ラッシーママのひとりごと

仕事を辞め好きな事に一日を費やしている主婦です。

Kさんと手芸!

2020年11月17日 | 手芸
今日(17日)は以前に手芸を教えていたKさんに、干支の丑さん作りを教えました。
Kさんとは私が青汁の配達をしてた時からのお客様で、私が配達を止めてからも家が近いのでお付き合いが続いてました。
Kさんの実家は京都で、その京都から脳梗塞を患ったお母様が一緒に済むようになり私とも顔見知りに
私が吊るし雛を作ってるのを知って、教えて欲しいとの事でKさんとお母様とKさんの友人のNさんを教える事になりました・・・こちら


KさんとNさんには吊るし飾りが完成した3年間を教えましたが、お母様は1年半くらい経った頃に更に身体の自由が効かなくなり施設に入られました。
その後はお母様にお目に掛かる事も無かったのですが、施設でお元気に暮らしてるとの事でした。
KさんとNさんはは吊るし飾りが出来上がった後は暫くは休みたいとの事で手芸を抜きで、Kさんとは年に数回会ってましたが毎年干支だけは作りたいとの事で
干支を作る時期が来たので干支の写真を添えて連絡しました。


何時もならすぐに返事が来るのに中々返事が戻って来ません。
私はいつもと違うKさんに、もしかしたらお母様の身に何かあったのでは・・・
私の勘が当たりました、返事には9月に90歳で亡くなられたそうです。
葬儀は家族親族のみで行われたそうですが、お母様が作られた七宝まりや吊るし雛の幾つかを皆様に観て貰ったそうで
本当に良かったとKさんから返事を頂きました。


既にお母様の納骨も京都のお墓に無事に済まし、Kさん宅には生前のニコニコ笑った本当にいい顔してる写真がありました。
私がお母様の好きだった干し柿をお持ちしお供えしましたが、お母様は以前に我が家にお茶しにいらした事を非常に喜んでたそうで
今日もKさんから「他は誰も呼んでくれないのに、ラッシーママさんだけが初めて母を呼んでくれてありがったかった」と言って頂きましたが
我が家は誰がいらしても接待などしませんが、家にあるものでお茶くらいならお出ししますよ。


お母様と一緒に手芸した1年半は私にとっても、楽しい貴重な時間でした。
思うように動かせない指を必死に動かし縫ってる様子は、努力無くては縫えるものではないのに沢山の吊るし雛を作りましたね。
晩年の穏やかなお母様の日常はKさんと言う優しい娘さんが居たからで、更にKさんのご主人に娘孫さん
眠る様に安らかに旅立たれたそうで、本当に90歳まで幸せな一生でしたね。
Kさんにとっては寂しいでしょうが、日々が癒してくれるでしょう。
今日はお母様も仲間に入って、私達の話しを聴いて笑ってくれたでしょうか。





今回作ってる丑さんは1度で完成させるのは難しいので、もう1度日を改めて作る事にしました。
15時には美味しいお茶菓子を戴きました。
お母様の写真をブログに載せていいか訊きましたら、「母も喜ぶでしょうから載せて下さい」と承諾を得てます。
私もお母様に挨拶できて良かったです。











コメント (18)
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