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★203号室はありませんよ(笑)―「つくる会」移転先


「新しい歴史教科書をつくる会」の本部がきょう1月30日、東京都文京区水道2-6-3の「日本出版協会ビル」ことマンション「TOP江戸川橋」の2階に移転します。そこは「つくる会」の教科書発行元である「自由社」(石原萠記社長)や、ほとんど活動実態のない「日本出版協会」(石原萠記理事長)、「日本文化フォーラム」が入居しているフロアです。「つくる会」のホームページやFAX通信などで流れた「お知らせ」では「文京区水道2-6-」とありますが、これは「文京区水道2-6-」の間違いです(まだ訂正されていません)。ここまでは前回のエントリーでお伝えしました。
 
その後、自由社を訪問したことがあるという複数の方から情報募集メールアドレス(project-justice@mail.goo.ne.jp)に連絡をいただきました。「つくる会」のお知らせには移転先が「日本出版協会ビル203号室」とありますが、「日本出版協会ビル」こと「TOP江戸川橋」には「203号室」は存在しないというのです。エレベーターを2階で降りるとドアが1つだけあり、そこはワンフロアぶち抜きで201号室だといいます。
 
そこで、「TOP江戸川橋」の登記簿と各階平面図を見てみました。確かに2階全体の94.25平方メートルが丸々201号室です。ドアは1つしかないのです。
 
これはどういうことかと言うと、201号室に机や電話などを入れさせてもらい簡単なパーティションで仕切った「つくる会」は、文部科学省や左翼、マスコミなどから「つくる会と自由社は一体だ」と指摘されないよう、姑息にも、存在しない「203号室」を対外的に公表する住所としてでっち上げたのです。
 
要するに「203号室」というのはキャバレーの「3番テーブル」みたいなもので、ドアを開けて201号室に入ったら、その一角に通され「ここが203号室のつくる会です」…。笑っちゃいますね。番地が違ってるし、部屋番号存在しないし…郵便物届きませんよ。
 
さて、登記簿によると、この201号室の所有者は「日本出版協会」です。つまり「つくる会」にとって「日本出版協会」は同居人であり大家であるということです。
 
その「日本出版協会」の専務理事、柳沢徳次さんが日朝文化交流協会副理事長で、拉致事件に関連して名前の出る有名な親北派だという事実を前回のエントリーで紹介しましたが、柳沢徳次さんは万景峰号にも招待されたことがあるそうです。朝鮮総連機関紙「朝鮮新報」の日本語サイトから転載します。
 
「万景峰92」号/朝・日友好の絆強める
 
 建造・就航五周年を機に初めて横浜港に入港していた「万景峰92」号が3日、祖国を訪問する同胞、朝鮮学校学生らを乗せて出港し、1500余人の同胞らが見送った。同船は5月31日から同港・大さん橋に停泊し、同胞や日本市民の見学者、延2500人を受け入れた。一方、船長ら代表は神奈川県、横浜市を表敬訪問し、日本の各界人士を招いて宴席ももうけるなどして朝・日友好の絆を強めた。(7面に特集)
 3日の歓送セレモニーには、総聯中央の権淳徽、金守埴の両副議長と神奈川歓迎委員会委員長の金佑鍾・総聯県本部委員長をはじめとする歓迎委員、地元神奈川をはじめ関東地方の同胞らと、朝鮮学校生徒、日本市民らが参加。乗船した祖国訪問団との間に色とりどりの紙テープを渡すなどして見送った。
 これに先立ち、同船が92年6月2日に日本(新潟港)に初入港してからちょうど5年目にあたる2日、カン・スンファン船長ら代表が市、県を表敬訪問。市港湾局の安武啓揮・企画振興部長、吉田紀・県渉外部長らがそれぞれ応対した。
 また、同日夜にはカン船長の招待宴が催され、深田肇衆院議員(社民党組織局長)、齋藤勁参院議員(民主党神奈川幹事長)、安部正・県議会議員(社民党神奈川県連合代表)、井上周八・チュチェ思想国際研究所理事長、中小路清雄・日朝学術交流協会理事長、林亮勝・日朝文化交流協会理事長、柳沢徳次・同協会副理事長、渡辺道子・元社会党婦人局長、小川ルミ子・日本婦人会議事務局長、若林・朝鮮の自主的平和統一支持日本委員会事務局長、広瀬礼子・神奈川日朝婦人懇談会代表、安武啓揮・市港湾局企画振興部長、安斎義昭、斉藤正の両県議、竹田邦男県教組委員長ら148人の各界人士が参加した。
 カン船長があいさつし、2年連続の大水害で困難な状況にある共和国に対し「日本の人々から人道的支援が寄せられていることに大変励まされている」として謝意を表すとともに、いっそうの友好連帯を呼びかけた。
 また安武、深田、齋藤勁、安部の各氏があいさつ。
 安部氏は、「水害支援問題をはじめ、日朝両国が様々な問題を抱える今、今回の入港を機に、両国の友好の輪がさらに広がることを確信する」と語った。
 船員と神奈川朝鮮歌舞団、東京朝鮮歌舞団が歌を披露すると、それに合わせて踊りの輪があちこちに広がった。

 
「つくる会」の“友達の輪”も、随分広がりましたね。
 
※日本教育再生機構を騙った脅迫事件について、たくさんの情報ありがとうございます。引き続き募集しています。脅迫状を受け取った方、犯人について知っている方は下記の情報募集メールアドレスにご連絡いただければ幸いです。まだ被害届や告訴状を出していない方は警視庁に提出してください。
project-justice@mail.goo.ne.jp

★石原萠記よ、福留貴美子さんを救え!―「日本出版協会」の正体


「新しい歴史教科書をつくる会」の本部が本郷の地を離れ、文京区水道の「日本出版協会ビル2階」に移転すると、つくる会Webニュースが伝えています(そこには「水道2-6-」とありますが「水道2-6-」の間違いです)。日本出版協会ビル2階というのは、つくる会の新しい教科書発行元「自由社」(石原萠記社長)の所在地ですから、つくる会は自由社と同居するということです。平成19年10月9日付エントリーで紹介した通り、「日本出版協会ビル」という名前が付いていますが実態は「TOP江戸川橋」という賃貸マンションです。「つくる会」の藤岡信勝会長の自宅と直線距離で150メートルほどのご近所ですから、藤岡会長の都合という部分もあるのでしょう。
 
私たちは「日本出版協会ビル」こと「TOP江戸川橋」についてはとっくに調べ上げていて、現地調査したこともあります。2階には「自由社」と、実態のほとんどない「日本出版協会」「日本文化フォーラム」が同じ部屋に入っています。ここに「つくる会」もやってくるわけです。
 
ところで「日本出版協会」という聞いたことのない組織はいったい何をやっているのでしょうか。登記簿によると、役員は次の通りです。
 
・理事長 石原萠記(自由社社長)
・専務理事 柳沢徳次(日朝文化交流協会副理事長、日本対外文化協会常務理事、日本モンゴル親善協会理事長、前サントクエンタープライズ社長)
・理事 山田晃(産業と経済取締役会長)、藤井弘(日本対外文化協会専務理事)、野口敞也(元連合総研専務理事)、大橋英夫(関西文化芸術学院校長)、有馬克彦(全国栄養士養成施設協会常務理事、自由社取締役)
 
日本出版協会」というから出版社の組合かと思ったら、社会主義者の石原萠記さんのお友達が集まったサークルのような組織です。その中にびっくりするような名前がありました。専務理事の柳沢徳次さんです。柳沢徳次さんといえば、外事警察関係者や朝鮮総連ウオッチャー、「救う会」関係者なら誰でも知っている名前です。「日朝文化交流協会副理事長」という肩書きを見れば分かる通り、バリバリの親北朝鮮派です。石原萠記さんの左翼人脈を象徴する人物ですね。
 
柳沢徳次さんには、拉致事件をめぐって重大な疑義が持たれています。昭和51年に「モンゴルに行く」と言い残して出国し、その後北朝鮮でよど号犯の岡本武の妻になっていたことが確認された福留貴美子さんとのかかわりです。当時渡航が難しかったモンゴルへの出国を希望していた福留さんは、柳沢徳次さんが事務局長を務める「日本モンゴル親善協会」と、柳沢徳次さんが社長を務めるモンゴル旅行会社「サントクエンタープライズ」に相談に行っていたことが確認されているのです。福留さんが頼った柳沢徳次さんは親モンゴルであると同時に北朝鮮とも親密だった…。「救う会高知」は平成18年、福留さんは北朝鮮に拉致されたとして高知県警に告発しているのですが、告発状にはこのことが明記されています。
 
石原萠記さんは友人である柳沢徳次さんにこの事実を問いただしたことがあるのでしょうか? 石原さんは「つくる会」にかかわるより、まず福留貴美子さん救出運動に短い余生の全力を尽くすべきではないでしょうか。
 
そして「つくる会」は…。「日本出版協会」と同居していることで公安当局からマークされないよう気をつけてくださいね。
 
参考サイト
「トップ江戸川橋」の賃貸物件情報
Wikipedia日本出版協会
Wikipedia柳沢徳次
Wikipedia日本モンゴル親善協会
Wikipedia日朝文化交流協会
Wikipedia福留貴美子
電脳補完録 拉致問題解決まで
高知県警への告発状(救う会全国協議会ニュース)
 
※日本教育再生機構を騙った脅迫事件について、たくさんの情報ありがとうございます。引き続き募集しています。脅迫状を受け取った方、犯人について知っている方は下記の情報募集メールアドレスにご連絡いただければ幸いです。まだ被害届や告訴状を出していない方は警視庁に提出してください。
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★社会主義系雑誌「自由」が突如廃刊


「新しい歴史教科書をつくる会」の新しい発行元「自由社」(石原萠記社長)が発行する月刊誌「自由」が、現在発売中の2月号をもって廃刊となったことが判明しました(「自由」編集委員会代表の加瀬英明さんがメールマガジンで「廃刊となった」と書いているので、休刊ではなく廃刊です)。昭和34年創刊の伝統ある社会主義系雑誌でした。
 
2月号の編集後記には「本誌に対する御協力・御支援に心より感謝すると共に、今後とも新生自由社への御協力をお願い申し上げる次第であります」とありますが、廃刊とも休刊ともどこにも書いてません(石原萠記さんの愛娘、石原圭子東海大教授によるオバマ大統領に期待する論文が載っていますが)。投書欄には投稿規定もちゃんと掲載されています。
 
自由社は急に雑誌をやめるほど経営難なのに、教科書を出せるのでしょうか。
 
宮崎正弘さん(いまだに西尾幹二さんを支持するKYな評論家)の文章が10ページに載っていますが、そこには「出版界に異変が起きている。雑誌界でも『現代』『論座』がなくなる一方で、『自由』『WiLL』『正論』などが売れている」とあります。
 
「自由」が売れている!!!!!! 爆笑してしまいました。売れてるなら続けてください。

関連エントリー
★「つくる会」と「自由社・石原萠記」と「ソ連」と「中国」と「社会党右派」と「創価学会」
★つくる会を軍国主義と批判する月刊「自由」
★慰安婦に興奮する藤岡信勝-by「自由」11月号
★集団自決は軍命令だ-byつくる会の新発行元
★不敬・つくる会の新発行元 謝罪せず!
★皇太子ご夫妻に謝罪してください。つくる会新発行元さん
★不敬を開き直る石原萠記さん(つくる会新発行元)
★「不敬を正す会」も作ってください。加瀬英明さん
★「天皇に戦争責任あり」を本にした「つくる会」発行元
★「つくる会」発行元は社会主義の出版社
★集団自決は軍命令だ-byつくる会の新発行元②
★昭和天皇が戦争責任をとらない限り靖国問題は続く-byつくる会発行元
★つくる会発行元の本社は石原萠記社長の自宅!
 
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