プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
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少年の名はジルベール

2021-09-02 | プクニの本棚
『少年の名はジルベール』竹宮恵子/小学館(2016/1)

少女マンガで革命を起こしたマンガ家の半生記

石ノ森章太郎先生に憧れた郷里・徳島での少女時代。
高校時代にマンガ家デビューし、
上京した時に待っていた、出版社からの「缶詰」という極限状況。
のちに「大泉サロン」と呼ばれる東京都練馬区大泉のアパートで
「少女マンガで革命を起こす!」と仲間と語り合った日々。
当時、まだタブー視されていた少年同士の恋愛を見事に描ききり、
現在のBLの礎を築く大ヒット作品『風と木の詩』執筆秘話。
そして現在、京都精華大学学長として、
学生たちに教えている、クリエイターが大切にすべきこととは。
1970年代に『ファラオの墓』『地球(テラ)へ…』など
ベストセラーを連発して、
少女マンガの黎明期を第一線のマンガ家として駆け抜けた竹宮惠子が
「創作するということ」を余すことなく語った必読自伝。~作品紹介より



萩尾望都先生の『一度きりの大泉の話』を同時に図書館予約で、
先に回ってきたので、読了。

  

萩尾望都先生の本は、今まだ117人待ち中です。

「なかよし」「りぼん」「マーガレット」「花とゆめ」等ドストライクな世代です。
私の周りでも萩尾望都先生の大ファンがいます。
ちょっと飛びぬけた天才ですね。

いや、竹宮恵子先生も天才ではあるのですが、
やはり、大泉サロンで。。。嫉妬や不安、焦燥感に駆られたのですね。
それをストレートに本誌で語られていて驚きでした。
いったい大泉サロンで何があったのか。。。

やはり、両方の意見を聞かなければ解りませんね。


こちらの本もとても興味深く読めました。
上京して来て。そして大泉サロンでの2年間。
そして、スランプに陥ったこと、
『風木』を出すまでに、読者1位を目指して『ファラオの墓』を描いたこと。
少女マンガを変えようとして下さったこと。
とても面白く、スラスラ読める本でした。

ああ、萩尾望都先生の本を読むのが怖い~
図書館から回ってくるのをじっくり待とうと思います。




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