本日1月24日、東京ドームシティのプリズムホールにて開催された、2月15日より放映開始のスーパー戦隊シリーズ第39作目「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のプレミアム発表会に行って参りました。今回も昨年同様土曜です。前日体調不良で寝込んでましたが、毎年楽しみにしているイベントなので頑張って起き上がれる状態まで回復させました。
会場内は毎年恒例とも言えるプレイコーナーを始め、現在公開中の映画「烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー」に合わせ、キョウリュウジャーとトッキュウジャー、合計12人の立ち人形が展示されてました。バンダイのコーナーでは例年通り、ニンニンジャーの関連玩具の展示及び、変身アイテムたる変身忍刀(しのびかたな)・忍者一番刀と、合体ロボ・シュリケンジンの体験コーナーがありました。キョウリュウジャーでは獣電池、トッキュウジャーではトッキュウレッシャーと続いたキーアイテム、今回は忍シュリケン(にんしゅりけん)という手裏剣がキーアイテムとなっています。これは手裏剣単体のものや、ブレード部分とコアが別個になるもの、ブレードとコアが一体になっているもの等数種類が存在するらしく、コアにはなんと音声ギミックも搭載されています。忍者一番刀の刀身には「変」「技」「呼」のボタンがあり、「変」を押すと変身待機音がなり、鍔部分に手裏剣をセットして手動で回転させることで認識します。「技」は忍術等の技発動ボタン、「呼」は巨大なオトモ忍を呼び出すためのボタンとなっており、いずれも手裏剣を回転させます。シュリケンジンは、オトモ忍5体が合体したカラクリロボ、注目点は中央にセットされるアカニンジャーのオトモ忍・シノビマルが、まるで座りながら操縦するように合体するという点。頭部に音声ギミックと顔パーツを持つ忍シュリケンを合体させれば、完成音声が鳴ります。さらにこの合体セットでは、アオニンジャーのオトモ忍・ドラゴマルを中央コアに合体(シノビマルは左腕パーツになる)させると、シュリケンジンドラゴという、竜人のような形態になり、頭部のパーツも付け方を変えるので別音声が鳴ります。この他、後々発売されるオトモ忍をコアとして合体させると、様々な形態を取ることが出来るので、今後の展開が楽しみです。DXシュリケンジンに付属する手裏剣は、音声コアとアカ、アオのブレード2種が付属しますが、初回版に限り、キ、シロ、モモのブレードもセットになるというお得なものです。変身アイテムがメイン武器を兼ねるのはキョウリュウジャーのガブリボルバーと同じコンセプトですね。一時は携帯型でないと変身アイテムは売れないとも言われていましたが、時代がスマホに変わり、スマホを変身アイテムにアレンジするのが現状ハードルが高く、携帯型がその優位性を著しく下がったことや、ガブリボルバーが大ヒット商品になったことから、変身アイテムを携帯やブレス等、従来の形にせずともいけるというのが判明したことが、変身アイテムをメイン武器と統合する方法が新たに確立しつつあるのでしょうね。あと、出だしに毎年恒例とは書いたものの、例年と違う点が一つ、それはデータカードダスゲームである「ダイスオー」がないこと。ゴセイジャー以来長らく続いてきたダイスオーは、残念ながら稼働終了に伴い、今回からカードは配布されなくなり、会場内に筐体もありません。ライダーのガンバライジングみたいな後継機も特に告知されてないので、暫くはカード系はないのでしょうな…。
今回プレミア発表会の前売り券を購入した人は、入場時にポスターが貰えます。今回は手裏剣が貰えるわけではなかったので少し残念でしたが、ポスターは2種類貰えました。手裏剣の仕組みがもっと詳しくわかるには、発売まで待たなくてはならないようです。昨年は十分時間があったハズなのに、結局トッキュウチェンジャーとトッキュウオーぐらいしか手に入れることが出来ず、レッシャーを集められず終いという悔やみがありました…。今回は集められるだろうか…。
本日の目玉イベントであるプレミアム発表会、予定調整に手間取り、チケットは昨年同様遅く取ったので900番台の出だし、ですが今回も舞台とモニターがきちんと見える席を確保しました。公演前に毎度おなじみ宣伝ムービーが流れ、トッキュウジャーのVシネマ特報も流れました(勿論超全集付属)。
そしていよいよスタート。毎度のように敵の襲来からスタート。情報解禁から敵は「妖怪」と報じられてきました。それだと同じ忍者スーパー戦隊であるカクレンジャーの「妖怪軍団」とどう区別するのか色々話題でしたが、敵組織の名がこの発表会で「牙鬼(きばおに)軍団」と判明。舞台に出てきたのは軍団の足軽兵ヒトカラゲと、消化器のような妖怪。そして現れる素顔の役者さん方。忍者一番刀を構え変身、キョウリュウジャーからは思わず笑ってしまうような音声が鳴ってましたが、今回もそれは同じw。「変」ボタンを押すことで「ニンニンニン!ニンニニンニン!!」という軽快なリズムを刻む音声がwww。「手裏剣変化!!」のかけ声と共に手裏剣を回して変身完了。
変身後の名乗りは名前の前に特定名乗り口上を入れるパターン、「暴れて天晴(あっぱれ)!アカニンジャー!!」「轟け八雲!アオニンジャー!!」「煌めきの凪!キニンジャー!!」「ひとひら風花(かざはな)!シロニンジャー!!」「ゆらめく霞!モモニンジャー!!」、この順に名乗ります。今回は2005年のマジレンジャー以来10年ぶりに男性イエローが、2001年のガオレンジャー以来14年ぶりに初期メンバーにホワイトがおり、また初代ゴレンジャー以来40年ぶりに色を和名で呼びます。そして名乗りに入っているのは変身前の名前の別読み(アカの天晴(あっぱれ)は同じ字で「たかはる」等)という凝りよう。各自の名乗りが終わると、「シノビなれども忍ばない!手裏剣戦隊!ニンニンジャー!!」のかけ声です。技発動時も忍者一番刀から「ナンジャナンジャ!ナンジャナンジャ!」と軽快な音声が鳴り、手裏剣を回すと「ザ・技!!」と鳴って必殺技を決めます。ライダー同様、スーパー戦隊を面白音声の文化を築いていますなww。ショートショー終了後はモニターに見所予告ムービーが流れました。444年前の戦国時代、伊賀崎家の忍者によって討ち取られた戦国武将・牙鬼幻月(きばおにげんげつ)、しかし凄まじい怨念から人間から妖怪へと変わり果て、近代においてラストニンジャと呼ばれる伊賀崎好天(よしたか)により、48もの封印手裏剣で封印したものの、もの凄い怨念で意識のみ復活、その部下の妖怪たちによって構成されるのが牙鬼軍団です。目的は人間の恐れの力を集めて、首領たる幻月を完全復活させること、幹部は軍団小姓たる「十六夜九衛門(いざよいきゅうえもん)」、行動隊長的な存在として軍団一番槍である「蛾眉雷蔵(がびらいぞう)」、妖怪、そして足軽兵ヒトカラゲからなります。毎回暗躍する妖怪たちは、妖気を持つ封印手裏剣を使い、物体から作られる、いわば九十九神のようなものです。PVに出てきた妖怪はノコギリのような妖怪、ステージに現れたのも消化器型でしたし、今回も器物モチーフのようです。ニンニンジャーは、幻月を封印した伊賀崎好天の孫であり、アカこと伊賀崎天晴(たかはる)とシロこと伊賀崎風花(ふうか)は兄妹、アオこと加藤・クラウド・八雲(やくも)、キこと松尾 凪(なぎ)、モモこと百地 霞(かすみ)の3人は伊賀崎兄妹の従姉妹にあたります。5人を支えるのは伊賀崎兄妹の父・伊賀崎旋風(つむじ)、父たる好天には全く及ばないものの、5人を一人前の忍者に育て上げるため導きます。そう、物語のキーポイントは、親子三代の絆!!祖父と父が成し得ること叶わなかった牙鬼幻月完全討伐を果たすため、5人はラストニンジャの称号を目指し、伊賀崎忍術道場で日夜修練に励みながら牙鬼軍団と戦うというストーリーです。
ニンニンジャーを演じる俳優方は、何と全員90年代生まれという若くて初々しい方々!!一番年上はアオこと八雲役の松本 岳くんで1993年生まれ、ゴーバスターズ以降青が最年長役者枠になってますなぁ…w。アカこと天晴役の西川俊介くんは緊張気味で噛み噛みな所が目立ちました(2月スタートを5月と言い間違えたw)。モモこと霞役の山谷香澄さんは「みんなのお姉さん、百地 霞」と紹介していましたが、これが後でトッキュウジャーの面々に影響を与えてますw。ヒロイン2名体制だと大抵桃が子供っぽいキャラになりがちですが、霞は敬語を使う天才肌の女性です。しかし山谷さんご自身はなかなかハキハキしている様子w。今回は男3人が熱血系、キザ系、やんちゃ系とみんな個性的で、女2人も可愛い系と美人系と萌えポイントを分けた個性派、これは今年は凄いことになりそうですなぁwwww。
そして恒例、トッキュウジャーの俳優方も駆けつけました。順番に挨拶していくわけですが、ライト役志尊 淳くんが先程の霞の挨拶を真似るように「みんなのお姉さん、ライト」と紹介し始めちゃったモンだから会場内爆笑ww!!その後もトカッチ役平牧くんも「みんなのメガネ、トカッチ」とこれまたおかしなフレーズで始めたから、もうこの流れは止められないwwww。「これからもメガネ愛好家としてメガネを愛し続けます」とメガネづくしで笑いが止まらないですwwwww。明役の長濱くんに至っては「人間だけど人間じゃない!虹野 明役のザラムです!!」自己紹介自体がもうおかしいwwww。志尊くんが何とかフォローしつつも、1年間頑張ってきた6人から、新戦隊の5人へと激励を贈る恒例の儀礼が行われ、その最後は新戦士である西川くんから志尊くんへの花束贈呈、これにてトッキュウジャーメンバーは、シアターGロッソで開催中のショーに出演のためここで退場しました。
そして勿論最後は番組の顔とも言うべき主題歌ライブ。唄うは大西洋平さん。毎年歌唱担当の方から、盛り上がる部分における簡単な振り付け説明がありますが、今回も大西さんからワンポイントアドバイス。サビ部分の「さぁ行け我ら」までライブ感覚に腕をあげてリズムに合わせる、その直後の「ニンニンジャー」の部分に入ったら、指で忍者の印を組み、下げて、腕を素早く回してまた元の位置に戻すという動き、本来は足の動きも入るのですが、さすがにこの会場では出来ないからそこはやらなくていいと言ってましたw。サビ部分にある「勢!勢!勢!(セイッ!セイッ!セイッ!)」というかけ声等もとにかく耳に残る、ド派手な現代の忍者にピッタリなド派手な曲が印象的です。さらに今回、EDではラッキィ池田氏が振り付けを担当したダンスが披露されるということで、ラッキィ氏のビデオメッセージとEDメイキングムービーが流れました。今年はプリキュアのEDダンスを踊るより前に、ニンニンジャーのEDダンスも踊れますね。主題歌CDの発売は毎年同様、放送開始日の約1ヶ月後である3月18日発売予定、今回初回限定版にはDVDが付属しており、会場内で予約すると、大西さんのサイン色紙が貰えます。
恐竜同様の人気要素であり、同じく史上三度目となる忍者モチーフ。「忍者戦隊カクレンジャー」(1994年)、「忍風戦隊ハリケンジャー」(2002年)の要素を上手く合わせ、それでいて全く雰囲気の違う作風になるかも知れないニンニンジャー。忍者という定番モチーフからシンプルイズベストな姿にまとまったその姿は難なく受け入れられたと思います。あと、過去2作では刀を背中に背負ってますが、ニンニンジャーは忍者一番刀を背中に背負ってません。実は忍者らしいと言われる、背中に忍者刀を背負うのは、忍たま乱太郎でも語られてますが実際の忍者活動には不向き極まりないのです。背中に背負うと狭い所に入るのにつっかえるし転がる際も邪魔になるので、腰の帯につけます(侍のような固定ではなく、邪魔になったら腰の周囲にまわす)。ニンニンジャーは、忍者一番刀があってのものなので、常に手に持っています。また、オトモ忍はミニチュアワークスや着ぐるみを駆使して表現されているので、特撮面も楽しみです。スーパー戦隊史上三度目となる忍者ヒーロー・ニンニンジャーは、2月15日より放送開始です。また、2月6日から8日まで、放送直前記念として浅草スカイツリーのソラマチ広場では、ワッショイ!忍者まつりと題して、ニンニンジャーがやってきます。詳しくは2月以降のソラマチのイベントページをご覧下さい。
我がサイトは、スーパー戦隊シリーズを応援しています。
会場内は毎年恒例とも言えるプレイコーナーを始め、現在公開中の映画「烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー」に合わせ、キョウリュウジャーとトッキュウジャー、合計12人の立ち人形が展示されてました。バンダイのコーナーでは例年通り、ニンニンジャーの関連玩具の展示及び、変身アイテムたる変身忍刀(しのびかたな)・忍者一番刀と、合体ロボ・シュリケンジンの体験コーナーがありました。キョウリュウジャーでは獣電池、トッキュウジャーではトッキュウレッシャーと続いたキーアイテム、今回は忍シュリケン(にんしゅりけん)という手裏剣がキーアイテムとなっています。これは手裏剣単体のものや、ブレード部分とコアが別個になるもの、ブレードとコアが一体になっているもの等数種類が存在するらしく、コアにはなんと音声ギミックも搭載されています。忍者一番刀の刀身には「変」「技」「呼」のボタンがあり、「変」を押すと変身待機音がなり、鍔部分に手裏剣をセットして手動で回転させることで認識します。「技」は忍術等の技発動ボタン、「呼」は巨大なオトモ忍を呼び出すためのボタンとなっており、いずれも手裏剣を回転させます。シュリケンジンは、オトモ忍5体が合体したカラクリロボ、注目点は中央にセットされるアカニンジャーのオトモ忍・シノビマルが、まるで座りながら操縦するように合体するという点。頭部に音声ギミックと顔パーツを持つ忍シュリケンを合体させれば、完成音声が鳴ります。さらにこの合体セットでは、アオニンジャーのオトモ忍・ドラゴマルを中央コアに合体(シノビマルは左腕パーツになる)させると、シュリケンジンドラゴという、竜人のような形態になり、頭部のパーツも付け方を変えるので別音声が鳴ります。この他、後々発売されるオトモ忍をコアとして合体させると、様々な形態を取ることが出来るので、今後の展開が楽しみです。DXシュリケンジンに付属する手裏剣は、音声コアとアカ、アオのブレード2種が付属しますが、初回版に限り、キ、シロ、モモのブレードもセットになるというお得なものです。変身アイテムがメイン武器を兼ねるのはキョウリュウジャーのガブリボルバーと同じコンセプトですね。一時は携帯型でないと変身アイテムは売れないとも言われていましたが、時代がスマホに変わり、スマホを変身アイテムにアレンジするのが現状ハードルが高く、携帯型がその優位性を著しく下がったことや、ガブリボルバーが大ヒット商品になったことから、変身アイテムを携帯やブレス等、従来の形にせずともいけるというのが判明したことが、変身アイテムをメイン武器と統合する方法が新たに確立しつつあるのでしょうね。あと、出だしに毎年恒例とは書いたものの、例年と違う点が一つ、それはデータカードダスゲームである「ダイスオー」がないこと。ゴセイジャー以来長らく続いてきたダイスオーは、残念ながら稼働終了に伴い、今回からカードは配布されなくなり、会場内に筐体もありません。ライダーのガンバライジングみたいな後継機も特に告知されてないので、暫くはカード系はないのでしょうな…。
今回プレミア発表会の前売り券を購入した人は、入場時にポスターが貰えます。今回は手裏剣が貰えるわけではなかったので少し残念でしたが、ポスターは2種類貰えました。手裏剣の仕組みがもっと詳しくわかるには、発売まで待たなくてはならないようです。昨年は十分時間があったハズなのに、結局トッキュウチェンジャーとトッキュウオーぐらいしか手に入れることが出来ず、レッシャーを集められず終いという悔やみがありました…。今回は集められるだろうか…。
本日の目玉イベントであるプレミアム発表会、予定調整に手間取り、チケットは昨年同様遅く取ったので900番台の出だし、ですが今回も舞台とモニターがきちんと見える席を確保しました。公演前に毎度おなじみ宣伝ムービーが流れ、トッキュウジャーのVシネマ特報も流れました(勿論超全集付属)。
そしていよいよスタート。毎度のように敵の襲来からスタート。情報解禁から敵は「妖怪」と報じられてきました。それだと同じ忍者スーパー戦隊であるカクレンジャーの「妖怪軍団」とどう区別するのか色々話題でしたが、敵組織の名がこの発表会で「牙鬼(きばおに)軍団」と判明。舞台に出てきたのは軍団の足軽兵ヒトカラゲと、消化器のような妖怪。そして現れる素顔の役者さん方。忍者一番刀を構え変身、キョウリュウジャーからは思わず笑ってしまうような音声が鳴ってましたが、今回もそれは同じw。「変」ボタンを押すことで「ニンニンニン!ニンニニンニン!!」という軽快なリズムを刻む音声がwww。「手裏剣変化!!」のかけ声と共に手裏剣を回して変身完了。
変身後の名乗りは名前の前に特定名乗り口上を入れるパターン、「暴れて天晴(あっぱれ)!アカニンジャー!!」「轟け八雲!アオニンジャー!!」「煌めきの凪!キニンジャー!!」「ひとひら風花(かざはな)!シロニンジャー!!」「ゆらめく霞!モモニンジャー!!」、この順に名乗ります。今回は2005年のマジレンジャー以来10年ぶりに男性イエローが、2001年のガオレンジャー以来14年ぶりに初期メンバーにホワイトがおり、また初代ゴレンジャー以来40年ぶりに色を和名で呼びます。そして名乗りに入っているのは変身前の名前の別読み(アカの天晴(あっぱれ)は同じ字で「たかはる」等)という凝りよう。各自の名乗りが終わると、「シノビなれども忍ばない!手裏剣戦隊!ニンニンジャー!!」のかけ声です。技発動時も忍者一番刀から「ナンジャナンジャ!ナンジャナンジャ!」と軽快な音声が鳴り、手裏剣を回すと「ザ・技!!」と鳴って必殺技を決めます。ライダー同様、スーパー戦隊を面白音声の文化を築いていますなww。ショートショー終了後はモニターに見所予告ムービーが流れました。444年前の戦国時代、伊賀崎家の忍者によって討ち取られた戦国武将・牙鬼幻月(きばおにげんげつ)、しかし凄まじい怨念から人間から妖怪へと変わり果て、近代においてラストニンジャと呼ばれる伊賀崎好天(よしたか)により、48もの封印手裏剣で封印したものの、もの凄い怨念で意識のみ復活、その部下の妖怪たちによって構成されるのが牙鬼軍団です。目的は人間の恐れの力を集めて、首領たる幻月を完全復活させること、幹部は軍団小姓たる「十六夜九衛門(いざよいきゅうえもん)」、行動隊長的な存在として軍団一番槍である「蛾眉雷蔵(がびらいぞう)」、妖怪、そして足軽兵ヒトカラゲからなります。毎回暗躍する妖怪たちは、妖気を持つ封印手裏剣を使い、物体から作られる、いわば九十九神のようなものです。PVに出てきた妖怪はノコギリのような妖怪、ステージに現れたのも消化器型でしたし、今回も器物モチーフのようです。ニンニンジャーは、幻月を封印した伊賀崎好天の孫であり、アカこと伊賀崎天晴(たかはる)とシロこと伊賀崎風花(ふうか)は兄妹、アオこと加藤・クラウド・八雲(やくも)、キこと松尾 凪(なぎ)、モモこと百地 霞(かすみ)の3人は伊賀崎兄妹の従姉妹にあたります。5人を支えるのは伊賀崎兄妹の父・伊賀崎旋風(つむじ)、父たる好天には全く及ばないものの、5人を一人前の忍者に育て上げるため導きます。そう、物語のキーポイントは、親子三代の絆!!祖父と父が成し得ること叶わなかった牙鬼幻月完全討伐を果たすため、5人はラストニンジャの称号を目指し、伊賀崎忍術道場で日夜修練に励みながら牙鬼軍団と戦うというストーリーです。
ニンニンジャーを演じる俳優方は、何と全員90年代生まれという若くて初々しい方々!!一番年上はアオこと八雲役の松本 岳くんで1993年生まれ、ゴーバスターズ以降青が最年長役者枠になってますなぁ…w。アカこと天晴役の西川俊介くんは緊張気味で噛み噛みな所が目立ちました(2月スタートを5月と言い間違えたw)。モモこと霞役の山谷香澄さんは「みんなのお姉さん、百地 霞」と紹介していましたが、これが後でトッキュウジャーの面々に影響を与えてますw。ヒロイン2名体制だと大抵桃が子供っぽいキャラになりがちですが、霞は敬語を使う天才肌の女性です。しかし山谷さんご自身はなかなかハキハキしている様子w。今回は男3人が熱血系、キザ系、やんちゃ系とみんな個性的で、女2人も可愛い系と美人系と萌えポイントを分けた個性派、これは今年は凄いことになりそうですなぁwwww。
そして恒例、トッキュウジャーの俳優方も駆けつけました。順番に挨拶していくわけですが、ライト役志尊 淳くんが先程の霞の挨拶を真似るように「みんなのお姉さん、ライト」と紹介し始めちゃったモンだから会場内爆笑ww!!その後もトカッチ役平牧くんも「みんなのメガネ、トカッチ」とこれまたおかしなフレーズで始めたから、もうこの流れは止められないwwww。「これからもメガネ愛好家としてメガネを愛し続けます」とメガネづくしで笑いが止まらないですwwwww。明役の長濱くんに至っては「人間だけど人間じゃない!虹野 明役のザラムです!!」自己紹介自体がもうおかしいwwww。志尊くんが何とかフォローしつつも、1年間頑張ってきた6人から、新戦隊の5人へと激励を贈る恒例の儀礼が行われ、その最後は新戦士である西川くんから志尊くんへの花束贈呈、これにてトッキュウジャーメンバーは、シアターGロッソで開催中のショーに出演のためここで退場しました。
そして勿論最後は番組の顔とも言うべき主題歌ライブ。唄うは大西洋平さん。毎年歌唱担当の方から、盛り上がる部分における簡単な振り付け説明がありますが、今回も大西さんからワンポイントアドバイス。サビ部分の「さぁ行け我ら」までライブ感覚に腕をあげてリズムに合わせる、その直後の「ニンニンジャー」の部分に入ったら、指で忍者の印を組み、下げて、腕を素早く回してまた元の位置に戻すという動き、本来は足の動きも入るのですが、さすがにこの会場では出来ないからそこはやらなくていいと言ってましたw。サビ部分にある「勢!勢!勢!(セイッ!セイッ!セイッ!)」というかけ声等もとにかく耳に残る、ド派手な現代の忍者にピッタリなド派手な曲が印象的です。さらに今回、EDではラッキィ池田氏が振り付けを担当したダンスが披露されるということで、ラッキィ氏のビデオメッセージとEDメイキングムービーが流れました。今年はプリキュアのEDダンスを踊るより前に、ニンニンジャーのEDダンスも踊れますね。主題歌CDの発売は毎年同様、放送開始日の約1ヶ月後である3月18日発売予定、今回初回限定版にはDVDが付属しており、会場内で予約すると、大西さんのサイン色紙が貰えます。
恐竜同様の人気要素であり、同じく史上三度目となる忍者モチーフ。「忍者戦隊カクレンジャー」(1994年)、「忍風戦隊ハリケンジャー」(2002年)の要素を上手く合わせ、それでいて全く雰囲気の違う作風になるかも知れないニンニンジャー。忍者という定番モチーフからシンプルイズベストな姿にまとまったその姿は難なく受け入れられたと思います。あと、過去2作では刀を背中に背負ってますが、ニンニンジャーは忍者一番刀を背中に背負ってません。実は忍者らしいと言われる、背中に忍者刀を背負うのは、忍たま乱太郎でも語られてますが実際の忍者活動には不向き極まりないのです。背中に背負うと狭い所に入るのにつっかえるし転がる際も邪魔になるので、腰の帯につけます(侍のような固定ではなく、邪魔になったら腰の周囲にまわす)。ニンニンジャーは、忍者一番刀があってのものなので、常に手に持っています。また、オトモ忍はミニチュアワークスや着ぐるみを駆使して表現されているので、特撮面も楽しみです。スーパー戦隊史上三度目となる忍者ヒーロー・ニンニンジャーは、2月15日より放送開始です。また、2月6日から8日まで、放送直前記念として浅草スカイツリーのソラマチ広場では、ワッショイ!忍者まつりと題して、ニンニンジャーがやってきます。詳しくは2月以降のソラマチのイベントページをご覧下さい。
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