お庭な出来事

since may 5 2005
庭で見えるもの・・・色々です

葉に隠れていたヒメナガカメムシ

2007年07月31日 | 虫など
一瞬ハエのような雰囲気をもっていますが、良く見るとカメムシです。
カメムシは、前足の付け根の肩の部分が大きく張っているのが普通なのですが、このカメムシはそういう形になっていません。また、透き通った羽根が、体の上で折りたたまれています。普通のカメムシは、甲虫のような背中をしているのですが、これは羽根が剥き出しになっています。

ここで雨宿りをしていたのでしょう。雨が止んだ空の様子を見ていたのでしょうか?

ヒメナガカメムシ Nysius plebeius
カメムシ目 カメムシ亜目 ナガカメムシ科
上の写真の位置からここまでは出てきました。
飛び降りるか、何か、目的があってのことでしょうが、悩んでいるのだろうか?

この日はこの後も結構な雷雨でした。葉の裏側にでも行ったかな?


雨後の庭の昆虫は、何故かハエ

2007年07月31日 | 虫など
今日はお花はちょっとヒトヤスミ。
昨日の雨の合間のお庭散歩で見つけたのは、水滴ばかりではなく、雨後の中での昆虫達。
と、言っても、可愛い昆虫(そもそも可愛い昆虫とはなんぞやという疑問もありますが)達というものでは無く、特に今回はハエばかりでした。

まず見つけたのは、菊の葉の上で休んでいた、マダラアシナガバエです。
  マダラアシナガバエ Sciapus neblosus
  ハエ目 短角亜目 アシナガバエ科 ヒゲナガアシナガバエ亜科
どう見てもハエですね。菊の葉の上でじっとしていました。


以前から良く見るハエです。ハエと知ったのは最近ですが・・・格好がちょっと違っていますよね。
それにしても、このハエ、結構見かけます。今年は多いような気がするんだけど。
  ツマグロキンバエ Stomorhina obsoleta
  ハエ目 短角亜目 クロバエ科 ツマグロキンバエ亜科
それにしても、何だかキモイ。

この口先がなんとも不気味な雰囲気。目に入っている線も独特です。


そして、こちらはセンチニクバエです。
 センチニクバエ Sarcophaga peregrina
 ハエ目 短角亜目 ニクバエ科 ニクバエ亜科
ハエらしいハエです。というか、ハエの代名詞のようなハエで、こいつのおかげでこの種族はみんな汚いと言われてしまいます。そう、汚いところが好きなハエなんです。
庭に来ないでクレー!!


カヤツリグサもあちこちで大きくなってきました

2007年07月31日 | その他もろもろ
イネ科の雑草も色々とあります。
その中の今回はカヤツリグサです。
カヤツリグサというのは、茎の上の方に葉が四方に出ているので、これで蚊帳を作るというような事から名がついたとか。
カヤツリグサは、本当に色々な種類があって、なんて言っても、「カヤツリグサ科」という風にグルーピグ出来るほどという事です。中には、こんな園芸種まで有って、雑草の仲間と思っていたら大間違いです。

でも、うちに有るのは、とっても身近な雑草です。
カヤツリグサ Cyperus microiria (カヤツリグサ科 カヤツリグサ属)

ここは、イヌホウズキと同じような場所に生えている奴です。


そして、こちらは全く庭の対象の場所に生えている、、生意気にも鉢植えになってしまっています。抜かないほうが悪いのですが。
今日の雨の合間に出た陽射しを浴びています。先端は花でしょうか?

こちらはその全体像。葉が横に出ていますね。
このカヤツリグサ、現在の所、庭で一番あると思います。もっと楽しい花が咲いてくれるんじゃないかと、ちょっと期待して抜かなかったのですが、全然意味無かったです。
一気に抜くのだ!


今日は本当に晴れ間はちょっとだけで、後はずっと雷雨。朝方まで続くとかです。
そんな晴れ間には下の写真のように、まだ、黒い雲が・・
この天気に中、飛行機は人を乗せてどこかへ飛んでいきました。
下の写真の中央ちょっと下に写っていますが。。見えるかな?(クリックで大きくなります。)たぶん、JAL機です。

大きくなってきたエノキグサ

2007年07月30日 | その他もろもろ
雑草の第二段は、エノキグサです。
いやぁ~、名前が解らなくて苦労しました。

この草は、カイドウの横に生えていて、いつも日があまりあたりません。なのでどうも写真を撮ってもぶれたりしてしまって。。
もう30~40cmくらいの大きさになっています。


エノキグサ(榎草):トウダイグサ科 エノキグサ属
学名:Acalypha australis 別名:アミガサソウ(編笠草)
日本全国からアジア大陸東部の温帯から亜熱帯に分布する一年草。
葉がエノキ(榎)に似ているところからつけられた名前らしいですが,エノキはニレ科なので本来の仲間ではありません。葉の付け根に穂状の雄花をつけ,その付け根に編み笠を裏返したような包葉(総苞)に包まれた雌花をつけるそうで、アミガサソウ(編笠草)という別名はこの包葉の形に由来するそうです。

茎は立ち上がり、有毛。葉の表面には立った毛が散生するが、秋の葉では目立ちにくい。葉の形にはこれといった特徴がないので、花が咲かないとわかりにくい植物の1つという記述があるように、解りにくいみたいです。。。言い訳

この草は良く見かけます。大きくなる前に普通なら抜いているのですが、今回はちょっとおおめに見てあげています。。けど、もうこれで抜きます。

雑草の中から、カンナがひょっこり

2007年07月30日 | 庭の草木の花
5月の末にソラマメに負けていたカンナを掘り上げてから早2ヶ月。
すっかり忘れていて、今はもう雑草たちの住処になってしまいました。雑草の記事の舞台になっています。
一昨年には、たくさんのカンナが咲いていたのですが、昨年の長雨ですっかり駄目になってしまいました。今年の冬場には、芽が出そうな株を植えていたのに、ソラマメにやられてしまって・・

今回葉が出てきたのは、過去の記事からコンテナカンナですね。葉が少し赤みが入っています。
普通のカンナはもう最盛期を過ぎた頃でしょうか。遅ればせながらのカンナ・・大丈夫かな。。

等と書いていますが、その周りのイネ科の雑草の数々・・・
抜かねばなりませんね。

雨後のバラの花

2007年07月30日 | 庭の草木の花
今日は朝から雷雨でした。夕方になって晴れてきましたが。
それまでは、大きな音はそれ程しませんでしたが、ゴロゴロと良く連続で鳴るもので。

そんな雨後の花の様子。
昨日には咲いていたのですが、撮影忘れてしまっていたバラのジュリアです。
4つ花は咲いていますが、一番最後の開ききっていないものにしました。ジュリアの花びらは水を吸ってしまって、透き通っています。


こちらはピンクのミニバラです。
左の水滴が大きく見えますが、実は花が小さいんです。


こちらは、毎日連続になりましたが、HTバラの夢です。
今日の夢は、雫付き。

上の写真の右側になりますが、まあるい雫が花びらに乗っている感じでした。
雫の中には、花が写っている・・・という、ありきたりの写真になってしまった。
でも、下の写真、右の2つの水滴が目玉に見立てて見ると、かわいい恐竜のような、何かの顔に見えてきませんか?

庭中にある、小さい花を咲かせる コニシキソウ

2007年07月30日 | その他もろもろ
雑草が続きます。

こちらは、春先からあちこちで生えてくる草です。
大きくなる前には抜いているつもりなのですが、全然繁殖が止まりません。この辺が雑草の強さなのでしょうが。

上から見ていると、丸い葉があるだけで、まぁ、大きくなってきたから抜いておこうかという感じで見ていたのですが、これをズームアップしてみると、花が咲いているでは無いですか。これは気付かない大きさですよね。

これであっという間に種が出来て飛ばされた日には、増殖するわけですねぇ。

コニシキソウ(小錦草)
Chamaesyce maculata (Euphorbia maculata;E.supina)
一年生広葉雑草/トウダイグサ科 生育期間:3~11月 草丈:10~30cm    

■生態
北アメリカ原産の一年草の帰化植物で、空き地、庭、道ばた、畑地などに広く生育し、茎は暗赤色で、上向きに白色の毛が生えていて、切ると白い乳汁が出る。7~10月に葉のわきに暗紅色でつぼ形の花を多数つける。同じ科に『ニシキソウ』というものがあるが、コニシキソウは葉の中央に黒斑がある。

錦草とか小錦草なんて、誰がつけたのでしょう?錦って一体なんなのか?と思ってしまいます。konishikiなんてのもいましたが・・・

雑草の成長が・・・ イヌビエ

2007年07月30日 | その他もろもろ
今日は朝からゴロゴロ雷が鳴り続けています。不安定な天気。

さて、このところの暑さにも関わらず庭で元気な雑草。
昭和天皇が、「雑草という名の草は無い」という言葉が残っています。
(色々な意味があるようですが、ここでは素直に受け止めて・・)

という事で、雑草も植えたわけでは無い草ですが、お庭の住人という事で見てみましょう。

このところ暫く放置している部分があって、そこに生えている草が花が咲きそうです。といっても、綺麗な花が咲くわけでも無いのです。あれよあれよと、随分と穂が大きくなりました。良く良く考えてみると、雑草という風に呼んでいる草は、ほとんど正確な名前が解っていません。ここではネットで調べた範囲での内容になります。

まずはこの草、多分、イヌビエです。
調べていて解ったのは、昆虫は**モドキなどという風に似た形のものを呼ぶことがあるのですが、食用等の有用な草に似たような形をしているけれども、役には立てることが出来ない草は、イヌ**と呼びのだそうです。
場所的に、乾いたところに生えているので、ヒメイヌビエと思われます。イヌビエ自体は、田んぼ等の湿地が多いようです。



学名 Echinochloa crus-galli var. praticola イネ科 イヌビエ属
詳細は、こちらにて

 

上の写真では、大分花が咲いてきています。
左の方は、まだ、穂が出始めたばかりで、穂が広がっていません。この状態から伸び初めて、上のような状態になるって事です。
蟻がきているところからは、何か甘いものが有るって事かな?このように虫が来て受粉されるのでしょうか。イネ科の花は米も含めてこんな風で、ちょっと興味深かったりする。

良くTVで見られるのは、DASH村なんかで、ビデオの早回しが流れたりしますね。

葉は、乾燥牧草として、ウサギ用に売られている中に混じっているという噂もあり、草食の動物を飼っている人には有用かもしれませんね。

雑草の世界・・・なかなか奥が深いです。

雑草と一言で言いますが、世間には、日本雑草学会とか雑草研究というのが有るんですね。またまた驚き。

天気の変わりやすい日

2007年07月29日 | 庭の草木の花
今日は午前中は雲が多かったものの、うす曇で時より陽射しがあって・・
気温もあっと言う間に30度を超えていたと思います。
なので、汗をかきながら、せっせと水やりを。
そして落ち着いていたら、いきなり雷雨。水やったのに・・
と、その後、また日が少し刺してきて、今はまた雨です。
明日も天気が不安定らしいです。

そんな今日のバラですが、ぼちぼちと咲いています。
まずは、ブラックティ。意外とコンスタントにさいています。1ヶ月ぶりくらいになるのでしょうか。少し色が薄くなってきたかな。


そして、アウグスタルイーゼの二番花。
といっても、一番花が長かったですから、一ヶ月ぶりくらいです。また、たくさんの蕾が出てきています。
シュートが長く伸びてしまったので、花が上の方に行ってしまいました。

ちょっと、見上げるような視線での撮影です。空が青いと、こんな風に見えるのでしょうが、今日の空色はグレーでした。
それにしても、枝が伸びてすっかり私の身長を超えていってしまっています。


最後に昨日に続き、夢の二番花の2つめ。
ちょっと喰われてしまっていますが、色合い的にはとっても良いです。

近所で花火や盆踊りがやっているようで、音が聞えてました。
急に雨が降ってきてしまって。。。たいへでしょうね。

イヌホオズキの花

2007年07月29日 | 庭の草木の花
夏は雑草の育ちが早いので、できるだけ毎週、撮影の時に気付いた時には雑草を抜くようにしています。雑草とひとくくりにしていますが、たくさんの種類があるものです。
で、形などであまり記憶にないものについては、暫く放置する事もあります。そんな、放置に入っていた草です。

これはイヌホオズキというらしいです。「犬○○」と付くのは,「○○には似ているが価値のないもの」の意味です。

花の感じが(特に花びらの雰囲気)がナスっぽい感じ。
もともと、葉の形がインパチェンスのように見えたので、抜かずに置いていたのですが、インパチェンスではないことが解った今、どうしようか思案中。

花が終わると、黒い実が出来るようなのですので、その時期まで放置するかどうかです。

高さ:30~60cm、葉は卵形で長さ:6~10cm、波形の鋸歯がある。花のつく枝は節の間からでて、4~10個の花をつける。花は6~7mmで白い。花が終わると柄は下を向き、7~10mmのつやのない熟すと黒い球形の果実をつける。花期は7~10月
学名は、Solanum nigrum、ナス科ナス属

ツルバラも二番花なのだろうか・・

2007年07月29日 | 庭の草木の花
夜になっても暑い・・でも、まだ梅雨明け宣言はされていない関東地方です。

こちらは5月に咲いたきりになっていたツルバラです。
ツルバラは、今までの記憶だと、春先の開花だけで、あとはひたすらシュートを伸ばしていくような気がしていたのですが。二番花が咲きました。
春の花に比べると、随分とピンク色になっています。色も結構変わるものですね。

かなりミニバラ風にさいていますけど・・・
フェンスに沿えている方のツルバラは全然咲く気配はありません。こちらで咲いているのは挿木で増えた鉢に植えてあるほうのバラです。

昨年までは、あまりバラに興味をもってなくて、ほとんど一番花しか見ていなかったので、もしかしたら昨年も咲いていたのかもしれませんが。
夏になって、栄養不足になっているせいか、花がどれも小さくなっています。昨年も同じだと思うから、きっと小さい花が咲いていたのでしょうが、気に止めていなかったのかもしれません。そういう意味では、今年は完全にバラの観察ブログになってしまっていますね。

やっと咲いた、夢「HT」の二番花

2007年07月28日 | 庭の草木の花
このところ暑い日が続いています。
今週は、朝方の撮影する余裕も無く、一週間何も書かずに過ぎてしまいました。
その間には、アブラカダブラが咲いたり、ジェミニが咲いたり・・と、あっという間に終わってしまっています。

5月に咲いたきりの夢[HT]
なかなか次が咲かなくて、すっかり花を忘れてしまっていました。
やっと、今日、久しぶりに花を咲かせました。

お~、こんな色だったか~
と言うのが、正直な感想ですが。
今日は天気良く、陽射しも強く。


夏のせいか、寄って花びらを見ていると、何だか波のように見えてきたりします。
色が全然ちがうんですけどねぇ~

赤いベゴニアも咲いていました

2007年07月24日 | 庭の草木の花
今日は久しぶりの快晴。
意外と風が涼しくて、外を歩いていてもそれほど苦になりませんでした。

ピンクから咲き始めた、半分雑草化しているベゴニアです。かなり、増えてきました。他の雑草と競争していると言えるくらいあります。
で、他の色はというと、うちには後は赤しか咲かないのですが・・・
もう既に咲いています。気付かなかった。。わけではないのですが、低いので雨が降ると撮影するのがちょっと嫌で・・


ピンクの花もたくさん咲いています。早い奴は、既に種も出来始めていますし。

写真は日曜日のものです。ピンクの花に雫がついています・・

たくさんの雫を付けたバラ達

2007年07月22日 | 庭の草木の花
雨の後のバラは、黄色いバラにフォーカスしてみましたが、他にも咲いているんです。

まずはジェミニ。
カサブランカの陰になってしまっていますが、さりげなく咲いています。


こちらは花かがり。いくつかの蕾も出ています。この花は最初に咲き始めた奴。
だいぶ開いてしまっていますが、横からだったら良いでしょう。


そして芳純。


何故か不思議と、ポツンと一つだけ水滴が大きくなっていました。
花の上にまあるい水滴がレンズになって、花の中心部分を映し出しています。
↓クリックすると大きくなるので、良く覗いてみてください。

雨で下向くトゥルーズロートレック

2007年07月22日 | 庭の草木の花
先ほどの水滴撮影のモデルにもなったバラ、トゥルーズロートレックです。
部分的な写真は、先ほどの写真でおわかりの通り?解らないですよね。

花はこんな風に咲いています。
雨水が溜まってしまったせいか、上を向いて咲き始めたのですが、すっかり下を向いてしまいました。下を向いている割には、雫が良くついていましたが。
花は小さくなったけど、花びらの数はいつも通り多いです。


こちらは咲き始めのもう一つの花です。
開き始めなので水も溜まらず、下を向くようなことになっていません。


このところ赤系の花ばかりだったせいもあってか、久しぶりの黄色い花が良いですね~