が無く、それゆえ大門碑林は中国や日本書道史上
画期的な事業だと言われるゆえんです。
その為に多くの識者や著名な書道家の注目を集めています。(パンフレットより)
万里の長城を歩いてるような錯覚に思えるほど、広くて見て歩くには面白かったが疲れた
1時間以上掛かってしまった。
次に行ったのが歌舞伎文化公園中にある「歌舞伎文化会館」で、
歌舞伎に関する資料や、歴代團十郎の紹介などの資料館に
入場料500円を払い中に入りました。
最初に3D用のメガネを貸してくれて、ラッシーパパと私で3D体験映像を15分位見てから
歌舞伎の舞台「助六由緑江戸桜」、(11代團十郎)が再現されており、此処のみ撮影が許されてます。
最初に12代團十郎さんが、歌舞伎の様子を紹介してから
歌舞伎文化会館のある市川三郷町で採れる産物を映し出し
ブドウ・柿・イチジク・サクランボ・栗などが出てきたのですが
栗が私を目掛けて落ちてくる時には、思わず「ワツ」と言ってしまったが
ラッシーパパも言ってたのには、思わず二人で声をあげて笑ってしまった
その後、受付の方が「説明しましょうか?」と言ってくれたので、勿論お願いしました。
この女性、歌舞伎に付いて熱く語ります。
歌舞伎の代々の市川團十郎の事を細かく説明してくれて
初代「市川團十郎」の父親は武田家の家臣で堀越十郎家宣
合戦で武勇を立て、上野のほっこしに160貫の地を与えられ、この地に住んだそうです。
13年後に武田勝頼は徳川連合軍の襲撃を受け家族もろとも自刀し、武田家は滅亡
それにより主家を失った堀越十郎家宣は家族を伴って信仰していた不動明王を頼って
成田さんに逃れ、近くの幡谷村に居を構えたのが始まりだそうです。
だから屋号を「成田屋」と言うのですね。
市川團十郎の初代から先日亡くなった12代目までの全てにおいて説明してくれて
この後、ホテルには5時頃着くと思っていましたら、説明が終わったのが17時10分前
説明をしてくれた方は勿論ですが、聴いてる私達も疲れた
ブログ仲間の銀河さんが歌舞伎に詳しくて、歌舞伎に連れて行ってくれたのも銀河さん
それで歌舞伎に多少は興味を持ち、その後も銀河さんや他の友達や姉達と
10回位は観に行ってるので説明が良く分かり面白かった。
歌舞伎など1度も行ってないラッシーパパでも、あれほど熱く語られると
今まで歌舞伎に全く興味が無かったが、かなり分かり面白かったと言ってました。
帰りの車の中で、先日の下田との違いが露に出て、1000円(まだ言ってる)も入場料を取りながら
歌舞伎資料館は500円で、この差は何・・・
益々腹が立ってきた
写真禁止なので写真は撮れなかったのですが、ラッシーパパの叔父が
友人S氏の父親が東京の興行師をしており、その際10代目の團十郎が
80年以上前に舞台で着た着物が仕舞ってあったのを見つけ
鑑定を奨め、その結果が本物と分かり、S氏が歌舞伎文化資料館に寄贈したそうです。
その羽織を見ましたが、未だ真新しく感じられ立派な羽織?でした。
鑑定に出す前に叔父が撮った写真が叔父のブログに載ってましたので拝借しました。
寄贈した羽織は左の羽織でした。
その事を受付の女性に話したら、何とその女性はS氏の娘さんの同級生でした。
話しは何処で通じるか分かりませんね。
そんな関係から熱心に説明してくれたのでしょう。
ブログ仲間の銀河さんなら感激して泣いてしまうかも・・・
この文化資料館に入る前に、「ふるさと会館」もあり、それは立派なお城になってます。
文化資料館と共通のチケットで4階の展望台まで上って見ました。
天気も良く山々(私、山の名前に疎いのです)が見え、素晴らしい眺望です。
2階の考古資料館にも入ってみましたが、其処はざあっとね
歌舞伎文化公園はボタンの花でも有名らしく2500本のボタンの株が植えられて
ボタンの花が入り口で迎えてくれます。
そのボタンの花園の中に、初代の団十郎の発祥の地の石碑があります。
ふるさと会館に行く道に團十郎の記念植樹があります。
何株かのボタンが咲き出してましたが、これらが皆咲いたらどんなに綺麗でしょう
これからはボタンの時期、家から日帰り出来る距離なので又来たいわ。
そんな事で、其処から1時間以上掛かるホテルには遅くなる事を連絡して
ホテルに着いたのが18時半、夕食を19時からに頼みました。
このホテルの食事、地場産の食材に拘った素朴な物でしたが、どれも美味しかった
イワナのお刺身を始めて食べましたが甘い・・・のにはビックリでした。
又、マスの焼き魚にカニの素揚げ、どちらも美味しかった。
寄せ鍋やうどんは写真を撮り忘れて、途中で撮ったものです。
この日は疲れてしまい、お風呂に入ったら寝てしまい夜中に目が覚めてしまったが
翌日は凄い事を遣ってしまいましたが、その事は次回にね。
山梨県は山をやる者にとってはお楽しみの宝庫、主人と知り合ったのも八ヶ岳のふもとの山小屋でした。
石和に友人がいて、娘の頃から泊りがけで清里などでハイキングを楽しんだのが縁でした。
それとやはりもっぱら行ったのは富士五湖周辺でしょうか・・・
温泉でお勧めは「ほったらかし温泉」です。
山梨方面に行くと必ず寄りました。
でも、一宮浅間神社も「大門碑林公園」も、「歌舞伎文化会館」も知りませんでした。
四尾連湖は主人と山登りに行った時に車を置いた思い出があります。
バンガローを覚えていますよ。
翌日にやってしまった凄いことって何かしら?
気になりますね~
山梨と言うとラッシーパパの実家がある所なので、行く時は何時もお手伝いで
遊びで行ったのは子供が小さい時だけで、連れて行ってくれたのは近くの川
ですから山梨と言うと遊ぶ所とは考えられなかったのです。
山をやる方にとっては宝庫なのですね。
私は独身の頃に何度か山に行ってますが、それも数えられる程度
出産後からリューマチで、子供を連れて旅行に行っても歩く所は私は待ってたくらいですか
ら、山の楽しさは数年前まで知りませんでした。
ブログ仲間にハイキングに連れて行って貰ってから、楽しさが分かりました。
nao♪さんはご主人と若い頃から旅行を楽しんでられたようですが
その頃の私は足が痛くて歩くのが辛かったので旅行も行ってないのです。
足の手術してから、私の青春が来たようなものですから
今は時間が許す限りは、その時の分を取り戻そうと遊んでいます。
山梨も行ってみたら素敵な所が一杯でした。
山梨は近いので日帰りも出来、これからは山梨にもう少し目をめを向けましょう。
今はお留守ですね。
四国こんぴら歌舞伎を観に行って昨夜かえりました。
帰ってからゆっくり拝見しようと思って今朝伺いました。
とても詳しく書かれて ここまでの時間 相当ですよね。
でも私なら・・のことでしょうが・・。
山梨 八ヶ岳に行きますときお世話になりますがラッシ-ママさんが行かれた所へは行っていませんので興味深く拝見しました。
市川家のご先祖さまたちのお話も興味深いですね。
私もお聞きしたかったです(笑)
ホテルへのご帰還 時間が気になりましたね(^^ゞ
お返事遅くなり申し訳ありません。
今、yasukonさんのブログにお邪魔してきました。
yasukonさんも「四国こんぴら歌舞伎」を観に出掛けていたのですね。
yasukonさんは毎日ブログ更新してますので
そのパワーに、私には真似が出来ません。
今回の山梨の記事ですが、観光地をネットで調べても出てきませんでした。
偶々、ラッシーパパが山梨出身なのであちこち知ってましたが
山梨旅行を何度もしてる方でも知らなかったようです。
もし山梨に行らっしゃるような事があれば、参考になさって下さい。