魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

いよいよ縄張りを荒らされる時か?

2011年12月21日 | ワイン ~2019年
中国の次なるターゲット(クリック)という記事。

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ブルゴーニュの最高峰「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ」(DRC)の需要が、香港・中国で増大し、価格の上昇が激しい。

 ロンドンのインターネット上の高級ワイン取引市場「Liv-ex」によると、近年のロマネ・コンティの値動きを追った「DRC・インデックス」は、11月に0・2%上昇し、年間で33・1%アップの361・36を記録した。

 近年のヴィンテージは1月以来、価格の上昇が著しい。2006、2002、2000年はすべて40%以上の値上がりを示している。これに対して、ボルドーワインの人気はかげりがみえる。シャトー・ラフィット・ロートシルトなどトップシャトーの指数である「ファインワイン50」は今年、12・3%の下落となった。


2011年12月20日 読売新聞より
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とうとう来ちゃいましたねえ~。


聖地ブルゴーニュにバブルは来てはいけないんですけどねえ。
とんでもないことになります。


中国のバブルが崩壊しない限り、果てしない世界へと向かうのでしょうか。

現在ロマネコンティは100万円、良い年だと150~200万円覚悟!ですから、
2倍くらいになる???
でもさすがに1本のワインよりも自動車買った方が良いと気付くでしょうか。

もちろん普通の金銭感覚ですとそうですが、ワインマニアは「私はこれ持って
いて、いつでも飲むことができるんだぜ!」で悦に浸るという?おかしな感覚
を持ってしまいがちなんですよね。


まあ、ロマネコンティ以外で、大好きなお手頃価格のブルゴーニュはしっかり
とマークしておかれることをお奨めします。

DRCの次は残り少ないアンリ・ジャイエ、ルロワ(これはすでに限界点まで
高い?)、アルマン・ルソー、ポンソ、ヴォギュエ、ラフォン、コシュ・デュリ、
ルフレーヴなどなど(他にもありそうですが)高騰の憂き目にあうのでしょうか。

まあ、そうなったらそうなったで、また穴ワインを探すだけです。





本日は最近お気に入りのデイリーワイン。





これです。


これ1000本よりも、ロマネコンティ1本の方が高い!とか信じられますか~!!!



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