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★各地で競り合う育鵬社と東京書籍 違いはここだ!

大阪府の河内長野市と四條畷市の中学校公民教科書が相次いで、東京書籍から教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆したフジサンケイグループ育鵬社に代わりました。
 
当ブログは昨年5月に掲載した
  ★育鵬社vs東京書籍 公民・歴史教科書ここが違う!
の中で「今度の採択では、教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆したフジサンケイグループ育鵬社と東京書籍の事実上の一騎打ちになる地区が多そうです」と予測しましたが、その通りの激戦が全国で続いています。
 
教育出版、帝国書院、日本文教出版も利権絡みで手強い相手ですが(清水書院と泡沫A、泡沫Bは問題外)、やはり東京書籍が最強の敵です。
 
育鵬社と東京書籍の違いを分かりやすくまとめた初心者向けの動画がありますので、ご覧ください。
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★育鵬社vs東京書籍 公民・歴史教科書ここが違う!

間もなく中学校歴史・公民教科書の検定作業が始まります。来年春に結果が発表され、夏にかけて全国の教育委員会や国立、私立中で採択が行われます。今度の採択では、教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆したフジサンケイグループ育鵬社と東京書籍の事実上の一騎打ちになる地区が多そうです。

前回平成23年度採択(24年度使用開始)で育鵬社の公民教科書を選んだ沖縄県八重山採択地区(石垣市、竹富町、与那国町)で竹富町だけが違法に東京書籍の教科書を子供たちにゴリ押ししている問題を受け、両社の内容の違いがメディアやネット上で紹介されていますが、どうもピントが外れています。育鵬社の公民教科書は正統保守という思想面だけでなく、教材として非常に優れています。
 
教科書を比較する一番手っ取り早い方法は索引を比較することです。索引に載っていなくても、本文や側注、キャプション、表などにその言葉がある場合もあります。しかし生徒が検索できなくては意味がありませんから、重要な用語が索引に載っていない教科書は欠陥教科書です。以前掲載したこの一覧表を再掲します。
 
■平成24年度版中学校公民教科書の索引比較(抜粋)

 
東京書籍の公民教科書の索引には「君が代」「国旗・国歌法」「日章旗(日の丸)」「靖国神社」といった日本人として重要な用語だけでなく、「委員会」「公聴会」「産業の空洞化」「少年法」「政治資金規正法」「独占」「本会議」「モンテスキュー」など高校受験に出る基本的な用語が載っていません(「委員会」「公聴会」「産業の空洞化」「モンテスキュー」については、東京書籍と問題外の自由社を除いて全社にあります)。
 
歴史教科書の事項索引と人名索引についても同様の一覧表を載せます。
 
■平成24年度版中学校歴史教科書の事項索引比較(抜粋)


■平成24年度版中学校歴史教科書の人名索引比較(抜粋)

東京書籍の歴史教科書の索引には「神道」「水戸学」「靖国神社」「拉致」「上杉鷹山」「藤田東湖」「ヤマトタケル」「和気清麻呂」といった日本人として重要な用語や人名だけでなく、「生け花」「石包丁」「公家」「阪神・淡路大震災」「平泉」「水俣病」「石川啄木」「石橋湛山」「市川房枝」「片山潜」「豊田佐吉」「新田義貞」「正岡子規」「蓮如」など高校受験に出る基本的な用語や人名が載っていません。
 
育鵬社に載っている「水俣病」も「市川房枝」も「片山潜」も索引にない東京書籍の歴史教科書は、左翼以前の欠陥教科書です。
 
教材としての完成度の面でも、育鵬社は最強の教科書なのです。
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