魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

カフェ豆ちゃん-フォッファーニ メルロ・ビアンコ

2022年03月26日 | ワイン 2022

中通り、諏訪町にある「カフェ豆ちゃん」へ。

 

まん防措置が終わり、3月途中から営業再開されています。(金土日のみ)

 

 

いつものカレーランチを。

ルーはコクがあり、牛すじがとても美味しい仕上がり。

食べ始めて少しして、私がマイバッグをゴソゴソし始めると、お店側から「どうぞ、入れてください」

と言われてしまう。赤い秘密兵器だ。実はこのデスソースを加えること了解していただいている

お店は何軒かあるのだ。コッソリ~

 

コーヒーが美味しい。もちろんコーヒーには赤い秘密兵器は入れない。

でも落ち着いてしまってはいけない。

ちゃんと仕事に戻らないとね。

 

 

本日の試飲はこれ。

パックワインばかり飲んではいられないよね。

 

2019 フォッファーニ メルロ・ビアンコ

  (伊、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州、メルロ種、白、2千円台前半)

 

ワインに詳しい方なら、えええ???と思ったことでしょう。

メルロ種は赤の品種。そのメルロで白を造ったの??? となるはずです。

その通り。メルロのロゼは意外とありますが、白は珍品かも。

 

色がちょっとだけピンクっぽさがあります。香りは開けたては白い花だったけれど、

時間とともに黄色い花へ。柑橘もだいだいやオレンジっぽさも感じます。(視覚情報で

そんな色合いから、また、メルロ種という情報で脳がついそう思うのかもしれません)

クリーンでミネラリーさも。

 

味わいはドライで厚みを感じる果実味がメルロから来ているのか?とも思われます。

酸味はきれいでしっかり、タンニンはメルロというワードを聞かないで飲むと、ほぼ

感じないと思いますが、そのワード情報でちょっとだけあるようにも感じます。

 

輸入元の情報では料理は野菜を使ったパスタとリゾット、タルタルと魚のカルパッチョ、チーズ。

現地で一緒に食べられているのは"Boreto di seppie i″伝統的なイカのスープ。だそうです。

 

飲みながら人間の思い込みや視覚情報というものが、かなり曖昧に感覚に影響を及ぼす

ものだなあと思います。そんな不思議なワイン。面白いです。

 

 

コメント
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