魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

暖かいのか寒いのか?!

2012年01月16日 | 美味しいもの
昨日新年会といいますか、ライブといいますか、騒いで、さらに帰宅後も
ワイン飲んでぐっすりと眠っていました。


お昼近くに起きて、なにげに電話をしてみたのです。
多分お休みだろうな・・・


・・・なに? 今日は営業しているですと~!




そうですか。行かねばなるまい。

どんなルールかは分からないが、おいらが決めたルールなのさ~。
寒空の中、バイクを走らせる。

1時間たっぷりの道のり。気温は6、7度くらいか。





寒くても走る。海辺で潮風に吹かれても、山の上で山風に吹かれても、
「トンコツ野郎のサンバ」(自作曲)を口ずさみながら行くんだよー。
wow wow baby~


さすれば、ちゃんとお店が開いていて・・・出てきました。





もう禁断症状が出ていた久しぶりの千々石「げんこつ家」のラーメン。

見た目から輝きが戻っています。

しっかりと心に刻むように味わいます。





骨粉もしっかりとありましたが、まだまだ味は軽めで、本格的に旨味
は乗りきってはいません。

なんでも昨日から再オープンされたようです。呼び戻しスープがしっか
りするまでにはもうちょっと時間がかかるでしょうか。



さて、1時間の道のりを走って冷えた体を少し暖めたところで、せっかく
なのでもうちょっと30分くらい?走って、小浜温泉へ。

一番渋~いお湯を目指しました。





脇浜共同浴場へ。


建物がすごくレトロです。昭和の初期状態でしょう。


裏側はこんな感じ。






中もすごい状態で、検索すると(クリック)レトロ感がよく伝わってくる
ことでしょう。お湯も源泉かけ流しなのでとても良いです。





150円という安い入浴料と渋い雰囲気は抜群ですが、シャワーはありません。

それくらいはなんとかなるのですが、ただひとつ問題が。

ドライヤーがないんです。私のようにバイクでやってくる人間は、当然ヘル
メットをかぶるわけですから、乾かすのが必須。

よく乾かないままでヘルメットかぶって帰って来たので、髪の毛が変に
ぺちゃんこ~。



寒いの我慢して、ラーメン食べて、ちょっと暖まって、
小浜温泉に着く頃また冷えてきて、
温泉入ってしっかり暖まって、
またバイクで寒空の下を走って、

・・・・・帰りついたらとても寒かったよ~。震えてたし。


でも体からは良い香りするし、心は暖まったよね、きっと。


はて、これは寒かったのか、暖かかったのかどっちだろう???


ただし、こんなこと高血圧おじさんのすることではありません。
ある意味、命がけです。

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締めの安ワイン

2012年01月15日 | ワイン ~2019年
今夜はマーチンのギターを抱え、ちょびっとライブをやってまいりました。

「ペコロス&ピクルスさんライブ」のあとに数曲やらせていただきました。

とても久しぶりな感じで、感覚が戻っていないような・・・・・


少人数でしたので和気あいあい、逆に私が大好きな雰囲気で良かったです。
でも豚骨ラーメンの歌も発表出来たし、今年もがんばろうと思います。

ところで「トンコツ野郎のサンバ」といってかなりノリノリのサンバなん
ですよ~。最初は冗談ソングっぽく作り始めたら、いつの間にか本格的に
なってしまって(職業病的に?)マツケンサンバくらいは面白いかもしれ
ません。

ホントはこの曲、ピアノバージョンもあるのですが、それはそのうちに。


他にも橋ノ助さん、大瀬良さん、そしてピアニストの松尾薫さんのショパンなど
聴けて楽しかったです。



まあ、そんなこんなは置いておいて、ちょっと飲みましたかねえ。

赤ワインばかり飲めば良かったものの、最後のジンが結構アルコール度が高くて
効きました。



ほんで歩いて帰りつつーの、お風呂も入りつつーの、ちょっとだけ醒めたらまた
大好きな赤ワインの世界です。


このワイン(上の写真の)は数日前に書きましたので、もう詳しくは書きま
せんが、598円のわりには優しくてちゃんと飲めます。
お手軽デイリーとしてしばらく販売いたします。(在庫のあるうち)


さあて、明日は(もう本日)きっとどこかでラーメンだよな~!


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嬉しくて仕方がない、けど冷静に。

2012年01月14日 | ワイン ~2019年
昨日、新しい曲を仕上げました。


もうね、メチャ嬉しいです。


確かに素人のつまらない(かもしれない曲?)を書きましたが、作品とは
上手、下手を超えて、自分がこの人生を歩いてきたからこそ出来るわけで、
違う道を歩いていたら・・・(もっと良いのが出来たかも?)また違った
作品になるわけです。世界にひとつだけのものです。

でもこれが出来たこと自体には満足しています。


そんなわけで、新作を10回くらい演奏してみて、やっぱり良いので、と
いうか、どんどん良くなっていくので幸せなんです。

完全に自己満足状態ですが、少しはそんな嬉しさもないとやってられま
せんしね。今だけは浸っていたい。

客観視すると、「そんなに良い?」って多くの方が思うでしょうが、所詮
そんなもんです。でも趣味でやっている分にはそれが許されます。




でもってこちらはお仕事。

今夜の試飲はこれです。





2007 グラン・カレロ リセルヴァ
   (スペイン、赤、千円程度)

セパージュはモナストレル、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーとなって
います。

香りはプラム、ブラックベリーなどちょっと沈んだ感じに、ドライフルーツ、
油絵具やクレヨン、ちょとだけ揮発性で黒土や微かなジビエなど。


味わいは目が詰まり充実したフルーツにウェイト感。偉大までは到底行きま
せんが、この価格帯なら十分でしょうか。

もう少しフィネスがあったらとは思いますが、デイリーとしてはまずまず満足
できるかと思います。


輸入元のセールでした。本当は1800円くらいだそうですが、私としては1000
円程度が当店の妥当ラインだと思います。

冷静に客観視。これこそお仕事です。


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おっちょこちょい野郎

2012年01月13日 | 音楽
今日は近所のガソリンスタンド(GS)でドジをしました。


ガソリンのプリペイドカード1万円分を買い、それから灯油を20L持ち
帰りました。

まあ、そこまでは良かったのですが、そのGSはセルフ方式でしたが、
投入したカードを給油が済んだあと、取り損ねてしまい、見事に忘れて
帰宅したのです。


その後、ハッと気づいた私は・・・
すかさずGSにTELを入れました。


すると・・・・・


ちゃんと知っていて、忘れものとして取っておいていただけました。





「バイクで来店された○○様 今のところTELなし」なーんて書い
てあります。


何とか無事8千円以上もの残りを紛失せずにすみました。

メチャ嬉しい!


・・・・・というか、自分の「おっちょこちょい野郎」加減にも・・・・・


まずは感謝です。


ありがとうございます。「南国殖産さま」。

今後ともおっちょこちょいな私をよろしくお願いいたします。





・・・・・そんなドジな私ですけど、明日(14日土)は東古川町「カフェ豆
ちゃん」にて、「ペコロスさん&ピクルスさん兄弟ライブ」のあとですが、ち
ょっとだけ演奏させていただきます。


出演者が少なければたっぷりと演奏もいたします。
トンコツラーメンの歌として作った新曲「トンコツ野郎のサンバ」をやる予定。
ってか私の曲をほとんど聞いたことがない方にとっては、すべてが新曲ですの
でそれはそれで楽しいですよね。

ちなみにチャージはありません。コーヒー、ビールなどワンドリンク500円です。


他にはどなたが参加するのやら??? もしかしたら誰もいなくてさびしい
状況かもしれませんが、それならそれで好き放題できるのでいいかなあ。



他にも今日出来上がったばかりの?「とてもさわやかな新曲」(そう、出来たん
です!今年最初の曲ですね)もやることだってできます???

そのあたりは流れにまかせながら考えます。


ってことで、無理にはお誘いしませんが、お暇な方は夜にカフェ豆ちゃんまでど
うぞ。夜6時以降やるとは思いますが、私も仕事がありますのでやるのは7時半
以降になるとは思います。


ちなみに「そんな下手くそのアマチュアの演奏なんて興味ないわい!」と思われ
ましたら、youtubeにて「ラリラリピノ」を検索していただきますと、いくつか
私の演奏が出ます。もちろんそれもご面倒な方にはご無理は申しません。


おっちょこちょいで不器用なラリラリ・ピノですけど、それなりに頑張って
まいります。今年もワインだけでなく、音楽の方もよろしくお願いいたします。


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暖まる遠征なのさ

2012年01月12日 | 美味しいもの
そうそう、ここ行ってきました。

最近お気に入りの「げんこつ家」が休みばかりで、心が満たされません。

そいでもって遠征です。

佐賀県の「来久軒」。





とても久しぶりです。
ワクワクします。


ジャーン!





お~、これこれ!

少し白めのスープ。とても優しくミルキーな味。もちろん牛乳は入っていま
せんが、とてもまろやかに出来たスープが染みわたります。

近所にあったらな~。心安らぐ味わいです。


これを見て、わざわざ長崎から行く方もいらっしゃるかもしれませんが、正直
インパクトは少ないです。でもその奥に純なトンコツの旨味と柔らかさを堪能
出来ることでしょう。





さて、せっかくこの地まで来たのですからついでにここも寄りました。





嬉野温泉にある「シーボルトの湯」。


なんで佐賀県でシーボルトかって???

サイトで調べてください。


豚骨ラーメンと温泉で暖まりましたよぉー。

最近日帰り温泉が結構お気に入りになりました。また行きます。

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ボルドーよ安くなってね~!

2012年01月11日 | ワイン ~2019年
なでしこジャパンの澤選手、そして佐々木監督、おめでとうございます!

夢のようです。日本人があの舞台で栄誉を受けるなんて。

もちろん個人的には何の関係もないでしょうが、ちょっと嬉しい。



ところでいよいよ高級ボルドーワインが値下がり(クリック)ですよ。

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2011年の高級ボルドーワインの取り引き価格が下がったことが、英国のイン
ターネット上の高級ワイン取り引き市場「Liv-ex」の指数で明らかになった。

 ボルドーを中心とした主要100銘柄の日々の取引価格を指数化した「ファ
インワイン100」は、2011年末で286・33となり、年間で14・85%下落した。
史上最高値を記録した2010年ボルドーから中国市場が離れ、ユーロの危機が
これに加わったのが原因と見られる。

 2011年前半は好調だったが、6月をピークに12月までに指数が22・5%下落
した。これは2008年8月のリーマンショック時の下げ幅22%に匹敵する数字。
最近のヴィンテージのボルドー1級シャトーの日々の値動きを追う「ファイン
ワイン50」は、12月に4・96%下落し、月間では2000年1月以来4番目の下げ幅
となった。

 1級シャトーの高騰を象徴するラフィット・ロートシルト2008の平均ケース
価格は、2011年1月に1万4043ポンドだったが、12月には8108ポンドまで落ち
込み、45%の下落。ラフィット2009も過去6か月間で28%下落した。中国市場
の投機熱が冷めたのが最大の要因と見られる。

(2012年1月10日 読売新聞)

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飲む以外に「投機」の対象となっていましたが、やっと市場では冷静さが出て
きたようです。

しばらくボルドーは様子を伺いながら、少しづつ買うのが良いでしょうね。


今当店には有名ボルドー銘柄は2、3アイテムしか置いてありません。
あまりに不釣り合いな価格だったからです。これから少し増やせそうかな?




さてと今夜の試飲(昨日から)はとても安ワイン。





2010 ロゼット メルロ、サンジョヴェーゼ
   (伊、赤、598円)

メルロ種とサンジョヴェーゼ種のワインです。
香りは軽い赤系イチゴやチェリー、キノコ、赤土、蝋、革、シナモンなど。

味わいは軽やかな果実味です。ミディアム~ライトボディでしょうが、革
やスパイシーなニュアンスはあります。1日目よりも2日目の方が馴染んで
美味しく感じますので、いくらお安いとはいえ、不味いわけではなくて、
結構がんばっているかと思います。

よろしく。

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いよいよ本格シーズン?

2012年01月10日 | 美味しいもの
今年もいよいよシーズンスタートです。







これこれ!


牡蠣小屋のシーズンでしょ!


ホントはもっと早くから営業しているのですが、あまり早い時期は美味しく
ないですからね。もうすぐ私たち夫婦の親を連れていきたいと思って、とり
あえず下見に来ました。



今年は・・・この時期でもねえ、正直いまいち状態なんですよ。


多分よそから持ってきた稚貝を使っているし、海の状態も万全でないため
本当の有明海の恵み100%の状態の牡蠣ではありません。

こうなったのも諫早湾干拓後か???


今回は大きめの牡蠣を選んでみましたが、この牡蠣小屋システムを楽しむ
なら小粒の牡蠣をいっぱい焼いて、あれやこれや言ってたくさん焼いて
たくさん食べた方が楽しいんじゃないでしょうか。(小さめなのもたくさん
売ってあります。有明産と九十九島産と)





帰りには「ラーメンわげ」のおさかなトンコツラーメンで締め!
いいね。


最近駐車場の場所が変わりちょっと戸惑いましたが、行かれる方はお店に
一度お聞きした方がスムースにいけるかと思います。


ところで大好きな「げんこつ家」さんが最近開いてないよー。
ふられ続けています。

げんこつ家さん、万が一これをお読みで、お店を開けておられましたら、
ひとことコメントください。


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別れのあいさつ

2012年01月09日 | ワイン ~2019年
長崎スポーツセンターの最後ですので、お別れのあいさつに。






繁華街に近いこの場所がなくなって、深堀町のある「マリンスポーツセンター」
が残るというのもちょっと妙な感じはします。




さて中がどうなっているかといいますと、





こーんな感じ。


懐かしい方もいらっしゃるでしょうか。


私はこのボウリング場で結構鍛えられました。
あとは「エースレーン」(市民病院となりや五島町)が多かったかなあ。
長崎市民の方、懐かしいでしょ。


全盛期の頃(高校生?)はアベレージ170~180はあったと思います。
スプリット(ピンが離れて残る状態)が出ると、逆に喜んで、倒してやろうと
燃えていました。5-7、5-10は得意技でした。(って今、若いころの自慢し
てもばっかみたいですね。ごめんなさい

でもこの先、ボウリングすることってあるのでしょうか???
ボウリングへのさよならなのかもしれません。
この地にあったアイススケートももうしないんじゃないかなあ。

はかない気がしてきました。





さて、そんな若くてエネルギッシュな頃を思い出すにはこれ。
このワインは素晴らしい!





2008 コノスル シラー 20バレル
  (チリ、シラー種、赤、2千円台前半)


ひと嗅ぎして、かつてのクリスマスのバターケーキ(チョコがコーティングして
あってうす緑色のクリームがホイップしてあるような)を思い浮かべました。

化粧品や焼き菓子やエステルなど案外人工的甘味料の香りがします。

もちろんチェリーやプラム、肉系旨味臭やコショウなどのスパイスも鮮烈な果実味
の奥でむんむんと漂っています。


香りを嗅いだ時点で、すでにかなりすごいワインであることが分かります。


味わいは濃厚でスパイシーな甘い果実味に覆われています。
価格からするとそのとんでもないパワーは鼻から脳天へと突き抜けそうです。


はっきり言いますと、これ飲んで濃くて重い~!というのなら分かりますが、
不味い~と言う方いらっしゃるのかな?
確かにちょっとケバイ風味と感じる方もいらっしゃるでしょうが、まあ普通に
赤ワインをお好きな方なら拍手や笑顔のひとつは確実にこぼれるであろうかと
思います。

とんでもないワインです。


このコノスルの“20バレルシリーズ”はやはりすごいと思います。
自分自身がワインを造るとして、これより安くて濃くて、旨味たっぷりのワイ
ンを造れる自信はまったくありません。脱帽級のすごさだと感じます。

次の仕入れで仕込んでおきます。お楽しみに。

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カリフォルニアとオレゴンのピノ

2012年01月08日 | ワイン ~2019年
高校サッカー選手権、国見高校を押しのけ出場した長崎日大高校。

敗れたとはいえ、相手の市立船橋高校を苦しめ、あと5分くらいまで勝ち戦
でしたよね。


その後の動向を(市船高の決勝戦進出)見るに・・・、案外やれていたのではないか?
と思ってしまいます。

市船戦での前半戦の戦い方が後半も出来ていれば、もしかすると
今頃・・・・・!なんてね。


人生に「たられば」を言い出すときりがありません。



ワインだって同じで、あの時飲んでいれば・・・とか、買っておけば・・・とか、




さて、今夜はこれです。






2009 シデュリ ピノ・ノワール ソノマ
  (USA、ピノ種、赤、3千円程度)


昨日「レクイエムのワイン」として飲んだ「シデュリ」の場所違いのワイン。

カリフォルニア州とオレゴン州の(ピノ・ノワールの)違いを示す一端となり
得るのでしょうか。


香りは熟した赤系ベリー、スグリやモモ、ざくろなど。コンポートや焼き菓子、
赤茶色の土、肉、レザーなど。


味わいは甘酸っぱいフルーツは優しく、甘く、そして伸びやか。
ピノですので軽めですが、口中では酸味と合体、そしてフィニッシュでは
蜜のような甘さがきらりんと現れます。誰もがちょっと笑顔になるかも
しれません。


このワイン、とあるイベントの商品として使ったのですが、ゲットされた
方々、喜んで飲んでいただいたかなぁ~。




そして大雑把な見解ですが、
多分果実味は豊かなのはカリフォルニア。
酸がしっかりあり、スタイリッシュなのがオレゴン。

確かにオレゴンがやや細身で、カリフォルニアがヴォリューム感があります。


一見、カリフォルニアの方が一般的に多くの方のターゲットと成り得るで
しょう。ただ、開栓後、時間が経ったり、翌日の味わいだったりすると
オレゴンの方が輪郭やクリアさ、果実味の美しさを保っているようです。

つまり寝かせるならオレゴン。すぐに飲むのならカリフォルニアです。
(あくまで私の一例だけの見解です。全部がそうだと思いこまないでくだ
さい)



でも総じてなのですが、ワインって北国のほうがシャキッとして、南国の
方がダラっとしていると思います。これが人間だったら・・・・・
やはり北国産の方が人気あるのかなあ・・・。

北はストイックで、南は享楽的?

個人的には、だったら享楽的な方が親近感がわきますよね・・・。


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レクイエムのワイン

2012年01月06日 | 音楽
今日(もう昨日か)は新聞を読んでいたら我が恩師、K先生の訃報が載って
いました。お正月早々ちょっとショックでした。


そこへ郵便屋さんが手紙やら年賀状やら配達に来ました。
配達物はしばらく放っておいて・・・


新聞にたいがい目を通してから、K先生のことを思っておりました。



そして何気に届いた年賀状を見ると・・・・・!

そのK先生からだったのです。


もう体も自由にならず、これをもって最後の年賀状にしたいとの旨。あとは
今までお付き合いいただいた方への感謝の言葉。
「明るく生きていきたいと思っております」なんて言葉も。
年賀状が最期の言葉でした。


今ここで訃報なんて!
またうちにいらっしゃるのを楽しみに待っていたのに。


K先生は私が子供のころ習っていた音楽(エレクトーン)の先生です。
きっと多くの生徒さんが見送ることでしょう。中には長崎でも(全国レベルで)
とても有名な作曲家さんもいらっしゃいます。その育ての親ですし、私も
その方と同時期に習っておりました。(私は間違いなく屈指に出来の悪い
生徒だったことでしょう)


先ほど通夜に出かけ、お焼香をしてまいりました。

ちょっとまだ引きずっています。





さて、今夜はレクイエムのワイン。





2009 シデュリ ピノ・ノワール ウィラメット・ヴァレー
   (USA、オレゴン州、ピノ種、赤、3千円程度)

若々しいイチゴやチェリーの赤系ピチピチの香り。赤いレンガや甘酸っぱい
柑橘なども。とてもスタイリッシュに引き締まった香りです。

味わいは酸がしゃきっとした背筋の張りを思わせ、凛として、優しく、
チャーミングです。まさに若かりし日の初々しい、ピチピチとして美しい
そんなイメージです。

この若さは、かつてのK先生に習った頃を思い出させます。

恥をかいても、それすら可愛い子供の頃。
出来が悪く、やってもやっても・・・ホントはサボってばかりの不肖な生徒。
でも、私の音楽性の基礎を築いていただいたのはK先生たればこそです。
これからも私は曲を書きます。

そんな感謝の気持ちを浮かべながら飲むのは、やはりピノでなければなりません。
ありがとうございます。お世話になりました。


K先生に習った曲を指でたどりながら・・・
安らかな眠りを祈りながら・・・
レクイエムとします。

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本日よりまたがんばります。

2012年01月05日 | Weblog
正月休み、大島まで足をのばしました。





よく利用し、気になっていた「大島アイランドホテル」・・・・・


ここにあったはずですが、





もうしっかりと更地です。ちょっと寂しい。


新たに素敵なホテルが建つと良いですね~。

お風呂とレストランには力を入れていただきたいです。



そして西海市といえばここ。絶対にここ。





また食べてしまった。ウッディライフのカレー。

いつも美味しいですが、1kgほど太ってしまうのが難点かあ。


さて、本日より営業再開。

張り切ってまいりましょう!

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ゆっくりしてます。

2012年01月04日 | ワイン ~2019年
ラーメンの食べ初めです。





やはり本拠地のまるよし。

記事として面白くはないのですが、やはりここからスタート。

でもすっごく多くて混んでいましたよ。やはり人気店です。



そしてワインの方もこれからスタート。





2011 コノスル シラー
  (チリ、シラー種、赤、800円程度)

香りはプラム、ヴァイオレット、赤紫の花びらを想像させます。さらに石、
白コショウ、肉臭などがあります。


味わいは濃いめでこの価格にしてはかなりの充実度でしょう。さすがコノ
スルシリーズ。瑞々しく若々しい果実味は何せ2011年のせい?
この年を飲むのはヌーヴォー以外では初めてでしょう。

濃厚、酸がしっかりでシャープでちょっと鋭い感じではありますが、甘さも
十分あってまずまずいけています。2日目の方が美味しいかもパターンです。




正月早々、なんでこんな安ワイン?とお思いでしょうが、次のための布石な
のです。どうしても比較したかったもので。


さあ、お正月休みも本日まで。しっかりとくつろいで英気を養い、来たる
べきお仕事や音楽活動に備えております。


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とあるワイン福袋攻略法

2012年01月03日 | ワイン ~2019年
今日浜の町に出たのですが、とある地下にあるワイン売り場にて?

ワインの福袋がありました。

1本入りの中が見えないような手提げ付き紙袋に入っています。
どれに何が入っているかは分かりません。


一応説明書きがあって、1等(1番高いの)に当たると、ボルドー2級格付けの
「Ch.レオヴィル・バルトン」だったかなあ。2等がシャルム・シャンベルタン
(ドメーヌが書いていなくてよくわからない)でした。
その他イタリアものだとかいくつかあって、写真も載っておりました。


・・・・・!!!


ほいほい、すぐに攻略法が浮かびました。


紙袋の上から触ってみてね・・・・


なで肩ボトル(ブルゴーニュ型、つまりシャルム・シャンベルタン)はひとつ
しかないので、触ると分かると思うんですよ。


さすがに私のようなワイン関係者がそんな大人げないことをやってしまうと
心が痛むのでやりませんでしたが、これをお読みの方で地下の
ワイン売り場へ行ける方なら、明日も営業しているでしょうから、お高い
ワインを2100円にてゲットできます。


ゲットされた方はぜひお知らせください。そして開けるときは私も呼んでく
ださいね。




さてと、新年も試飲です。これ。





2007 ジンブロ
  (ポルトガル、赤、千円台)


セパージュはトゥーリガ・フランセーザ30%、ティンタ・ロリス(テンプラ
ニーリョ)30%、ティンタ・バロッカ30%、トゥーリガ・ナシオナル10%。
となっています。難しいですね。
まあ、そんなことはどうでも良いです。

香りは暗めでプラムや煮込んだジャム、黒糖、シナモン、ハッカ、クローブ、
古木、黒土に埋もれた朽ちた木を思わせます。


味わいは濃厚で黒系果実味。タンニンもやや多めで、酸もしっかり。
この寒い冬では本領発揮が出来ないです。少し手で温めてあげると、地を這う
ようなアーシーさが、キノコや土っぽさの味わいが出てきます。
美味しいと思いますが、春以降にちょっと暖かくなってからお奨めしたいと
感じました。


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神様のワインひゃくまんえん

2012年01月01日 | ワイン ~2019年
毎年恒例のお正月TV番組「芸能人格付けチェック」。


100万円のワインとして出たのは

1994 ヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥー(アンリ・ジャイエ)

でしたね。

対ヴァンは「オーストラリアの3000円」としか書いてありませんでした。


画面の色合いからAの方がそうだろうなあ、とは思いましたが、まさに。


しかし、なんで1994年なんでしょうね。

近年でナンバーワンのブルゴーニュ不作年。最初の5年くらいしか美味し
く飲めず、果実味がすぐに枯れてしまう短命の年でした。

アンリ・ジャイエは素晴らしいワインですが、よりによって絶対に選ばな
い年?を持ってくるのか疑問でした。


でも最悪のこの年で100万円なら他の年なら150万とか200万とかとんでも
ない話になりますね。



実はこの100万円のワイン、当店でも今なら言えないようなお安い価格で
販売したことがあります。
神様のワイン、またいつか飲める日が来ると良いですねえ~。


でもそれはきっと来るんですけどね・・・多分???


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今年もよろしくお願いいたします。

2012年01月01日 | Weblog




明けましておめでとうございます。


あまりめでたくない方もいらっしゃる???

そりゃそうでしょう。私自身だってそんな部分もあります。でも前向きに
まいりましょう。



写真は見渡す長崎市街とペロ・ミノのシャンボール コンブ・ドルヴォー
です。


今年もいろいろとやりたいことはあります。


いろんな出会いに期待しますし、美味しいワインだってたくさん飲みたい。
そして音楽もライブやらyoutubeアップやらといろいろやりたいですが、まず
良い曲を多く書きたい!それに尽きます。


親やら子やら・・・と手のかかることや心配事もいろいろとありますので
まあ、バランス取りながら進むしかないのでしょうね。


これをお読みの皆様にも良い一年になることを心よりお祈りいたします。

今年もこのブログ並びに当店の美味しいワインたち、さらに私の音楽も
よろしくお願いいたします。(ちょっと欲張り?)

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