三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

三太夫の俳句:鯛味噌

2006年06月25日 | 俳句
     雨やみて蟻の築きし山高し

 昔々母親が鯛味噌を作つてくれた
その時代、おかずは梅干や白菜だったから、その鯛味噌はほんとうに美味かつた。

最近までその、味噌と砂糖で作つた「母親の鯛味噌」が本当の鯛味噌だと思つていたが・・・最近になつて「鯛味噌には鯛のすり身は入つている」ことを知つた。

家族のあきれたような顔。
ショックだったのは、鯛のすり身の入つているのが鯛味噌と家族は知つていた事。

もっとショックだったのは
本当の鯛味噌が「母親の鯛味噌」よりまずかつたこと。