『あんじゅう』宮部みゆき/角川文庫(2013/6)
一度にひとりずつ、百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。
ある事件を境に心を閉ざしていたおちかだったが、訪れる人々の不思議な話を聞くうちに、徐々にその心は溶け始めていた。
ある日おちかは、深考塾の若先生・青野利一郎から「紫陽花屋敷」の話を聞く。
それは、暗獣“くろすけ”にまつわる切ない物語であった。
人を恋いながら人のそばでは生きられない“くろすけ”とは―。三島屋シリーズ第2弾! ~BOOKデーターベースより
このシリーズを知らずに2巻から読んでしまいました。
これから急いで第1弾を読むことにします。
4話の短編物なので、2巻目からでも十分面白かったです。
『大人のおしゃれ手帖特別編集 素敵なあの人の大人服』eMOOK(2018/1)
歩きやすさを重視した素敵な靴、はき心地のいいデニム、
軽い・やわらかい・動きやすい羽織物、
即おしゃれが完成するアクセサリーテクニックなど、便利なアイデアが満載。
グレイヘアや笑うと現れるシワも、チャーミングな個性へと変わります。
素敵なあの人の装いを参考に、これからのおしゃれ計画を!~内容紹介より
60代なんてまだまだ先のことと思ってたら、もう目の前に!
結城アンナさんと銀紛蝶さんの装いが素敵でした~。
『日日是好日』森下典子/新潮文庫(2008/10)
実は私も15歳から34歳まで茶道を習ってました。
教室には私よりもずっと長い生徒さんも多くいて、
皆で「花嫁修業ならぬ、花嫁苦行やな」と笑い合っていたんですよね~。
そんなに長く習っていても飽きることなく、やはりそれは日本に四季が有ればこそ。
茶道を習ってる人は皆感じていることばかり。。。
映画の方は見逃したので、その内DVD借りて観る予定です。
『一切なりゆき~樹木希林のことば~』樹木希林/文春新書(2018/12)
早いもので希林さんが亡くなられて1年が経つのですね。(18年9月15日没)
この本は今年の4月に図書館で予約を入れていました。
その時、市の蔵書33冊に対して待ち人数が924人と、大人気な本でした。
気長に待っていたんですけど、先日友人Cさんが貸してくださって、
電車の移動中とかにちょこちょこ読んでたらあっという間に読了。
この本の宣伝にも抜粋されていた
「この世の中、楽しむのではなく面白がることよ」とか、
幸せというのは「常にあるもの」ではなくて「自分で見つけるもの」とか
人間という存在そのものが「やがて哀しきもの」だとか
はっとする言葉が多くありました。
唯一無二の女優さんでしたね。
そして本当に即座に内田さんの襟首も捕まえて逝かれました。。。