頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

カラスザンショウ(冬芽)

2011年03月21日 | 植物

頼成の森は、午前8時現在、天候は雨、気温は8℃です。

森林科学館の周辺では、カワラヒワやカラの仲間などの鳴き声がします。

冬枯れの林で、樹木の冬芽を見て歩くのは楽しいものです。葉のある時に樹木の名前を調べておくと、冬芽だけになっても名前がわかります。カラスザンショウはミカン科の、幹や枝に刺の多い落葉高木です。葉は、頼成の森でよく見られるモンキアゲハの幼虫の食樹です。カラスザンショウの冬芽は互生し、ほぼ半球状で、3枚の芽鱗に包まれています。また葉痕は大きく、3つの維管束痕が目立ちます。なお、冬芽についての記述は、馬場多久男著「冬芽でわかる落葉樹」などを参考にしました。

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《カラスザンショウの冬芽と葉痕 2011/03/20》

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《カラスザンショウの枝の棘 2011/03/20》

※ 頼成の森のイベント

     『緑に親しむ集い』 5月4日(水・祝)

  (3箇月前から3日前までに電話・FAXで森林科学館にお申し込み ください。) 

     http://www.bgtym.org/ranjyounomori/event/event_a.html

※ 森林科学館の休館日は、火曜日・祝日の翌日・年末年始です。

         〒939-1431 富山県砺波市頼成156

         TEL : 0763(37)1540  FAX : 0763(37)1450

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   (*を@に換えてメールしてください)

(HK記)

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