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★【速報】自由社が盗用・間違いだらけ教科書ようやく回収

追記: 警告。当ブログに対する八つ当たりは一切お断りします。
 

自虐教科書(東京書籍)から年表を盗用したり、多数の間違い、誤記、誤植がある「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)の自由社版中学校歴史教科書について、自由社は市販本の回収をようやく書店に依頼しました。→
 
遅すぎます。
 
当然、買った人には返金してくれると思います。
 
全国の教育委員会や私立中に送っている採択手続き用の見本本については回収せず、“採択されたら直すから”と開き直っています。横浜市立中(18区中8区)などの生徒が現在使っている教科書も回収せず、校長に“盗んだけど中身は間違ってないと思うよ”という文書を送りつけて終わりです。
 
自由社による著作権侵害事件は27日の衆議院文部科学委員会でも取り上げられ、高木義明文部科学大臣が不適切だと認めました。
 
関連記事
  ★東京書籍の年表を盗用した自由社版教科書-記述検証〈6〉
  ★年表盗用市販本をHPから削除した自由社版教科書-記述検証〈14〉
  ★東京書籍からの盗用という犯行(著作権法違反罪)を自供した自由社
  ★東北の太平洋岸を水没させた「白由社」版教科書-記述検証〈8〉など
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★長崎の原爆写真を「広島」と説明する自由社版教科書-記述検証〈16〉

教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆したフジサンケイグループ育鵬社の歴史・公民教科書の採択が続々と決まる一方、「新しい歴史教科書をつくる会」の自由社版教科書は惨敗が確定的です。東京都立の特別支援学校(養護学校)で公民教科書が採択されましたが、採択数は約80冊と推計されています。初採択なのに「つくる会」のホームページは沈黙し、採択を辞退するのではないかと言う人さえいます。歴史教科書の採択が聞こえてこないのは、自虐史観に傾いている上に、間違いだらけだからでしょう。
 
さて、広島、長崎の原爆忌が近づいてきました。犠牲者を悼み、二度と核攻撃を受けない防衛態勢を築くとともに核兵器の使用を許さない世界をつくらなければなりません。学校でもきちんと教えてほしいと思います。
 
自由社版歴史教科書は、原爆の写真で“ニセ写真”を使っています(p237)。
 
「広島に投下された原子爆弾」とキャプションが付いていますが、これは長崎のきのこ雲です。
 
非常に有名な写真で、多くの人が見たことがあると思います。長崎に原爆を投下したB29「ボックスカー号」の搭乗員が撮影しました。
 
 
アメリカ国立公文書館に所蔵されている現物←クリック と比べてみましょう。


変ですね。この写真で色の付いているものは見たことがありませんし、着色されているだけでなく、明らかに加工されています。
 
自由社はこの写真をどこから入手したのでしょうか。文部科学省に提出された出典一覧表によると、PPS通信社という写真素材業者から買っています。
 
PPS通信社のホームページでこの写真を検索すると、ありました。
 
「Atomic bomb blast over Nagasaki, 1945」(1945年、長崎上空で爆発した原子爆弾)と書かれています。販売元の説明は間違っていません。自由社が「広島」と間違ったキャプションを付けたのです。
 
この写真は自由社版の現行版(平成22、23年度使用)にも使われています(p211)。ただ、キャプションは「爆発した原子爆弾」になっていますから、現行版の説明については間違いではありません。
 
「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝会長は、自虐教科書から年表を盗用した問題を、追放した元自由社教科書編集室長、松本謙一氏とそのスタッフのせいにしていますが、この原爆写真は、松本氏らが追放された後に作られた教科書でわざわざキャプションを変えているのですから、他人のせいにはできません。
 
着色されているのはなぜでしょうか。PPS通信社の説明には「Computer enhanced color photograph」(コンピューター処理で画質を高めたカラー写真)と書かれています。そして写真家欄に「Scott Camazine」(スコット・カマジン)とあります。撮影者はB29の搭乗員のはずですが…。スコット・カマジンとは誰でしょうか。
 
カマジン氏(ホームページはここ)は米ペンシルべニア州に住む生物学者で、写真家でもあります。人体や生物の写真をコンピューターで画像処理して発表しています。
 
グーグルで「atomic bomb」+「Scott Camazine」で画像検索すると、自由社版に載っているのと同じ写真がゾロゾロ出てきました。

 
自由社版歴史教科書が載せている写真は記録写真ではなく、カマジン氏が元の写真をコンピューターで画像処理した「写真アート」「作品」そして「商品」です。教科書に載せるべき史料ではありません、しかも、長崎のきのこ雲なのに「広島の原爆」と説明するとは言語道断です。
 
こんなデタラメなことをやりながら「新しい歴史教科書をつくる会」は、会報で“育鵬社は原爆投下を戦争犯罪と書いていない”と嘘の宣伝を行っています(下記記事参照)。
 
 ★陸奥宗光を睦奥宗光!ここが違う自由社版教科書-記述検証〈9〉
 
そして、この記事(6月9日)の後にも、「新しい歴史教科書をつくる会」はメールマガジン(6月20日)で同じ内容を配信して虚偽の風説を流布し、会員たちはネット上にコピペして共犯になっています。
 
正々堂々とやらないから採択が取れないのです。
  
(つづく)
 
※これまでの連載
 ★南京事件への疑問を削除した自由社版教科書-記述検証〈1〉
 ★秀吉の朝鮮出兵を「侵略」に戻した自由社版教科書-記述検証〈2〉
 ★梶山静六を梶山清六と書く自由社版教科書-記述検証〈3〉
 ★内村鑑三も新渡戸稲造も載っていない自由社版教科書-記述検証〈4〉
 ★魏志倭人伝への疑問を削除し、ありがたがる自由社版教科書-記述検証〈5〉
 ★東京書籍の年表を盗用した自由社版教科書-記述検証〈6〉
 ★靖国神社も水戸学も載っていない自由社版教科書-記述検証〈7〉
 ★東北の太平洋岸を水没させた「白由社」版教科書-記述検証〈8〉
 ★陸奥宗光を睦奥宗光!ここが違う自由社版教科書-記述検証〈9〉
 ★国旗・国歌法がただ1社載っていない自由社版教科書-記述検証〈10〉
 ★チャンドラ・ボースの名前を削除した自由社版教科書-記述検証〈11〉
 ★脳死臓器移植への疑問を書かない自由社版教科書-記述検証〈12〉
 ★そもそも扶桑社を盗用している自由社版教科書-記述検証〈13〉
 ★年表盗用市販本をHPから削除した自由社版教科書-記述検証〈14〉
 ★二宮尊徳の事績を間違っている自由社版教科書-記述検証〈15〉
     
育鵬社や自由社版の記述について情報を募集しています。
 project-justice@mail.goo.ne.jp
 
※自由社の現行版(平成22年度版)の記述については、こちらから順次ご覧ください。
 ★安重根を取り上げ志士と称える自由社版教科書-扶桑社版からの改悪<上>
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★その時歴史が動いた。実録7.28藤沢市教育委員会


日本は変わろうとしています。教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆したフジサンケイグループ育鵬社の歴史・公民教科書の採択が相次いでいます。以下は28日の神奈川県藤沢市教育委員会の詳報です。日本再建の原動力は政治家でも役人でもなく、こうした教育委員や名もなき国民たちなのです。
佐々木柿己教育長 (略)教科書に記載されている内容については、保護者、地域の方々、市民の方々、教育現場の先生の考え方や解釈の仕方、そして要望やご意見について様々な議論があることを承知しています。教育長として教育現場を預かるものとしては、この場においてはそれぞれの委員のご意見を見守らせていただきたいと思っています。そしてそれぞれの知見に基づき議論いただき、議論が尽くされた教科書が採択されることが望ましいと考えています。そういう意味で、歴史・公民分野においては、今述べた理由から、小澤委員長、よろしくお願いします。
赤見恵司委員 私は育鵬社を推薦したいと思います。
(傍聴席の左翼たち「えー」)
歴史新聞をつくろう、歴史のロールプレイをしてみようなど、言語活動を重視した課題学習が設定されています。伝統文化に関して、読み物コラムでよく紹介されていて、モネやゴッホなどの有名な画家に影響を与えた浮世絵や茶の湯、生け花などが紹介されていて、指導要領の観点から良いと思いました。
渋谷晴子委員 帝国書院がいいと思います。全体を通し、写真、文献資料、地図、グラフが多く、これら資料により、指導要領の歴史分野の目標の多面的・多角的に考察し、公正に判断するということができます。また地図が多いことで地理分野の学習と結びつけることもできます。各時代の最後には人間と自然のかかわりのコラムで地理との関連を、未来へつながる社会へのコラムで公民と関連を持たせ、3分野での関わりを重視した構成にもなっています。冒頭のタイムトラベルのイラストでその時代をイメージしやすく学習意欲を高めるものになっています。
藤崎育子委員 育鵬社がいいと思います。
(傍聴席の左翼たち「えー」「なんだよ」「とうとう言ったか」)
育鵬社の歴史教科書には人物がたくさん取り上げられています。他の教科との関連を考えたときに、国語でも理科でもさまざまな人物が取り上げられますが、彼らが歴史の中でどんな時代を生きて、どんな仕事をしてきたか、というような観点が見やすいと思います。そのとき、どう歴史が動いたか、と言われますが、そういった人物をたくさん取り上げている育鵬社がいいと思いました。
(傍聴席騒然)
小澤一成委員長 育鵬社がいいと思います。
(傍聴席「えー!」)
歴史絵巻や歴史ものさしが、歴史の大きさや流れが分かりやすいと思いました。 人物コラムやなでしこ日本史などがあり、歴史的人物を多く紹介し、歴史人物に関心をもてる工夫があると思います。
(傍聴席さらに騒然)
いろいろな視点から意見をいただきましたが、大方の意見だと育鵬社が多いと思いますが、よろしいでしょうか。
(傍聴席の左翼男性「現場の声を聞いたのか!」)
小澤 静粛にしてください。
(左翼男性「現場の声を聞いたのか!」、左翼女性「どこから来たんだ! よそ者が!」
小澤 守っていただけない場合は退出を命じることがありますので…。
(左翼女性「脅かすな!」)
(良識派男性「出てったほうがいいよ」)
(左翼女性「ふざけるな!」)
(左翼男性「みんなの声がどうやって伝わってんだ!」)
小澤 静かにしてください。
(左翼男性「よそから来てなんだ!」)
(左翼女性「藤沢市を荒らすのか!」)
(良識派男性「出てってもらえよ」)
渋谷 育鵬社はいくつかの点で藤沢市の歴史教科書としてふさわしくないと考えます。
(傍聴席拍手)
小澤 静かにしてください。
渋谷 この教科書では過去の戦争について、いかに過去の日本人が戦争を通して国家のために尽くしたか、また戦争によりもたらされた功績を強調するあまり、戦争の悲惨さ、戦争の反省がおざなりにされていると捉えられかねない記述がいくつかあるように思います。藤沢市では1987年から10年間にわたり小中学生を対象とした広島への広島平和ツアーを行ってきました。その後、2002年からは平和学習長崎派遣授業が行われており、実際に長崎を訪れた藤沢市の子供たちは原爆の悲惨さを学び、全国の青少年と共に平和の大切さを学んでいます。また藤沢市は1982年に全国でもいち早く核兵器廃絶平和都市宣言をした市でもあります。
(傍聴席拍手)
このような取り組みを続けている藤沢市において、子供たちに、戦争はいかなることがあっても許されるものではないと明確に示し続けることは、藤沢市教育委員会の役割であると私は思っています。
(大きな拍手)
よって、育鵬社の歴史教科書は藤沢市にはふさわしくないものと考えます。
(大きな拍手)
(左翼男性「もっと議論を尽くせ!」)
小澤 静粛にしてください。守っていただけない場合は退出を命じさせていただきます。
(左翼女性「お前は警察官か!」)
小澤 ほかに意見はありますか。
赤見 内容について、取り上げている歴史人物が524名と一番多く取り上げられています。いろいろな時代背景が深く掘り下げられていて、理解も深まり、発展的な学習ができるという点では非常に良いと思います。なでしこ日本史というコラムがあり、5つの時代で紹介されていて、女性に焦点を当てた斬新な切り口で、男女共同参画の時代には良いと思います。これが育鵬社を推す理由です。
(傍聴席「えー」)
藤崎 私は韓国に留学した経験もあり、特に歴史教育については自分の人生においても、この歴史を子供たちにどのように教えていったらいいか、ということを20代のころから考えてきました。今一番切実に願うことは、早くこの教科書、特に歴史教科書に関して、きちんと全ての流れを読むことをせずにマスコミが一方的な批判をしたり、あるいは国際的にも一部の報道で…。
(左翼女性「松下政経塾引っ込め!」)=藤崎委員は松下政経塾出身
日本という国が見られたり、非常に難しい問題、ということはイコール歴史を教えるということはどれほど大切かということを改めて感じている次第です。私自身、今回この教科書を全て読みましたが、決してどの教科書も軍国主義が復活するような、あるいは戦争を二度と起こさないという精神に基づいて作られていると思います。もしこの国が戦争を起こすようなことがあれば、私は命をかけてでもそれを絶対阻止するつもりです。
(左翼男性「なーに、言ってるんだ!」)
ただし、韓国で歴史教育を見てきた私自身の経験、またヨーロッパにおいてもヨーロッパ共同歴史教科書をつくってきた経緯などを研究してきましたが、非常に子供たちに歴史を教えることは難しいということを実感してきました。その意味において、育鵬社を人物を通して学び…。
(傍聴席笑い)
また教育長が先ほど言われたように、教科書“を”教えるのではなく、教科書“で”教えるとおっしゃいましたが、ぜひ現場の先生方は、この教科書で教えるという中で、私自身は、例えばじゃあ中国・韓国やアジアの子供たちはどのような教科書を使って、どのように歴史を学んでいるのかということは、日本の視点ではなく、他国の視点からこういった教育が行われているという教育に触れる機会を作っていただきたいと思います。帝国書院の地図を見ると、日本が中国大陸から見られている地図があります。これは日本人にとっては初めは奇異に映りますが、よその国から見たときに日本がどのように見えるか、そういった多角的な教育を目指して歴史教育を行っていただきたいと思います。
(左翼男性「松下引っ込め!」)
小澤 静かにしてください。今度静粛にしていただけない場合は退出していただきたいと思います。
(左翼女性「誇りをもって退出するよ! 日本の国を駄目にするのか!」)
小澤 静かにしてください。
(良識派男性「そうだ、出てけ」「出てってもらえよ」)
小澤 今、ご意見をいただきました。藤沢市も核廃絶平和都市宣言をしております。私も全教科書を見ましたが、戦争を鼓舞するような教科書はもちろん選びませんし、これから戦争はあってはならないと思います。私たちは教育委員として国際社会における日本の立場や役割を考えた上で、藤沢市の子供たちにふさわしい教科書を選びたいと思っています。
(左翼男性「無責任なことを言うな!」)
全ての教科書は文科省の検定を受けており、全ての教科書にはそのような解釈はないと思っています。大人は情報量も多く、文章で様々に読み取る場合があると思います。それは人それぞれの価値観であって、先入観もあると思います。私たちは子供たちに価値観や先入観を押し付けるのではなく、子供たちに歴史としての事実を教えることが大切であると考えます。
(左翼男性「押し付けているのは誰だ!」)
そのあたり、子供たちも受け止めて自らの考えを行動することが大事だと考える。そのことが子供たちの考える力になると思います。いかがでしょうか。
(左翼女性「佐々木さん、言ってください」「頑張れ」)
渋谷 今回、委員長を含む3名の教育委員が育鵬社の歴史教科書を採択することを望むという現在の藤沢市教育委員会の現実は、教育委員の1人として重く受け止めなければならないと思います。また育鵬社の歴史教科書も他の教科書と同じく、文科省の検定を経た教科書であることには違いありません。さらに、先ほど佐々木委員の述べた通り、先生方は教科書を教えるのではなく、教科書で教えるのであり、私としては育鵬社の教科書が藤沢市の子供たちの教育にふさわしい教科書ではないという考えに変わりはありませんが…。
(左翼男性「そうだ」)
歴史教育に対する藤沢市の教師の認識と子供たちへの指導の力を信じ、採択の結果については異議を唱えるものではありません。
(傍聴席「えー」)
(左翼男性「情けない教育委員会だなあ!」)
小澤 いろいろな視点からご意見をいただきましたが、大方の意見どおり育鵬社ということでよろしいでしょうか。
(左翼男性「情けない!」)
(左翼女性「佐々木さん、意見述べてください」「佐々木さん!」)
(左翼女性「日本が韓国にどういうことをやってきたのかわからないのか!」)
異議がございませんので、歴史的分野は育鵬社といたします。
(良識派数名拍手、傍聴席騒然)
静かにしてください。
 
続きまして、公民的分野についてです。
(歴史の結果を引きずり、傍聴席ため息)
赤見 育鵬社を推薦します。
(傍聴席騒然)
学習指導要領との関連ですが、やってみようというコーナーでディベートが取り上げられ、言語活動の充実を図るように意図しています。伝統と文化に関連して、見開きで現代日本社会についての説明が写真で3ページで紹介されています。また江戸しぐさということで非常にマナーの大切さが載っています。
(傍聴席「ハハハ」)
日本国民の安全、特に国民主権の侵害に関わる拉致問題に関する記載が6カと最も多く、非常にバランスが取れています。
藤崎 育鵬社がいいと思います。
(左翼女性「ヒャー」、左翼男性「まいった」)
公民に関しては常々、現状の社会とかけ離れているというような課題を先生方も持っていると思います。この公民教科書は日本が今現実に直面している問題との関連を踏まえて、子供たちが学習できると思います。ただし、公民に関してはまだまだ今後研究をしていかなければいけない教科書ではないかと同時に思いますが、今回は現実の社会と対応できる教育を目指してということで育鵬社がいいと思います。
渋谷 公民は中学生に社会の扉を開き、社会とのかかわりへと導く科目だと思います。東京書籍には私たちの政治参加という社会参加の事例が載っています。巻末には社会参画の例が4つ挙げられています。指導要領の公民の目標に沿っています。人権についてもしっかり学んでほしいと思いますが、東書は豊富です。ちがいのちがいとして、分かりやすく説明。共生社会について考えようでは、全国中学校人権作文コンテストの受賞作品が掲載されており、中学生の関心を惹く適切な題材であると思いました。以上により東書が良いと思います。
小澤 育鵬社がいいと思います。
(傍聴席ため息)
それぞれの教科書に原発の問題が取り上げられていますが、原発の問題を取り上げ、投げかけているのが育鵬社だと思います。今藤沢の子供たちにも震災後教育が必要だと思います。東北の復興はもちろんのこと、藤沢市として自分たちや子供たちが何をしていくべきなのかを考えることが必要だと思います。そういった意味でもしっかり学習できると思います。他に意見はありますか。
渋谷 育鵬社の公民教科書はいくつかの点で藤沢市の公民教科書としてふさわしくないと考えます。
(傍聴席拍手。左翼男性「そうだ!」)
この教科書では日本国憲法に関する記述の中で、憲法改正について2ページにわたって取り上げています。法治国家の根幹である憲法について改正の必要ありととらえられる記述があることは、中学校の教科書としてふさわしいものではないと考えます。改正論議そのものを否定するものではありませんが、中学校の教科書に一つの見方のみを強調するような記述があることは、生徒の発達段階に即しているといえず賛成できません。2つ目は女性に関する記述です。男女雇用機会均等法や男女共同参画について述べた直後に、男女の性差を認めた上でそれぞれの役割を尊重しようという態度も必要です、と続けられていたり、夫婦別姓について夫婦同姓制度も家族の一体感を保つ働きをしていると考えられるとしていることなど、女性の社会進出が家族の崩壊につながっていると捉えられかねない記述がいくつか見られます。私は藤沢の子供たちに今までの既成概念にとらわれることなく、それぞれの将来像を自由に描いてほしいと思っています。これらの記述はまさに今そのときを迎えようとしている中学生にとって、ブレーキをかけることになるのではないかと不安にならざるを得ません。3点目。学校から提出された調査書によれば、育鵬社の公民教科書の採択を望むという先生は藤沢市内に一人もいませんでした。
(傍聴席、大きな拍手)
小澤 静かにしてください。
(左翼女性「何を言ってんだ、バカ!」)
小澤 静粛にしてください。
渋谷 言うまでもなく、教科書採択は私たち教育委員に与えられた権限であり、静謐な環境の下、外部の意見に左右されることなく、自ら責任をもって採択を行うものです。しかしながら、私は日々生徒たちに授業をしている先生方の知識や経験をもって作成された調査書の結果は真摯に受け止めなくてはならないと考えます。
(傍聴席拍手)
藤沢市の先生方の誰一人として希望していない教科書を採択することには懸念を抱かざるを得ません。
(傍聴席、大きな拍手)
しかしながら、先ほどの歴史教科書と同様、今回、委員長を含む3名の教育委員が育鵬社の公民教科書を採択することを望むという現実は重く受け止めなければならないと思っております。
(傍聴席「えー」。騒然)
育鵬社の公民教科書も他の教科書と同じく、文科省の検定を経た教科書であることには違いありません。また先生方は教科書を教えるのではなく、教科書で教えるのであり、私としては育鵬社の公民教科書が藤沢市の子供たちにとって適切ではないという考えに少しも変わりはありませんが、公民教育に対する藤沢市の先生方の認識と子供たちへの指導の力を信じ、採択の結果については異議を唱えるものではありません。
(傍聴席「えー」。騒然)
(左翼女性「佐々木さん、お願いします」)
小澤 他に意見はございますでしょうか。
(左翼若者「なんだよ~!」)
藤崎 渋谷委員の意見を受け、一つ意見を述べたいと思います。女性の社会進出が進むにつれ、高齢出産、そしてまた少子化という問題が日本の中にあります。私自身もどちらかというと仕事を中心に生きてきて、家族のあり方とか、また私には子供がいないという中で、今の社会の中で女性ができれば子供を産み、そして仕事も両立していけるような社会を目指したいと思って、毎日生きています。そういった人間から見て、男女性差別ではなく、男と女がこの世にいるという観点での考え方ではないかと思ったので、女性に対するそういった差別ではないのではないかという意見を言わせてもらいたいと思いました。
赤見 常々、公民教科書を見るにあたり、権利と義務を念頭に置いて考えました。一部の教科書では権利が非常に偏重されており、義務という言葉があまり尊重されていない教科書が散見されます。子供のころ、大人になれば自由になれるといわれたが、その自由を得る中には、権利を得る中には、必ず義務が生じるし、責任も生じるし、結局自分が大人になって一から生活を支えるにはそういった観点が重要になると思います。その辺を意識して考えました。また、まちづくりをしらべようで江ノ島がしっかり写っている藤沢市のウェブサイトが掲載されていて、藤沢市の生徒には飛びつきが良いのではないかと思います。神奈川県の記載に関しても、7件と非常に多いです。
小澤 私たち教育委員はいろいろな資料を基に調査研究をしています。その中で私たちは一つの資料にとらわれることなく、広い見識の中で私たちは考えながら、そして藤沢市の子供たちにふさわしい教科書を選んでいるつもりです。そして私たちはレイマン(素人)として判断を求められていると思うので、幅広い観点から判断をしています。皆さんからいろいろな視点をいただきました。育鵬社という意見が多い。社会公民的分野は育鵬社でよろしいですか。
(傍聴席「反対!」)
異議がありませんので、社会公民的分野は育鵬社にします。

 ※これまでの育鵬社採択
  ★栃木県大田原市(歴史、公民)
  ★神奈川県立平塚中等教育学校(歴史)=内定
  ★岡山学芸館清秀中(歴史、公民)
  ★大阪府東大阪市(公民)
  ★東京都立中高一貫校(歴史、公民)
  ★東京都立特別支援学校(歴史)
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★育鵬社快進撃! 神奈川県藤沢市も採択


東京都教委に続き、神奈川県藤沢市教委は本日、来春から市立中学校で使用する歴史および公民教科書として、教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆したフジサンケイグループ育鵬社の教科書を採択しました。
 
また、私立 樹徳中学校(群馬県桐生市)が育鵬社の歴史教科書を採択したことも判明しました。樹徳という校名は教育勅語の「ヲ樹ツルコト深厚ナリ」に由来していると思われます。素晴らしい学校です。
 
※これまでの育鵬社採択
  ★栃木県大田原市(歴史、公民)
  ★神奈川県立平塚中等教育学校(歴史)=内定
  ★岡山学芸館清秀中(歴史、公民)
  ★大阪府東大阪市(公民)
  ★東京都立中高一貫校(歴史、公民)
  ★東京都立特別支援学校(歴史)
 
※関連記事
  ★神奈川の偉人・二宮尊徳の事績を間違っている自由社版教科書
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★東京都立中高一貫校と特別支援学校が育鵬社の教科書を採択

東京都教委は本日、都立の中高一貫校(全10校)で来春から使用する歴史および公民の教科書として、教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆した育鵬社の教科書を採択しました。
 
都立の特別支援学校用としても育鵬社の歴史教科書を採択しました(公民は自由社)。
 
※これまでの育鵬社採択
  ★栃木県大田原市が育鵬社の教科書を採択(歴史、公民)
  ★神奈川県立平塚中が育鵬社の教科書を採択へ(歴史)
  ★岡山学芸館清秀中が育鵬社の教科書を採択(歴史、公民)
  ★大阪府東大阪市が育鵬社の教科書を採択 大阪の公立で初(公民)
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★大阪府東大阪市が育鵬社の教科書を採択 大阪の公立で初



大阪府東大阪市教委は本日、来春から市立中学校で使用する公民教科書として、教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆したフジサンケイグループ育鵬社の教科書を採択しました。
 
育鵬社の教科書が採択されたのは栃木県大田原市(歴史、公民)、岡山学芸館清秀中(歴史、公民)に次いで全国で3例目。扶桑社時代を含めて大阪府下の公立中での採択は初めてです。
 
 
東大阪が誇る小型衛星「まいど1号」も載っている育鵬社の公民教科書→
 
※これまでの育鵬社採択
  ★栃木県大田原市が育鵬社の教科書を採択(歴史、公民)
  ★神奈川県立平塚中が育鵬社の教科書を採択へ(歴史)
  ★岡山学芸館清秀中が育鵬社の教科書を採択(歴史、公民)
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★岡山学芸館清秀中が育鵬社の教科書を採択 自由社から切り替え

私立 岡山学芸館清秀中学校(岡山市東区、森健太郎校長)が、来春から使用する中学校の歴史と公民の教科書として教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆したフジサンケイグループ育鵬社の教科書を採択したことが判明しました。
 
育鵬社の教科書が採択されたのは栃木県大田原市(歴史、公民)に次いで全国で2例目です。
 
岡山学芸館清秀中は昨年開校し、今年度まで自由社の歴史教科書を使っています。育鵬社に切り替えたのは、正しい記述と教材としての完成度を評価したためとみられます(来年初めて3年生が誕生するため公民は新規採択)。
 
※これまでの育鵬社採択
 ★栃木県大田原市が育鵬社の教科書を採択(歴史、公民)
 ★神奈川県立平塚中が育鵬社の教科書を採択へ(歴史)
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★「下都賀事件」再び…下野市で育鵬社逆転不採択の真相

栃木県下野市教委は21日、来春から使用する中学校歴史教科書として東京書籍を採択しました。15日に開かれた選定委員会では教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆したフジサンケイグループ育鵬社の教科書を選んでいましたが、逆転不採択となりました。
 
採択の権限は教育委員会にありますから、下部組織の決定を覆してもかまわないのですが、15日以降、市教委には組織的な抗議があったそうですから、その影響が強く疑われます(組織的抗議を察知して、激励の電話やFAXが整然と行われましたが、結果的に抗議が勝ちました)。
 
下野市は、平成13年に扶桑社の教科書の採択を決めたのに脅迫や組織的抗議によって撤回した旧下都賀採択地区の一部です。あの「下都賀事件」と似たような出来事が10年後に再現したのです。
 
ネット上で確認できる抗議呼びかけは、俵義文たち日本共産党系ではなく、下記の組織です。
 
 ・ 「とめよう戦争への道! 百万人署名運動」 ←クリック
 ・ 「杉並・親の会」 ←クリック
 
「とめよう戦争への道! 百万人署名運動」は警察庁「警察白書」や公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」が「中核派主導」「中核派の大衆団体」と認定した組織。「杉並・親の会」も警察庁「治安の回顧と展望」が「中核派が共闘」と書いた組織です(杉並の中核派は平成18年に結柴誠一、新城節子の両区議が離脱するなど分裂。「杉並・親の会」は中核派本体のほうと親密です)。
 
中核派機関紙「前進」は育鵬社の教科書採択阻止を叫んでいます。

 
下野市で育鵬社の採択に反対したのは極左暴力集団だけではありません。「保守」の有力者が運動の中心になりました。
 
その人は、合併で下野市が誕生する前の国分寺町で7期28年にわたって町長を務めた若林英二氏です。若林氏は大正12年生まれの87歳。自民党員でありながら、自らの狭い戦争体験を基に10年前から「扶桑社の教科書は侵略戦争賛美だ」などと勘違いな主張をしてきました(息子は自民党県議・若林和雄氏)。
 
軍隊で嫌な思いをしたから自虐史観・反天皇になったというのは、自由社の創業者・石原萠記氏(86歳) ←クリック と同じパターンです。
 
若林英二氏は後藤田正晴や野中広務と同様、「自民党員もこう言っている」と左翼に重宝されています。
 
 ・ 朝日新聞に寄稿して逆転不採択を呼び掛ける ←クリック
 ・ 共産党などに支援された「九条の会」で講演 ←クリック
 ・ 「自民党員が九条改憲に反対する理由」 ←クリック
 ・ 革マル派の浸透が指摘される「9条連」にも関係 ←クリック
 ・ JR東労組によると「栃木県南9条連代表世話人」 ←クリック
 
若林英二氏は今回の採択で教育委員に個別に接触し、21日の教育委員会では傍聴席の最前列中央に座ってにらみをきかせました。
 
こんな採択は無効です。保守県がこんなことでいいのでしょうか! 栃木県の保守(自民党、みんなの党)および全日教連傘下の栃木県教職員協議会に猛省を求め、育鵬社不採択撤回運動が起きることを強く期待します。
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★栃木「下都賀」でリベンジせよ育鵬社!


下都賀(しもつが)事件を覚えていますか? 扶桑社の教科書が最初に検定に合格した平成13年、栃木県の下都賀採択地区(栃木市、小山市、岩舟町、藤岡町、野木町、大平町、国分寺町、石橋町、壬生町、都賀町が同じ教科書を選ぶ)で、採択協議会が扶桑社の歴史教科書の採択を決めたのに、各市町の教育委員会への訪問や電話、ファクスによる組織的抗議の結果、全ての教育委員会が協議会の結論を否決。協議会が異例の再審議で別の教科書に変更した―という採択妨害・逆転決定事件です。
 
採択妨害の中心的存在となったのは「子どもと教科書全国ネット21」、全教などの共産党系組織。そして日教組、部落解放同盟などの旧社会党系組織や極左暴力集団です。公安調査庁の平成14年版「内外情勢の回顧と展望」は、中核派主導の「とめよう戦争への道! 百万人署名運動」が下都賀地区に対し全国の共闘組織からの抗議電話を集中させたと記述しています。そのときに中核派系の「杉並・親の会」(注・杉並の中核派はその後、中央から分裂)が出した抗議指令が今もネット上に残っています(http://www16.plala.or.jp/kyoukasyo/htm_01/tochigi.htm)。
 
神社の宮司である栃木市の教育委員長宅には深夜、「あんたんとこのおばあさんは90歳だってね。石段から落ちなければいいね」「あっ、寝てたの? 神社が火に包まれちゃうよ」という脅迫電話がありました。
  
在日本大韓民国民団なども抗議活動を展開しました。平成17年と21年に扶桑社の教科書を採択した前栃木県大田原市教育長の小沼隆さんは日本教育再生機構機関誌「教育再生」昨年12月号で全国の教育委員に対してこうアドバイスしています。
 
「全国の教育委員会は、自分たちには重大な責任があるんだということを自覚してほしいと思います。批判されるのは誰でも嫌ですが、逃げてはなりませんよといいたいですね。私の経験から言わせてもらうと、外国が騒ぐといっても、実際はたいしたことはありません。抗議への具体的な対応方法については、私にお問い合わせください(笑)」
 
下都賀事件から10年。世論は成熟しています。国民も警察当局も採択妨害を決して許すことはありません。
 
下都賀採択地区は現在、市町村合併や採択地区細分化に伴い次の4地区に分かれています(上の表参照)。

 ・下都賀採択地区(壬生町、野木町、岩舟町)
 ・栃木市・上都賀採択地区(栃木市と上都賀郡西方町)
 ・小山市採択地区(小山市)
 ・下野市採択地区(下野市)
 
旧下都賀採択地区を取り戻す能力があるのは自由社ではなく、育鵬社だけです。リベンジせよ育鵬社!
 
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 ★栃木の偉人・二宮尊徳の事績を間違っている自由社版教科書
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★東京書籍からの盗用という犯行(著作権法違反罪)を自供した自由社

追記: 警告。当ブログに対する八つ当たりは一切お断りします。
 
「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)の自由社版中学校歴史教科書が東京書籍の年表を盗用した問題で、われわれプロジェクトJの特別捜査本部は、自由社が横浜市金沢区内の市立中校長に送った謝罪文を入手しました。
 
その前に、自由社による年表盗用問題について簡単に整理しておきます。

 
・ 扶桑社から絶縁された「新しい歴史教科書をつくる会」は自由社を新たな発行元に選び、平成20年春に文部科学省に検定申請しましたが、このときに東京書籍の平成14度版(14~17年度使用)教科書に掲載されている年表から「日本のおもなできごと」を丸ごと盗用しました。
・ 文部科学省は気付かず、自由社版教科書は翌21年春に検定合格。自由社は同年5月、市販本『日本人の歴史教科書』を発売しました。この市販本は今も一部書店の店頭にあります。
・ 同年夏、横浜市の18区中8区の市立中や東京都内などの一部私立中が自由社版を採択。翌22年春から今年度まで使用されています(供給本『新編 新しい歴史教科書』)。
・ 自由社は22年春に24年度版を検定申請しましたが、このときも盗用した年表をそのまま使っています(「1997 アイヌ文化振興法制定」の後の新しい出来事も補っていません)。
・ 文部科学省はまたも気付かず、今年春に検定に合格。自由社は『市販本 新しい歴史教科書』を発売。採択手続きのための見本本『新しい歴史教科書』を全国の教育委員会などに送りました。
5月26日に当ブログが盗用をスクープ。6月14日に朝日新聞が報道しました。
・ 自由社の加瀬英明社長、榎本司郎教科書編集室長、藤岡信勝代表執筆者が東京都北区の東京書籍に謝罪に出向きましたが、上記4種類の盗用教科書の回収措置はとっていません。
 
横浜市立中の校長に送られた謝罪文は上記4種類の盗用教科書のうち、2番目の平成22度版供給本『新編 新しい歴史教科書』に関するお詫びです。全文は次の通りです。
 
『新編 新しい歴史教科書』の年表に関するお詫び

謹啓
ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、6月14日付けの朝日新聞が<「つくる会」歴史教科書/他社の年表と酷似>という見出しの記事を社会面に掲載しました。
確認しましたところ、ご採用賜りました『新編 新しい歴史教科書』の年表の日本史部分が、株式会社東京書籍発行の平成14年度使用版『新しい社会 歴史』の年表の、ほぼ引き写しであることが判明いたしました。
これは、編集著作権を侵害する行為であり、東京書籍様には大変申し訳なく、先日弊社社長が同社を訪問陳謝しております。
当時の作成担当者が2年前に退社しているため、なぜこのようなことになったのかその経過を確かめることができない状況にあります。
その後、文部科学省のご指導も受け、教科書協会にもご意見をうかがって、現在『新編 新しい歴史教科書』を使用されている教育委員会、公立学校並びに私立学校につきまして、お詫びと経過説明をさせていただく次第です。
この対応につきましては、東京書籍様にもご了解いただきました。
年表自体には誤りはございませんので、生徒様の学習上の支障はないかと存じます。
なお、現在採択事務が各地で進行中の『新しい歴史教科書』見本本につきましては、可及的速やかに作り直した年表を文科省に訂正申請いたします。
ご迷惑をおかけしましたことにつきまして、心よりお詫び申し上げます。不手際を猛省いたしております。
気を引き締め、さらに充実した教科書製作に全力で邁進していく所存でございます。今後ともご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
平成23年7月
株式会社 自由社 教科書編集室長
榎本司郎

「年表自体には誤りはございませんので、生徒様の学習上の支障はないかと存じます」…盗んだ物だけど、品質はいいから使っても大丈夫だと思うよとは、どういう神経でしょうか? 普通は「回収させてください。代金はお返しします」ではないですか?
 
市販本は売り続ける。供給本は謝って済ませようとする。見本本は「後で直すから、この問題を理由に不採択にしないで」と開き直る。普通の企業なら、社長が記者会見して、進退問題が追及される問題ではないですか? それに「生徒様」って、自由社は「子ども中心」「子どもの目線」路線なんですかね。
 
この謝罪文で自由社は「編集著作権を侵害する行為」と著作権法違反を認めています。著作権法違反は罰則規定があり、犯罪行為です。罰則は重く、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金に処せられます(懲役と罰金が併科されることもあります)。法人は3億円以下の罰金に処せられます。
 
親告罪なので、被害者の東京書籍が告訴しなければ処罰できません(だから、めったに謝らない藤岡信勝氏が一生懸命謝罪しているのでしょう)。ただ、第三者の告発や捜査当局の判断で捜査が行われ、被害者に告訴を促すこともあり得ます。もちろん、刑事ではなく、東京書籍が民事訴訟を起こすことも十分考えられます。
 
著作権侵害に関与した人たち及び法人としての自由社にとって深刻な事態になっているのに、「後で直すから」と採択を目指すとは、法治国家を甘く見ているのではないでしょうか。少なくとも教育関係者の心証は非常に悪いと思います。
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★神奈川県立平塚中が育鵬社の教科書を採択へ

神奈川県教委は15日、県立中高一貫校の平塚中等教育学校で来春から使用する歴史教科書として、教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆したフジサンケイグループ育鵬社の教科書を内定しました。

産経新聞から
育鵬社の歴史教科書を答申 平塚中等教育学校用
 
神奈川県教科用図書選定審議会(会長・永妻和子横須賀市教委教育長)は15日、県立中等教育学校2校の前期課程(中学相当)で来春から使用する教科書を審議し、平塚中等教育学校の歴史教科書に育鵬社の「中学社会 新しい日本の歴史」を承認した。県教育委員会に答申し、委員会が近く採択を行う。
学校側が出した使用希望を承認した。学校側は選定理由を「生徒の自主的な学習を促すことにつながる」などとしている。
育鵬社の教科書は従来の自虐教科書を批判する「新しい歴史教科書をつくる会」から分かれた「日本教育再生機構」のメンバーらが執筆した。横浜市内の団体が不採択を求める運動を展開しており、採択結果が注目される。

※これまでの育鵬社採択
 ★栃木県大田原市が育鵬社の教科書を採択(歴史、公民)
 
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 ★神奈川の偉人・二宮尊徳の事績を間違っている自由社版教科書 
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★栃木県大田原市が育鵬社の教科書を採択

栃木県大田原市教委は本日、来春から使用する中学校歴史・公民教科書として教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆したフジサンケイグループ育鵬社の教科書を採択しました。
 
育鵬社の教科書の採択が決まったのは全国で初めてです。大田原市では平成18年度から、育鵬社の教科書の前身である扶桑社の教科書を使用しています。
 
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 ★栃木の偉人・二宮尊徳の事績を間違っている自由社版教科書
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★二宮尊徳の事績を間違っている自由社版教科書-記述検証〈15〉

当ブログを運営する調査チーム「プロジェクトJ」はメンバー第1号が神奈川県在住のため、神奈川の教科書採択の状況にはひときわ関心を持っています。自由社による東京書籍の年表盗用問題は神奈川の教育関係者の間でもかなり話題になっています。
 
横浜市の18区中8区の市立中学校では昨年度と今年度、自由社の歴史教科書を使用していますが、7日付の朝日新聞神奈川版はそのことに全く触れない記事を掲載しました。自由社は朝日新聞にも無視されているのでしょうか。
 
記事は、歴史教科書の本文は各社大差ないが、フジサンケイグループ育鵬社は独自色を出しているとして、次のように書いています。
一方、育鵬社は「日本をもっと好きになる教科書を」「教育から日本を良くする」という明確な目的を掲げる。執筆者はこの方針に賛同する14人。伊藤隆・東大名誉教授を中心に、八木秀次・高崎経済大教授、渡部昇一・上智大名誉教授らが名を連ねる。
親会社の扶桑社は「新しい歴史教科書をつくる会」と共に教科書を出し、00年度と04年度の検定で合格したが、採択率は低迷した。そこで今回は「つくる会」と決別。他社版を研究し、編集部主導で一般書籍の編集手法を持ち込み、分かりやすさを狙ったという。
漫画調のイラストを満載し、章ごとに出来事を要約した絵巻や穴埋め形式のまとめを配置。人物紹介のコラムも多く、勉強が苦手な子の興味を引くあの手この手を凝らしている。
一方で全225ページのうち112ページを割いた近現代で「大東亜会議」に言及。「東京裁判」「昭和天皇」を大きくコラムで扱うなど、他社にない切り口が際だつ。
「扶桑社時代の旧版は『子どもに何を学んでほしいか』の主張が前面に出すぎ、どう学ぶかの工夫が少なかった。教材としての完成度を上げ、採択率を上げたい」と育鵬社の真部栄一教科書事業部長は話す。

さて、神奈川県教委が市町村の教科書採択の参考のために作った調査研究資料を以前紹介しました(★チャンドラ・ボースの名前を削除した自由社版教科書-記述検証〈11〉)。

 
神奈川県ゆかりの二宮尊徳翁が載っているのは育鵬社と自由社版だけです。しかし自由社版は二宮尊徳の事績の重要な部分を間違っています(p131)。
 

書き出しから間違っています。「二宮金次郎(のちの尊徳)は、1787(天明7)年、今の神奈川県小田原市近くの農家に生まれました」とありますが、尊徳が生まれたのは今の小田原市栢山(かやま)で、小田原市内です。「小田原市近く」ではありません。
 
尊徳の生家は小田原市栢山の誕生の地に復元され、→
隣には小田原市尊徳記念館があります。自由社は小田原市民を馬鹿にしているのでしょうか。
 
それから、「8キロ」とすべきところが「8キ口」(片仮名のロではなく漢字の口=くち)になっています。普通はあり得ない誤植です。この教科書は、自由が「白由」、自己が「白己」になっていると、以前お伝えしました(★東北の太平洋岸を水没させた「白由社」版教科書-記述検証〈8〉)。なぜこのようなことが起きたかというと、今回の版を作る際、現行版(平成22年度版)の電子データが使えず、ページをスキャナーで読み取ったため、こんなふざけた誤植になってしまったのです(普通はOCRの変換ミスを人間が直すのですが…。なぜ電子データが使えなかったかについてはいつかお伝えします)。
 
次にこれです。
 
 
えー? 「稲刈りで残った稲穂を拾って」??? 田植えで捨てられた苗を植えたんじゃなかったっけ?
 
富田高慶述『報徳記』より
某年出水の爲に用水堀流出し堀筋變化し古堀不用の地となるものあり。休日に之を開墾し邑民の棄苗を拾ひ集て植付けしに幸にして壹苞餘の實のりを得たり。

自由社版のように「稲刈りで残った稲穂を拾って」と珍説を展開している書物は一つも見つけることはできませんでした。
 
尊徳の生家近くには「捨苗栽培地跡」が残っています。小田原市教育委員会が建てた碑にはこう書かれてあります。

洪水の翌年、捨てられている植え残りの苗(捨苗)を植えつけるため、金次郎が耕したもので、秋にはここから籾1俵余の収穫を得ることができたという。

小田原市教委が作った冊子『二宮金次郎物語』にもこうあります。
この年17さいの夏の初め、道ばたに捨ててあった稲の苗をもったいないと思い、荒れた沼地に植えておいたところ、秋には1俵(60キロ)もの米がとれました。

 
自由社版歴史教科書は小田原市教委の公式見解と違うことを書いているのです。
 
育鵬社は「捨てられていた苗を荒れ地に植え」ときちんと書いています。二宮尊徳の事績を正しく記述しているのは育鵬社だけです。
 
実は自由社版の「稲刈りで残った稲穂を拾って」の記述は2年前に検定に合格した現行版にもあります。横浜市の8区の市立中の生徒は、神奈川の偉人について間違ったことを学んでいるのです。
 
この自由社版の記述は二宮尊徳ゆかりの神奈川県や栃木県はもちろん、全国の教育関係者が受け入れないでしょう。
  
(つづく)
 
※これまでの連載
 ★南京事件への疑問を削除した自由社版教科書-記述検証〈1〉
 ★秀吉の朝鮮出兵を「侵略」に戻した自由社版教科書-記述検証〈2〉
 ★梶山静六を梶山清六と書く自由社版教科書-記述検証〈3〉
 ★内村鑑三も新渡戸稲造も載っていない自由社版教科書-記述検証〈4〉
 ★魏志倭人伝への疑問を削除し、ありがたがる自由社版教科書-記述検証〈5〉
 ★東京書籍の年表を盗用した自由社版教科書-記述検証〈6〉
 ★靖国神社も水戸学も載っていない自由社版教科書-記述検証〈7〉
 ★東北の太平洋岸を水没させた「白由社」版教科書-記述検証〈8〉
 ★陸奥宗光を睦奥宗光!ここが違う自由社版教科書-記述検証〈9〉
 ★国旗・国歌法がただ1社載っていない自由社版教科書-記述検証〈10〉
 ★チャンドラ・ボースの名前を削除した自由社版教科書-記述検証〈11〉
 ★脳死臓器移植への疑問を書かない自由社版教科書-記述検証〈12〉
 ★そもそも扶桑社を盗用している自由社版教科書-記述検証〈13〉
 ★年表盗用市販本をHPから削除した自由社版教科書-記述検証〈14〉
     
育鵬社や自由社版の記述について情報を募集しています。
 project-justice@mail.goo.ne.jp
 
※自由社の現行版(平成22年度版)の記述については、こちらから順次ご覧ください。
 ★安重根を取り上げ志士と称える自由社版教科書-扶桑社版からの改悪<上>
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★年表盗用市販本をHPから削除した自由社版教科書-記述検証〈14〉

追記: 警告。当ブログに対する八つ当たりは一切お断りします。
 
「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)の中枢に近い人からの情報によりますと、自由社版中学校歴史教科書が東京書籍の年表を盗用した問題は自由社にかなり深刻な影響を与えています。
 
自由社はホームページから歴史教科書市販本の宣伝を削除しました「朝鮮侵略」だの「出兵」だのという間抜けなお詫びもなくなりました)。

 
藤岡信勝会長は朝日新聞に対して「夏にこの教科書が採択された後、来春の使用開始までに充実した年表につくり直す」と話しましたが、それは供給本(来春生徒に配られる教科書)のことであって、書店で売っている市販本はまた別の話です。盗用したことが分かっていて、謝罪までしている書籍を売り続けるなど商道徳、企業倫理の面からあってはならないことです。
 
店頭にはまだ歴史教科書の市販本がありますが、速やかに回収されるべきでしょう。
 
前回記事で触れましたが、「新しい歴史教科書をつくる会」幹部は有力会員に対し「東京書籍には謝罪した。訴えてこないので心配ない。これまで通り採択活動に取り組んでほしい」と話しています。複数の会員から当ブログに伝わってきました。
 
そこで当ブログでは東京書籍に対し「御社が『提訴しない』と言ったというのは本当でしょうか?」と質問文を送りました。それに対し本日(7日)午後6時半すぎ、回答が届きました。
 
回答によると、東京書籍は盗用問題への対応について「現在協議中」とのことです。自由社側に「提訴しない」などと伝えていません。「新しい歴史教科書をつくる会」幹部の吹聴は全くの虚偽です。会員の皆様は騙されないようご注意ください。
 
前回お伝えしましたが、当ブログに対して藤岡信勝氏を支持する人から「あれは盗用ではない。年表なんてどこでも同じだろ。お前なんか××するぞ」などと脅しめいたメールが何通も届いています。
 
しかし年表なんてどこでも同じでしょうか。年表は歴史教科書の命です。自虐教科書である東京書籍の年表の「このころ 採集や狩りによって生活する」から「1997 アイヌ文化振興法制定」までの200近い出来事を過不足なく丸写しし、「大和国家」を「大和朝廷」に、「太平洋戦争」を「大東亜戦争(太平洋戦争)」に変えただけで、「保守系教科書いっちょ上がり」でいいのでしょうか?
 
もう一度よく見比べてください。
 
★東京書籍の年表を盗用した自由社版教科書-記述検証〈6〉

  
(つづく)
 
※これまでの連載
 ★南京事件への疑問を削除した自由社版教科書-記述検証〈1〉
 ★秀吉の朝鮮出兵を「侵略」に戻した自由社版教科書-記述検証〈2〉
 ★梶山静六を梶山清六と書く自由社版教科書-記述検証〈3〉
 ★内村鑑三も新渡戸稲造も載っていない自由社版教科書-記述検証〈4〉
 ★魏志倭人伝への疑問を削除し、ありがたがる自由社版教科書-記述検証〈5〉
 ★東京書籍の年表を盗用した自由社版教科書-記述検証〈6〉
 ★靖国神社も水戸学も載っていない自由社版教科書-記述検証〈7〉
 ★東北の太平洋岸を水没させた「白由社」版教科書-記述検証〈8〉
 ★陸奥宗光を睦奥宗光!ここが違う自由社版教科書-記述検証〈9〉
 ★国旗・国歌法がただ1社載っていない自由社版教科書-記述検証〈10〉
 ★チャンドラ・ボースの名前を削除した自由社版教科書-記述検証〈11〉
 ★脳死臓器移植への疑問を書かない自由社版教科書-記述検証〈12〉
 ★そもそも扶桑社を盗用している自由社版教科書-記述検証〈13〉
    
育鵬社や自由社版の記述について情報を募集しています。
 project-justice@mail.goo.ne.jp
 
※自由社の現行版(平成22年度版)の記述については、こちらから順次ご覧ください。
 ★安重根を取り上げ志士と称える自由社版教科書-扶桑社版からの改悪<上>
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