プカプカプク日記 ~Life is Trip~

週末の食べ歩きや国内・海外旅行記など
お出かけ日記を中心に気ままにお届けいたします 
Love&Smile~♪

読書備忘録(46)

2016-07-10 | プクニの本棚


『ホテルローヤル』桜木紫乃/集英社(2013年1月)
北国の湿原を背にするラブホテル。
生活に諦念や倦怠を感じる男と女は“非日常”を求めてその扉を開く―。
恋人から投稿ヌード写真の撮影に誘われた女性事務員。
貧乏寺の維持のために檀家たちと肌を重ねる住職の妻。
アダルト玩具会社の社員とホテル経営者の娘。
ささやかな昴揚の後、彼らは安らぎと寂しさを手に、部屋を出て行く。
人生の一瞬の煌めきを鮮やかに描く全7編。第149回直木賞受賞作。





『旅屋 おかえり』原田マハ/集英社文庫(2014年9月)
あなたの旅、代行します!
売れない崖っぷちアラサータレント”おかえり”こと丘えりか。
スポンサーの名前を間違えて連呼したことが原因でテレビの旅番組を打ち切られた
彼女が始めたのは、人の代わりに旅をする仕事だったーーー。
満開の桜を求めて秋田県角館へ、依頼人の姪を探して愛媛県内子町へ。
おかえりは行く先々で出会った人々を笑顔に変えていく。
感涙必至の”旅”物語。~裏表紙より~





『まぐだら屋のマリア』原田マハ/幻冬舎文庫(2014年2月)
東京・神楽坂の老舗料亭「吟遊」で修業をしていた紫紋は、料亭で起こった
偽装事件を機にすべてを失った。
料理人としての夢、大切な仲間。そして、後輩・悠太の自殺。
逃げ出した紫紋は、人生の終わりの地を求めて彷徨い、
尽果というバス停に降り立った・・・。
過去に傷がある優しい人々、心が喜ぶ料理に癒され、
紫紋はどん底から生き直す勇気を得る。~裏表紙より~
”マグダラのマリア”のマリアに引っかけてるのだろうなと想像はついたが、
マリアの過去を知った時に遣る瀬無い気持ちになった。
原田さんの作品は読みだすと止まらない魅力があるが、この作品もその一つ。





『64』横山秀男/文芸春秋(2012年10月)
今、後編ロードショー中。
前編を観逃したから、映画より先に本を読もうと図書館で借りて読み出しました。
すると、なぜか内容を知ってる!それもありありとそのシーンが蘇ったりして・・・?
どうして?もしかしてドラマでも見た?とググると
去年の4月放送のNHK土曜ドラマを見てましたわ!
それも結末は最後まで読まないと覚えてなかった
そのオオボケさに我ながらビックリ!
いやはや。。。
昔母親が一度見た2時間ドラマの結末を忘れてもう一度楽しそうに見てたのを
「何度も楽しめていいね~」なんて憎まれ口たたいてたっけ。
まったく一緒やん
とうとう自分がその領域に足を突っ込んで来たかと。。。脱力

本の方は相変わらず面白かった!
映画の配役と照らし合わせながら楽しく読み終えました。






コメント (4)
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