ソリストと共に拍手に応える小沢征爾さん
台風が長野県にもっとも近づいていると予報されました時間帯に
まつもと市民芸術館で開催されますサイトウ記念の
今年の第3ステージになります「グレの歌」を鑑賞するべく松本に向かいました。
諏訪インターを入りますと同時に正面に八ヶ岳が見えるのですが、
どんよりとした雨雲に見え隠れする八ヶ岳から穂高方面に半円形の虹がかかって見えました。
昨年も丁度台風の真っ最中に出来たばかりのまつもと市民芸術館でオペラが上演されました。
サイトウ記念の演奏会は毎年この時期ですので、台風の影響を何らかの形で受けます。
新しく出来たまつもと市民芸術館は最高の音響・照明効果が設備されていると聞いていましたが、
噂にたがわず素晴らしいスケールのホールでした。
松本市がいかにサイトウ記念を支援しているかが一目瞭然に伺えます。
しかし、余り広い駐車場が設置されていないため
車で参りますと多少不便はありますが、駅周辺から大勢の観衆が
まつもと市民芸術館に向かって長い列を成して流れていく様子は壮観です。
「グレの歌」はデンマークの伝説に基づいた詩に
オーストリアの作曲家(シェーンベルグ)が曲をつけた作品と解説されていました。
最初はゆっくりと平和な様子が演じられ、
終盤はオールスタッフの演奏とソリストの歌声・100人の大合唱がホールに響き渡り
壮大なハーモニーに圧倒され魅了され、只々「素晴らしかった!」の一言に尽きました!
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