魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

フレンチシェフによる超レアカレー

2019年03月01日 | 美味しいもの
本日はみなさまに超レアカレーをご紹介しましょう。

このお店カレー作ってるの?と驚かれると思います。


それは長崎市油屋町にあるフレンチの人気店「アンペキャブル」。






かなり珍しいカレーの日。




この日をInstagram情報で数か月待ち、やっと伺うことが出来ました。

腕達者なフレンチシェフがフォン(店の味の基本のダシ)を仕込んだ時に作るというカレーです。



ここのシェフは昔から知っているのですが、稀にやってるカレーの噂を聞きつけ、一度
彼の作るカレーを食べてみたいとずっと思っていました。




私「もーしー、カレーば食べに来ました」

シェフ「何で知っとるとですか?」

私「ええ、前にお会いした時インスタグラムで告知するって言われたので、ずっとずっとこの日を待っていました」



シェフは前日の夜にしか告知しないので、かつてのTVドラマ「謎の円盤UFO」のムーンベース
(月面基地)でUFOを待ち、出撃するインターセプター(迎撃戦闘機)みたい(クリック、懐かしいよ)
な体制で構えていたわけです。




やっとUFOが出現いや、カレーのその時が来て、やっとここにその正体が現れたのです。


アンペキャブルのカレーはこちら。




どうです。なかなかですね。

右側にあるオレンジ色のがトウガラシでしっかり辛いです。

何といってもトースティーに焼かれた野菜の数々、タマネギやビーツ、ナス、タマネギ等々・・・
それらの味わいが立っています。
起き上がるように主張があり、まさに立っているのです。
まずカレーがどうのこうのよりもそれらの素材が生き生きとして存在しています。
付け合わせはほぼアチャールとしてではなく、ちゃんとした野菜として添えられています。


カレー自体は欧風カレースタイルで、コクがありジュワッと美味しいです。
一緒に煮込んだ牛スジがまた良い。
やはりさすがですね。野菜のセレクト、腕の良さがわかります。
滅多に食べられないカレーをたまたま味わうことが出来て良かったと思います。


ただ、次はいつ食べられるともわからない話ではあります。またシェフが作って
くれない限り遭遇出来ないカレーです。




夜のワインは




こんげんとば飲んだり、



こんげんとば飲んだり・・・

もう書くまでもないですが、食べもので贅沢したので飲むのは節制です。



コメント
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