★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

中央アルプスのツクバネの森

2005-11-26 07:09:56 | 木の実

          駒が池から望む雪を頂いた千畳敷カール(中央)
           



お正月の「茶花」に、椿などと取り合わせて、端麗な雰囲気が演出されるので

珍重されるツクバネは駒が池の左、カラマツ林の並びの森に自生しています。

ツクバネの実が出来たばかりの青いものは塩漬けにして

おせち料理の飾りや年賀のお吸い物に使われます。

ツクバネは、ツガ・モミ・アセビ等の植物の根に寄生して成長する植物だそうですが

細々とした枝を伸ばして、決して親の木に害を及ぼして成長している印象は受けません。

移植が難しく、決まった場所しか自生が見られない貴重な部類の植物です。

久しぶりに訪れた森の淵で、沢山のツクバネに出会えて嬉しかったです!

私の通う八ヶ岳の森では未だ一度も見かけたことはありません。

森と同化しているので発見するのが難しいのかも知れませんが・・・

                       

                      ツクバネの実
                


                            

       陽だまりに沢山のツクバネの実がみられます