三太夫の残日録

俳句を詠み、PCでニュースを読むこれを日課とす。
三太夫は先祖の位牌に書いてあつた名前
これを一寸借用した。

(俳句)姨捨

2005年08月24日 | 俳句
     ・夏バテの目で追う棚田沢深し

信州姨捨に行つてきました。
名を今に伝える雰囲気はない。
斜面に無人駅がしがみつくようにあり、ホームに比較的新しい碑が建つている。
ホームに立つていると長い連結の貨車が轟音をたて通りすぎていつた。
眺望はすばらしい。
駅から少し下ると、「田毎の月」で著名な棚田が見られる。
これも、畦に原色の物置が建つていたりして、句で期待するほどの雰囲気はない、
田の間を走る農道は細く急勾配で、耕人の苦労は充分に感じるが直ぐ下まで住居が迫つている。