小林真 ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

カロンタンのこと

2005-06-18 01:58:43 | カロンタンのこと(ねこ)
まず、登場するねこどもの紹介からしなければなりません。

最初に正式にうちのねこになったのが、このブログのタイトルにもなっているカロンタン。2003年の9月に当時の研修先の動物病院に捨てられていたのを飼わないかと、いまは別の動物病院の看護師をしているS子さんが連れて来てくれました。

はじめのうちこそ、積んである本や箱の間に引きこもったり、かみつき暴れ、家出をして雪の中3日ほど帰ってこないこともあったカロンタンでしたが、04年の新年を過ぎたあたりでは、すっかり打ち解けて楽しい毎日になりました。

カロンタンは一般的雑種のくろとらで、来る人来る人、「かわいい顔してるんじゃない」「子ども6匹産んだとは思えないかわいさですね」と、もちろんお世辞があるにしても、おほめの言葉を多く頂いた、そんなねこです。
見かけだけではありません。たとえば、部屋に積み上げられたビデオの山、カロンタンの子や孫は、ばたばたとよく倒していますが、驚いたことにカロンタンは、どんなに素早く走って飛んでも、一度として山に接触することはなかったのです。
目が異常によかったのか、それともからだのコントロールが抜群だったのか、ともかく、ビデオの山を確実によけることができるのがカロンタンでした。

最初から避妊手術をしてもらえるはずだったカロンタンでしたが、なかよくなってみると、その子どもというより親になったカロンタンをみてみたくなりました。手術は延期してもらって、風の強い2月、外をほっつき歩いたカロンタンは、いつしかお腹が大きくなり、遠くスペインではサッカーのクラシコ、バルセロナ:Rマドリッド、アメリカではやはり伝統の一戦、ヤンキース:レッドソックスが行われていた4月26日の朝、6頭の子を産み、2日目に死んでしまった1頭以外は、いまも元気に活動しています。
部屋の中で子育てをしていたカロンタンは、「まあ、よろしく頼むな」というと、いつも「ニャ」と、短い返事を返してくれました。

それから3ヶ月。五きょうだいも、もうお乳も必要ないかなと思われた7月の暑い日、裏の道でカロンタンは車にはねられて転がっていたのです。

そんなわけで、いま部屋にはカロンタンの子5頭と、その子がわかっているだけで12頭。それから外には、カロンタンが来る前、2001年頃からよく来ている銀にゃんとその一族、ほかにたまに来る近所のやつらと、多くのねこたちが活動しています。

これまで身近な人々には、ああだこうだと語っていたうちとその周辺のねこどもの様子を、これからこのブログで記録していきたいと思います。
なんといっても、ねこどもは話ができませんから、私のような人間が、いちいちどうだった何をしたと言葉にしませんと、何ともなりませんので。

だから、ブログの名前は『カロンタンのいない部屋から』
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『グランド・フィナーレ』~... | トップ | 犬接近―なぜ、ねこはそれがわ... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (chika)
2005-06-19 13:02:59
コメントありがとうございました。



沢山の猫と生活しておられるのですね。

羨ましい限りです。

私も、猫のことなどこれから書いていこうと思うので、

まだ始めたばかりですけれど、

お互い頑張っていきましょう。

また、来させて頂きますね。
返信する
カロンタンのエサやり人さま (波平)
2005-06-28 08:47:31
TBありがとうございました。

本来ならば映画のところにコメントすべきなのでしょうが、

ここが一番心に残ってしまったので、ここにコメントします。

タイトルの由来がよく分かりました。

淡々と書いてらっしゃるのに、猫たちへの愛情の深さが突き刺さるようでした。

こんな飼い主に育てられて、猫たちもさぞ幸せであろうと思われます。

猫と暮らす毎日の光景がぼんやりと想像され、とても優しい気持ちになりました。

ありがとう。

返信する
コメントありがとうございました (Aki)
2005-07-04 02:12:09
BBの話題にコメントをいただいたけど、私も波平様と同じで、カロンタンの話がとても気になったので、ここにコメントをします。

実家で犬を飼っているのですが猫は飼ったことがなく、でも知り合いの飼い猫の話など聞くと、猫って可愛いとこある奴!って感じでいいなあって思ってました。カロンタンの話はまさにそんな感じ。

猫って、主人の災難を代わって受けてくれたりするって言われているので、もしかしたら車にはねられたのも、人間の身代わりになってくれたのかもしれないですね。実際、実家の前の国道では、人間ははねられたことがないのに、犬や猫がよくはねられていました。やはり人間の代わりになってくれていると言われました。

カロンタンにとったら、身代わりになろうと思えるくらい大切にしてもらったのでしょうね。

そう思わせる素敵なご主人に出会えて、幸せだっただろうな~。

カロンタンの子孫たちのお話もまたアップしてください。
返信する
Unknown (chatarou)
2005-07-09 06:44:45
先日はコメントをいただきありがとうございました。

とっても悲しい経験をしたのですね。

茶太郎のおじいちゃんも交通事故でなくなったんですが(以前私のうちで飼われていました)孫なので少しおじいちゃんに似ているような気がします。

お互いに大切な命を大事にしていきましょうね。

また、カロンタンの子供達の事を教えて下さいね。応援しています。
返信する

コメントを投稿

カロンタンのこと(ねこ)」カテゴリの最新記事