6月議会開催中。今日から一般質問で、今回も21人が通告しています。
小林真一般質問はいつものようにトリ高田さんの前、18日(水)6人目なので午後14〜15時くらいから。テーマは「公共交通」と「DX」になりました。どちらもこれまでも取り上げたテーマです。
前回に続き議会、委員会とも、傍聴、反対・賛成の討論も多く、市民、メディアの注目が集まっています。
わんぱくランド、くれよんかん・はたらふれあい館の廃止議案と反対する署名、「慎重な議論と再検討を求める」請願は埼玉新聞でも記事になりました。ほか、深谷市民の日制定、医療・介護の人員増と処遇改善の意見書、インボイス制度廃止の意見書提出、計6つの請願が提出され、わたしはインボイスの紹介議員となっています。
各委員会では、「市民の日」以外は否決。最終日20日の本会議ではいつもより多くの市民の傍聴、議員による討論が予想されます。
なお、田口議長、柿澤副議長が就任したのをはじめ委員会も改編。わたしはこれまで通り、福祉文教委員、議会だより編集委員のほか、村川さんと交代で議会運営委員会にも入りました。
議案が話題になり、傍聴者が多いのはよろこばしい。今週の議会にご注目ください。
一般質問メモ、リンク集
請願趣旨説明録画(小林自身の説明は31分50秒頃から)
[原稿]
わたしは令和5年3月議会の請願でも賛成討論をしました。インボイス制度の現状は今読み上げた請願書のとおりですので、わたし自身のことばを付け加えましょう。
この請願を支持する大きな理由は、インボイス制度が小規模事業者に与える事務負担増です。大企業のように専門の事務部門を持たない小規模事業者、とくに個人事業者、フリーランサーは、慣れない事務作業を自分でやらざるを得ません。税負担が増えるだけでなく事務負担も大きくなるこの制度は、小さなビジネスの作業単価を下げ大規模事業者との格差を拡大するでしょう。制度をきちんとするのは重要です。しかし規模に関わらず均一の手間が必要になることは、息苦しさとなって社会全体を疲弊させるのではないでしょうか。
低成長の時代を経て2025年の日本社会では、はたらき方、人生を模索する人がどの世代でも増えてきました。本業のほか好きなことを複業として始める人、非営利活動の形態に加わってスタートする人、さまざまですが、戦後80年を迎える今、多様な仕事観が並立することは高度成長の時代とは違うかたちで、日本社会を豊かにしていくのではないでしょうか。
そうした生き方にとってハードルとなるインボイス制度。経過措置から1年半が過ぎて制度そのものへの疑問の声は高まるばかりです。柔軟なウーダループの考え方が志向される現代、試行段階を経ての廃止も社会の大きな経験として蓄積されるでしょう。
ご審議よろしくお願いします。
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