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山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

草津温泉外湯めぐり

2011年10月14日 | 温泉

 草津温泉の18か所ほどの外湯(公衆浴場)は、なんと無料で使わせていただけるんです。

温泉街をぶらぶらしていると、外湯を発見!

 「関の湯」

三角形をしたとても小さな浴槽ですが、誰もいなかったので入浴してみることにしました。

 独り占めなんんてドキドキです♪

ほんわりと硫黄の香りがして、とても柔らかな湯ざわりです。

とても新鮮なお湯でした。

とても良いお湯に満足していると、次客がいらしたので、上がることにします。

草津温泉の名物、湯畑。

 湯畑周辺では、たくさんの人であふれていました。

 お湯もたくさん溢れています。

私にとって草津温泉は、中学の修学旅行で2泊3日した思い出の場所です。

たまたま温泉好きの先生方が集まって、旅行先は草津に決定した、そんな時代もあったのですよね。

あの時バスから見た湯畑は、もっと轟々としていた印象があり、また匂いもゆで卵のような強烈な臭気がしていたような記憶があります。

私の記憶のなかでは、草津温泉はもっと鄙びた印象の場所でした。

湯畑の近くで見つけた「千代の湯」。

湯小屋の前では、お水も湧き出ていました。

 この外湯では、予約制で「時間湯」もできるそうです。

「時間湯」とは、源泉100%の沸き立ての温泉をそのままの形で取り入れて、湯もみ(六尺から七尺の長板でかき回して温度を下げ成分を均一化、柔らかな湯にする)をして入湯する伝統的な入浴法なのだそうです。
 様々な症状に効能があるといわれていますが、時間湯では、源泉近くから成分の濃いお湯を取り入れて入浴するだけでなく、蒸し、足湯等の組み合わせによって、リハビリや様々な体質改善に効果が期待できるとか。

 こちらの外湯は、ジワリジワリと浸透し、体がポカポカになります。

「煮川の湯」は、この入口をはいると階段があり、地下に浴槽がありますが、とても混んでいたので、今回は入浴は断念しました。

この近くに「大滝の湯」(有料)があり、サウナなどもあるそうです。

 さて、お地蔵様に手を合わせ祈願したあとは・・・

 「地蔵の湯」へ入湯。

 こんなにいっぱい、お湯が沸いているんです!

「地蔵の湯」は木の香りがする新しい施設です。

湯口から溢れるお湯がとても熱いので、むやみに手を出すのは注意した方がよいです。

とても人気のある外湯ですので、上がり湯には私はあまりおすすめしません。

 

行基や源頼朝ゆかりの「光泉寺」。

さて、こうして草津温泉の外湯めぐりは終わりますが、本当にお湯が素晴らしくて、名残惜しいです。

次は時間を作って、ゆったりと外湯巡りを楽しんでみたいものです。


あおやま

2011年10月11日 | 蕎麦

草津温泉の湯畑から、歩いて少しの手打ち蕎麦屋さんに行ってみました。

「あおやま」さん。

暖簾の向こうは階段になっています。

お店は2階。

調度お昼時だったので、階段の下の長椅子に腰掛けて、呼ばれるのを待ちました。

お店の前には、メニューボードがあります。「どれにしようかなぁ~」

店員さんに呼ばれ階段を上がると、店内はテーブル席の、想像以上にこぢんんまりしたお店でした。

このお店の舞茸の天婦羅が美味との情報の口コミにより、天婦羅セット(1400円)にしました。

サクンとして柔らかく軽い衣で、お野菜の甘味も活かされた天婦羅。

蕎麦と合わせてももったりと重くないので、蕎麦の旨味と天婦羅の食感の両方が十分に味わえます。

肝心なお蕎麦は見た目には盛りが少ないという印象でしたが、やや硬めの打ち方でやんわりと蕎麦の風味もありました。

つゆはカツオの旨味のありつつ、爽やかな味わい。

山形に見られるような田舎蕎麦とは違い、のど越しでさっぱりと味わう蕎麦。

だからこそ、蕎麦にプラスのメニューが多いのも納得できる気がしました。

相方は、天丼のセットメニュー(1000円)

天婦羅が、甘い汁を吸いこんでふわりとした天丼でした。

 

■あおやま

住所 群馬県吾妻郡草津町草津497-1

営業時間 11:00~15:00(月~金)

             11:00~15:00/18:00~22:00(土・日・祝)

店休日 不定

 

 

 


尻焼温泉 川の湯

2011年10月10日 | 温泉

 群馬県吾妻郡中之条六号地区の長笹川沿いには、川底から温泉が湧きだすワイルドな野天風呂があります。

無料の駐車場からとぼとぼと川に向かって歩くと、やがて旅館が見えてきます。

三軒の温泉宿がある「尻焼温泉」は、平家の落人によって発見されたとも。

寛永年間の地図には、確かに温泉名が記されていたとか。

名前の由来は、川底から湧出している温泉で温められた石に腰を下ろして痔を治した、尻を焼いたことが名前の由来とされているそうです。

本当に、この川とともに自然があふれています。

この先に見えるのが、川を堰き止めて作った巨大な露天「川の湯」。

その横には、湯小屋もあります。

(こんな静かな場所なのに、思いのほかたくさんの人が入浴していましたので、写真は差し控えます)

 

その辺で脱いで、その辺に荷物を置く。

水着入浴はここでは、それがごく当たり前の温泉作法。

地底から湧く温泉のボコボコ感を足湯で感じながら、好奇心系温泉好きの心が疼きました。

 

 

 

 

 


アンナガーデン

2011年10月04日 | ドライブ

土湯温泉方面に向かう途中、今までずっと気になっていた「アンナガーデン」を訪ねてみました。

「聖アンナ教会」は、その日、結婚式がとりおこなわれるとあって・・・

静寂な雰囲気の中に、お花の素敵な香りが漂っていました。

アンナガーデン内の地ビール園の向こうの山の岳が光を帯びて、それはそれは自然の美溢れる景色でした。

この頃の穏やかな日差しのなかで、美味しい地ビールを味わってみたいものですが・・・

この頃の急激な肌寒さに、地ビールの誘惑も・・・

 

さらに、福島が元気なくなっていく虚しさが込み上げます。

福島の青い空を眺めているうち、ふと高村光太郎の「生命の大河」という詩が心をよぎりました。

 

昨今、まるで凍てついた涙のように、東北の山岳部では例年にないくらいの初冠雪の記録。

地震、津波、原発、その影響で変わってしまった日本の豊かさ、文化、自然・・・

取り戻しができない本当に大事なものが何なんだろうと?

考える先に何があるのか今はわからなくても、考えてみたり疑問を覚えたりするのは、自分の生まれし権利として、ありなんだと私は思います。


野地温泉ホテル

2011年10月03日 | 温泉

福島県土湯温泉をさらに西に進むと、標高1,200メートルに野地温泉ホテルがあります。

私にとって、いつか宿泊してみたい宿のひとつとして、その日がくるのを楽しみにしていた宿でもあります。

今回は初めて、日帰り入浴で利用させていただきました。

日帰り入浴専用の入口から、フロントへ。(入浴料800円/人)

多様な雰囲気の浴槽があるのが特徴の「野地温泉ホテル」。

時間帯が細やかに管理されていて、日帰りのみならず、宿泊してもいろいろなお風呂に入ってリフレッシュできそうです。

まずは、「天狗の湯」。

内湯には、白濁したやわらかな湯ざわりの温泉がなみなみと溢れています。

天狗様の見守る露天風呂。

温泉の神様もまつられています。

山の新鮮な空気が優しく渡る、とても開放的な露天風呂です。

同じ露天風呂でも、鬼面山の自然に囲まれ、プチワイルドな露天風呂は「鬼面の湯」。

女性専用の「羽衣の湯」は、シャンプー類も整えられ、上がり湯としてもおすすめの浴槽です。

岩づくりの露天の温泉からは・・・

野地温泉の大地パワーともいえる、噴煙を見ることができます。

この「千寿の湯」は、男女入れ替え制で利用できます。

仕切りごとに温度が、あつめからぬるめと変化があり、自分好みの湯温でまったりするのも良いでしょう。

湯涼みのためのソファーや椅子も充実し、時間帯によっては無料の休憩場もありますが、やはりなんといってもゆっくりと、次回は絶対に宿泊で満喫したいお宿でした。

■野地温泉ホテル 

福島県福島市土湯温泉町字土湯1

TEL 0242-64-3031

●泉質/単純硫黄水素泉(45度~89度)