カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

亀農法

2005年10月23日 | Weblog
管理人です。

いままで九州大学伊都キャンパス内で、5年間生物調査を行って来ました。そして、福岡では準絶滅危惧に指定されているニホンイシガメを確認し、約100個体の個体を個体識別しております。
さて、今年は、スタッフの方々(リピーター)の参加が著しく悪く、何とかみなさんが楽しく調査に参加して頂くために、工夫を考えました。

その1-データベースを作成し、それを現場で使用する為のPCを購入しました。
その2-参加するたびに、どんぐり印章をひとつ。9つどんぐり印章を集めると、もらって嬉しいプレゼントをあげちゃう。
その3-いままでのイシガメデータベースを使って、田圃に亀を放す亀農法に着手します。
その4-夜間調査を来年も実施します。
その5-組織化を試みます。(会費制も検討します)

以上です。
来期のみなさんの参加をお待ちしております。
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4 コメント

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カメ農法 (カメ子)
2005-10-24 17:00:26
九大生態研のカメ子です。

(またの名を元岡のもののけ姫。)



★カメ農法着手はいつごろになるのでしょうか?また、カメ農法を実施する土地は保全ゾーン内ですか、それとも近隣の田んぼをお借りする予定なのでしょうか?うまくいけばとても画期的な方法だと思います。



★参加者にどんぐり印章、素敵ですね。調査に参加する楽しみがまた一つ増えそうです

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カメ農法着手 (管理人)
2005-10-25 02:48:16
カメ子さん



コメントを頂きまして、どうもありがとう。

カメ農法着手は、伊都キャンパス内のゾーン内にできるであろう田圃に導入したいと思います。また、元岡・桑原地区にある田圃でも行えたらよいのですが。亀が、農村と都市部に暮らす人々とを結ぶ懸け橋になってくれることを夢見ながら。

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カメ農法に注目します (カメネットワークジャパン)
2005-11-10 00:12:24
こんばんは。カメ農法は大変注目しています。

是非、新着情報が入りましたら教えてください。



イシガメは、古くから水田を生活の場をして、人ともかかわりの多い動物ですから、カメと人とが関わりあえる水田もこれからも維持していきたいですね。
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Re,カメ農法に注目します (管理人)
2005-11-11 13:41:54
カメネットワークジャパンさま



コメントをいただきまして、ありがとうございます。

カメ農法が万能だとは思っておりません。人と二次的自然(生息する生物を含む)との関係を修復、あるいは構築することが、向かうべき目標です。カメ農法は、そのいち手段にすぎません。今、自分が出来ることは何か?自問自答の毎日です。



カメネットワークジャパンのNPO法人認可・設立、おめでとうございます!(そういえば、わたしも理事でしたっけ。自覚のない理事ですみません)
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