小林真 ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

犬接近―なぜ、ねこはそれがわかるのか

2005-06-21 03:15:52 | ねこ
数日前の昼のことです。
仕事でパソコンの前にいると、窓の外で耳慣れぬ「ウー」という唸り声。一瞬前まで平和をむさぼっていたねこどもは、一目散に逃げ出しました。
見ると白い犬が、口を開けてはあはあ。田園地帯ではよく見られる、飼い主の意思か何か間違いか、脱走しての犬の単独行動です。
まあ、犬の方もさほどひまではないようで、すぐに立ち去りましたが、犬など見たこともないねこどもはどうしてそれが危険な生き物だとわかるのでしょう。
50m先のねずみも認知するというほど、ねこの耳がいいことは知っています。
ですが、田舎ゆえに大音量できくレッド・ツェッペリンにもまったく動じないやつらが、小さな犬の息遣いにも、これだけ反応するのは不思議です。
そういえば、まだ家のねこがカロンタンだけで、まだ引きこもり気味だった時、ビデオでみていた映画の赤ん坊の泣き声に異常なほど反応していたのを思い出します。
人間とねことをひとくくりにするのも何ですが、私としてはかつて読んだ、『子どもはことばをからだで覚える―メロディから意味の世界へ』正高 信男著、中公新書 で扱っていた問題、からだとことばの問題。ねこの場合はことばではありませんので、生まれつき備わっている、からだと行動の問題に大きく関わっているような気がします。
試しに今、パンと手を叩いたり、唇をプルプルプルとさせたり、「うー」と唸ったりしてみましたが、「何だこいつは」といった感じでこっちを見ると、なぜだか何頭か寄って来ました。
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