美味しくて油控え目の中華料理が食べたくなり、仙台のホテル内の中華料理店を探しましたが、意外とないのですね。
評判が良かった、仙台国際ホテル「翠林」さんを予約しました。
空いていれば、4名から個室が利用できます。(個室料金なし)
扉が閉まる個室なので、ゆっくり会話を楽しみながら食事できました。
紹興貴酒10年(5616円)をぬる癇でオーダーすると、瓶ごと温められました。
私がこのお店を選んだ一番のメニューは「なまこの四川煮込みS」(3240円)
ナマコはプルプルしていていましたが、食感が柔すぎでした。
横浜の中華街で頂いていたナマコの料理とは、かなり違っていました。
四川の辛さもあまり感じず、期待が高まっていただけに、少し残念。
「牛肉のレタス包みS」(2916円)と「鶏肉のカシューナッツ炒めS」(2160円)
このメニューから、頼んでいないのに、店員さんが大皿に盛りつけた料理を扉付近でさらりと見せて、すばやく扉を閉めて行ってしまう。
そうして4つの小皿に取り分けられて、テーブルに運ばれてきます。
「牛肉のレタス包みS」は山盛りレタスと大皿を見せられたのに、取り分けられたお皿にはレタスがひとり1枚になってる!
でも味付けはとても美味でした。
牛肉にたくさんのナッツ類と炒めてあって、いろんな食味があります。
「鶏肉のカシューナッツ炒めS」も余分な油がなくて、上品な味わいでした。
味付けも良いです。
「海鮮おこげR」(3888円)
このメニューも、扉のあたりで、おこげが入った石鍋に具材の沢山入った餡をかけ「ジューッ」という音を聞かせると、すぐに店員さんが扉を閉めて行ってしまいました。
皆均等に取り分けられると、沢山食べたい人はつまらないですよね。
頼んでしてもらっているわけでもないのに、大皿料理を見せ、こちらが声をかけるタイミングもなく素早く行ってしまうのです。
そして取り分けられたものは、大皿で見た時より少なくなっている気がします。
不審・・・。
「フカヒレごはんセット」(3780円)
このメニューはお得でした(下:スープ・サラダ・飲茶2個・杏仁豆腐含む)
フカヒレにコシがあって、餡も上品な味付けでした。
「麻婆豆腐S」(2052円)
このお店の看板メニューで、夜しか食べることができないメニューです。
山椒のしびれる辛さとスパイスの辛みに刺激があり、パンチの効いた美味しさでした。
「リンゴとベーコンのチャーハン」(1188円)
リンゴは青森のフジを使っているそうで、シャキシャキ感と甘みがあって、不思議な味わいでした。
今度この店に来る時は、最初から「とりわけ不要」とお断りをいれておくようにしたいと思います。
折角の円卓が目の前にあるのだから、ぐるぐる回して、自分の好きな分を取り分けたいですよねぇ~。
ご馳走様でした!
*料金表示(10%サービス料・消費税8%含む)
■仙台国際ホテル 翠林
住所 宮城県仙台市青葉区中央4-6-1
TEL 022-268-1111